2月3日 記念日 その1 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
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柴犬ハルがお伝えします

西暦(グレゴリオ暦)AD2024年 令和6年 平成36年 
昭和99年 大正113年 明治157年 皇紀2684年 干支 甲辰(きのえ たつ)
第1土曜日 旧暦 12月24日、大安(丁酉)、月齢 22.6  
グレゴリオ暦で年始から34日目、年末まであと332日。
誕生花 セツブンソウ・タネツケバナ・椿・椿(赤)。

 

二十四節気・雑節等 
節分。
雑節。立春の前日。雑節の1つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは、「季節を分ける」ことをも意味している。特に、江戸時代以降は、立春(毎年2月4日頃)の前日を指す場合が多い。この場合、節切月日の大晦日に当たり、「鬼やらい」の行事が行なわれ、「節分の豆まき」として現在にも伝わっている。なお、節切とは、二十四節気の「節で区切ること」である。二十四節気では、太陽黄経が30の倍数であるもの(春分・穀雨等)を「中(中気)」、そうでないもの(清明・立夏等)を「節(正節、節気)」と称し、この内の「節」を使って1年を分割すると、12の区間に分けることができるので、この12の区分それぞれを1月と考え、これを「節月(せつげつ)」と呼ぶ。12節月で1年を表わせるので、これも一種の暦と考えることができ、これを「節切の暦」等と呼ぶ場合がある。日本において、占いや年中行事を記す暦注の中で節切りによるものがよく使われ、また、季語の分類も主として節切りで行なわれている。節月では、正月節(立春)から2月節(啓蟄)までが正月、2月節(啓蟄)から3月節(清明)までが2月、3月節(清明)から4月節(立夏)までが3月というようになり、立春から立夏までが春、立夏から立秋までが夏、立秋から立冬までが秋、立冬から立春までが冬というように定められる。季節の変わり目には邪気が生じると考えられていたため、それを追払う意味もある。大寒の最後の日であるため、寒さはこの日がピークである。一般的には、「福は内、鬼は外」と声を出しながら福豆(炒り大豆)を撒いて、年齢の数だけ(若しくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行なう。また、邪気除けの柊鰯(ひいらぎいわし)等を飾る。柊鰯とは、節分に魔除けとして使われる、古くから邪鬼の侵入を防ぐと信じられ、庭木に使われてきた柊の小枝と、鬼は七輪で鰯を焼く煙と臭気を恐れると言われることから、焼いた鰯の頭、或いはそれを門口に挿したものである。邪気を追払うために、節分には古くから豆撒きの行事が執り行なわれている。平安時代前期の第59代天皇、宇多天皇の時代に、鞍馬山(現在の京都市左京区に所在する、霊山として知られ、密教による山岳修験の場として栄えた山)の鬼が出て来て都を荒らすのを、祈祷をし鬼の穴を封じて、三石三升(約500リットルから約550リットル程度)の炒り豆(大豆)で鬼の目を打潰し、災厄を逃れたという故事伝説が始まりと言われる。豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、又は語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投付けて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追払い、一年の無病息災を願うという意味合いがある。近年、節分の時期になると、多くのスーパーマーケット等では節分に因んだコーナーが設けられ、その中で福豆(ふくまめ)として売られている。小学校では、5年生が年男・年女に当たる。そのため、5年生が中心となって豆まきの行事を行なっているところも多い。また、相撲力士を招いて(醜・しこ・四股を踏む[力士が土俵の上で片足を高く揚げ、強く地を踏む所作]ことにより、凶悪な鬼を踏付け鎮める悪魔祓いをする)豆撒きをする社寺もある。
