2月6日 記念日 その1 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

西暦(グレゴリオ暦)AD2024年 令和6年 平成36年  
昭和99年 大正113年 明治157年 皇紀2684年 干支 甲辰(きのえ たつ)
第1火曜日 旧暦 12月27日、友引(庚子)、月齢 25.6    
グレゴリオ暦で年始から37日目、年末まであと329日。
誕生花 ハマベンケイソウ・アブラナ・イワレンゲ・スミレ(黄)・クロッカス(黄)。

海苔の日。
1966(昭和41)年、千葉県市川市田尻に事務所を置く、海苔等の漁業者によって組織された協同組合の連合会、全国海苔貝類漁業協同組合連合会が制定した、海苔の需要拡大を目指したPRデー。701(大宝元)年に制定された中国式の法典で、日本最古の成文法典である律令法の大宝律令で、29種類の海産物が租税として納められ、海苔がその1つとして表記されており、翌702(大宝2)の律令施行日が1月1日で、新暦に換算した2月6日を「海苔の日」とした。また、この頃に海苔の生産は最盛期を迎える。海苔は、紅藻・緑藻・シアノバクテリア(藍藻)等を含む、食用とする藻類の総称である。日本では、古く「紫菜」や「神仙菜」であったが、食品として、それら藻類を加工した「生海苔」や「板海苔」等が食されており、握り寿司を中心とした、江戸の郷土料理である江戸前寿司等で重要な材料となっている。日本語の「ノリ」はヌラ(ぬるぬるするの意)を語源としており、水中の岩石に苔のように着生する藻類全般を表わす語でもあるが、広義には食用とする藻類の総称である。平安末期には 「甘海苔」といい、藻類の一種であるアマノリを板海苔に成形した「浅草海苔」として広まった。海苔は、たんぱく質、食物繊維、ビタミン、カルシウム、EPA、タウリン、ベーターカロテン、アミノ酸等が豊富に含まれており、栄養に富んでいる。日本の他、中国、韓国、イギリス、ニュージーランドで養殖もされている。海苔の種類としては、生海苔の他、板海苔、切海苔、刻海苔、味付海苔等がある。海苔は、日本人にとって身近な海産物の1つであり、食品としての「海苔」は漉いて紙状に乾燥させた板海苔を利用することが多い。乾燥させない海苔は、生海苔とも呼ばれる。710(和銅3)年に遷都した平城京には、海草類を売る「にぎめだな」(和布店)、海苔や昆布を佃煮のように加工したものを売る「もはだな」(藻葉店)という市場も存在した。江戸時代の品川(現在の東京都品川区品川地域)沖は、江戸前海苔(品川海苔)の産地であった。江戸前寿司(握り寿司を中心とした、江戸の郷土料理)に利用されたかは定かではないが、煎餅に海苔を巻いた海苔巻き煎餅は「品川巻」と呼ばれ、古くから名物となっている。海苔は、現在では寿司(海苔巻き、軍艦巻き)、おにぎり、磯辺餅、ふりかけ、ラーメンの具等に使われるが、古くは天然のものを採るだけであった。江戸時代になると養殖技術が確立し、東京湾で採れた海苔(紫菜)を和紙の製紙技術を用いて紙状に加工するようになって「浅草海苔」となり、現在市販されている板海苔が完成する。なお、お茶メーカーが海苔も扱うことが多いが、これは、両者がいずれも湿気に弱い製品であることから、製品の湿度管理のノウハウを両者に応用できることに由来する。海苔が使われている食品に「磯辺餅」があるが、海苔の産地にも「磯辺」「石部」「磯部」「石辺」(いずれも「いそべ」と読む)等の地名を見ることができる。海苔の主な産地は、宮城県、千葉県、伊勢湾地方、瀬戸内海各地、九州各地等である。岩場に自生している天然の海苔は、岩海苔という。岩海苔は、島根県等日本海側を中心に採取されている。第二次世界大戦後、イギリスの藻類学者であるキャスリーン・メアリー・ドリュー=ベーカーが、海苔の生殖を解明した。それを親交のあった藻類学者、瀬川宗吉に手紙で知らせ、それをヒントに瀬川宗吉や熊本県水産試験場の技師、太田扶桑男らは研究を進め、1953(昭和28)年頃までに、海苔の人工養殖を完成させた。