下弦。
半月。月と太陽の黄経差が270°となる日。

のり巻きの日。
1987(昭和62)年、千葉県市川市田尻に事務所を置く、海苔等の漁業者によって組織された協同組合の連合会、全国海苔貝類漁業協同組合連合会が制定した。「恵方巻」用の海苔に因んだもので、節分の夜に、恵方に向かい太巻きを食べると幸福になる、という言伝えからこの日が生まれた。太巻きは、1人で1本食べ切るまで誰とも話してはいけない、ともされる。その年の恵方は、西暦年の末尾1桁が、0、5なら西南西、1、3、6、8なら南南東、2、7なら北北西、4、9なら東北東となる。「恵方巻」は、節分に食べると縁起が良いとされる「太巻き(巻き寿司)」や、その太巻きを食べる行為のことで、「恵方巻」の名称は、1998(平成10)年にコンビニエンスストアのセブン-イレブンが全国発売に当たり、商品名に採用したことによる、とされている。それ以前は「丸かぶり寿司」等と呼ばれており、「恵方巻」と呼ばれていたとする文献等は見付かっていないという。太巻きには、7種類の具材を使うとされる。その数は、商売繁盛や無病息災を願って七福神に因んだもので、福を巻込むと意味付けされる。別の解釈もあり、太巻きを逃げた鬼が忘れていった金棒(鬼の金棒)に見立てて、鬼退治と捉える説もある。具材は、特定の7種の素材が決まっている訳ではない。代表例として、かんぴょう、キュウリ(レタス、かいわれ)、シイタケ煮、伊達巻(だし巻、厚焼き卵)、ウナギ(アナゴ)、桜でんぶ(おぼろ)等が用いられる。また、大正時代から昭和時代初期には漬物が度々挙げられた。他にも、焼き紅鮭、かまぼこ(カニ風味かまぼこ)、高野豆腐、しそ(大葉)、三つ葉(ほうれん草)、しょうが、菜の花、ニンジン等が使われることがある。2000年代以降では、サーモン、イクラ、イカ、エビ、まぐろ(ネギトロ・漬けマグロ)等を使い、「海鮮恵方巻」と称して店頭で売られていることもある。このイベントが活発化したきっかけは、関係業界の販売促進活動である。大阪では、節分の時期に漬け上がる新香巻(沢庵漬けを芯にして細巻きにしたのり巻き)を使ったのり巻きを、恵方に向かって食べる風習があり、大正時代から昭和時代初期には、一部地域で定着して風習化されており、寿司業界がそれを利用して、古くからの伝統である、という触込みで販売促進活動をした。第二次世界大戦後に一旦廃れたが、土用の丑の日に鰻を食べる習慣に対抗する販売促進手段として、「節分の丸かぶり寿司」風習の復活が画策される。1973(昭和48)年から大阪海苔問屋協同組合が作製したポスターを寿司屋が共同で店頭に貼り出し、のりを使用する太巻きを「幸運巻ずし」として販促キャンペーンが展開された。1974(昭和49)年には、大阪市で海苔店経営者らが、のりの需要拡大を狙いとして、節分のイベントで「巻き寿司早食い競争」を始めたこと、1977(昭和52)年に大阪海苔問屋協同組合が大阪市南区(現在の大阪市中央区)道頓堀で行なった海苔の販売促進行事、そのイベントであった「巻き寿司早食い競争」がマスコミに取上げられたこと、関西厚焼工業組合も同時期頃に宣伝活動を開始したこと、等が契機となって、徐々に知名度が上がっていった。商業的に売上げの落ちる1月後半から2月初旬の販売イベントとして、主にコンビニエンスストアを中心とし、スーパーマーケット等の店舗で日本各地で展開されて、急速に普及した。節分に関係の深い食材である豆やイワシに比べ、恵方巻は様々なアレンジが可能であることから、新たな商品開発が行なわれ、和菓子や洋菓子、パン等、本来の太巻きとは全く関係が無い食べ物にも、恵方巻を模した商品が各種展開されている。
巻寿司の日。