日本国外では、板海苔を見てカーボン紙(書類の間に挟み複写を行なうために用いる感圧紙)を連想する人も多く、また「歯の裏にくっつく」、「紙を食べているよう」と嫌がることがある。この理由により、海外の巻き寿司はカリフォルニア巻き(アメリカの巻き寿司の一種で、カニ風味かまぼこ、若しくは、茹でたカニの脚身、アボカド、マヨネーズ、白ゴマ等を、手巻き、又は、裏巻きにしたもの)等のように、米が外側で海苔が内側にあることが多い。なお、1月31日から2月6日までは、同じ全国海苔貝類漁業協同組合連合会が実施している「海苔ウィーク」とされ、売上金を漁船海難遺児育英会に寄付するチャリティーセール等が行なわれる。  
ブログの日。 
インターネット上のサービスの1つであるブログの普及を目的に、東京都渋谷区道玄坂に本社を置き、「Amebaブログ」関連事業とインターネット広告代理店事業を主に手掛ける企業、株式会社サイバーエージェントが制定した日。ブログを開設して、ブログを楽しむ日にしようと、サイバーエージェントが運営する「Amebaブログ」では、ブログを楽しむイベント等を行なう。日付は、2月6日の「2」と「6」で、「ブ(2)ロ(6)グ」の語呂合わせから。ブログは、狭義にはWorld Wide Web上のウェブページのURLと共に、覚え書きや論評等を加え、ログ(記録)しているウェブサイトの一種である。「WebをLogする」という意味で、「Weblog(ウェブログ)」と名付けられ、それが略されて「Blog(ブログ)」と呼ばれるようになった。作者の個人的な体験や日記、特定のトピック(話題)に関する必ずしもウェブ(インターネット上で標準的に用いられて いる、文書の公開・閲覧システム)に限定されない話題等のような、時系列で比較的頻繁に記録される情報についてのウェブサイト全般を含めて、ブログと呼称する。このような、ウェブサイトの作成機能を提供するソフトウェアやサービス等を指して呼ぶ場合もある。ウェブサイトとしての体裁は、主として管理者が記事を投稿する私的ニュースサイト、或いは公開日記である。レンタルのものには、パソコン以外に携帯電話等、モバイル通信端末のインターネット機能を用い、外出先等からの手軽な更新が可能な仕様のものも多い。それぞれの項目にはタイトルの付与が可能で、時間軸やカテゴリで投稿を整理、分類する構造となっている。用途は幅広く、個人の日記的なものから、手軽な意見表明の場として、時事問題等について論説するものがある。また、企業やクリエイター集団が、対外的な活動日誌等という位置付けで、自社公式サイト内でブログを公開していることも多い。ブログの執筆者は、ブロガー(Blogger)と呼ばれる。ブログは、2002(平成14)年頃から急速に普及し、個人の他、人気タレントや政治家、その他著名人等によっても作成されるようになった。日本におけるブログは、各ブログの投稿数が多いことを特徴としており、その結果として、2006(平成18)年の第4四半期には、全世界のブログ投稿の約37%を日本語によるものが占め、英語や中国語を上回る第1位となっていた。ブログのページ上に配置し、そのブログに関する情報等のコンテンツを表示することができる部品(パーツ)をブログパーツというが、これは和製英語である。また、ブログツール、ブログアクセサリー、ブログシール、(ブログ)プラグイン、ウィジェット、ガジェット等とも呼ばれる。ブログの機能性やデザイン性を向上させることが主な目的で、これらのパーツを利用することにより、ブログが文字だけではない、ビジュアルも加味したものとなる。企業が提供するブログサービス等で組込みとして存在する他、有償、又は無償でブログパーツを提供しているサイトが幾つかある。ブログパーツには、アクセスカウンタ(あるウェブページにどれだけのアクセスがあったか、という情報を記録・表示するために用いられるプログラム)や、時計、カレンダー、ブックマーク(ウェブブラウザに任意のウェブサイトのURLを登録する機能)等がある。