節分は雑節の1つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。立春から立夏までが春、立夏から立秋までが夏、立秋から立冬までが秋、立冬から立春までが冬、というように定められる。季節の変わり目には、邪気が生じると考えられていたため、それを追払う意味もある。まさに、季節を分けるその日に、巻寿司を丸かぶりすると幸福が訪れる、と言われていることから、広島市西区商工センターに本社を置き、巻寿司の材料となる玉子焼、味付干瓢等を製造販売する食品加工会社、株式会社あじかんが制定。巻寿司は、一般的には、巻き簾上の海苔に酢飯を広げてその上に具(巻芯)を乗せて巻いた日本の料理を指し、太さの違いによって「細巻」「中巻」「太巻」と各々違う呼び名がある。歴史的に「太巻き」を標準とする地域と、「細巻き」を主流とする地域が存在するため名称の区別がなく、それら全てを「巻き寿司」と呼んでいる。具材の芯を海苔や酢飯で巻くことによって、迅速かつ大量に巻き寿司を生産できるようになっている。 
鬼除け鬼まんじゅうの日。
岐阜県瑞浪市薬師町に所在する和菓子店「美濃廣庵 満開堂」が制定。「美濃廣庵 満開堂」で人気の和菓子「鬼まんじゅう」は、岐阜県、愛知県を中心に、中部地方のソウルフードと呼ばれている。鬼の金棒のように表面がゴツゴツしているこの「鬼まんじゅう」を全国の人々に知ってもらうことが目的。日付は、寒さがピークを迎える頃の節分の日の昼間に、温かい蒸したての「鬼まんじゅう」を食べて、鬼が現れる夜までに厄除けをしてもらいたい、との思いから節分の日に。「鬼まんじゅう」の名前の由来には諸説あるが、「鬼まんじゅう」の中にゴロゴロと入っている芋のゴツゴツした感じが、鬼の持つ金棒をイメージさせることから、その名前が付いたとする説が有力である。
不眠の日。 
日本人の約53%が、何らかの不眠症状を持っていると言われる。しかし、その中の多くの人が、対処方法や改善手段の正しい知識を有していないことから、東京都新宿区西新宿に本社を置く、睡眠改善薬等を手掛ける、一般用医薬品(医師による処方箋を必要とせずに購入できる医薬品のことで、市販薬、家庭用医薬品、大衆薬、売薬等とも呼ばれる他、カウンター越し[英語: over the counter]に売買されることから、OTC医薬品とも呼ばれる)の製造販売を専門とする医薬品メーカー、エスエス製薬株式会社が制定。不眠の改善について適切な情報発信を行なう。日付は、2月3日の「2」と「3」で、「不眠(ふ[2]み[3]ん)」と読む語呂合わせから。また、不眠の症状は1年中起こるので、毎月23日も「不眠の日」とした。エスエス製薬株式会社が発売している睡眠改善薬「ドリエル」は、寝つきが悪い、眠りが浅いといった、一時的な不眠症状の緩和に効果があり、薬局やドラッグストアで購入することができる。不眠症とは、必要に応じて入眠や眠り続けることができない睡眠障害(人や動物における、睡眠の規則での医学的な障害)である。それが持続し、臨床的に著しい苦痛、又は社会的、職業的、或いは、他の重要な領域における機能の障害を引起こしている場合に精神障害となる。不眠症は、入眠や睡眠持続が難しかったり、睡眠の質が悪いといったことが続いているという特徴を持つ、幾つかの医学的な兆候と症状を伴なう医学的、精神医学的な障害であると考えられている。不眠症では、一般的に起床中の機能障害が続いている。不眠症はどの年齢でも起きるが、女性と高齢者ではより一般的であり、特に、顕著なのは高齢者である。
乳酸菌の日。 
毎月23日の「乳酸菌の日」と共に、1年の中でシンボル的な日として、愛知県名古屋市中区錦に本社を置く、飲料、食品、調味料の大手総合メーカー、カゴメ株式会社が制定。体に良い乳酸菌を活用した商品をアピールする日、としている。日付は、2月3日の「2」と「3」で、「乳酸(に[2、二]ゅうさん[3、三])」の語呂合わせから。カゴメ株式会社は、乳酸菌飲料である「植物性乳酸菌ラブレ」を製造・販売している。体に良い乳酸菌の中でも、ラブレ菌KB290株は、腸での生命力が強い「植物性」の優れた乳酸菌とされ、砂糖不使用で、スッキリおいしく、毎日の快調をサポートしてくれる。乳酸菌は、代謝により乳酸を産生する細菌類の総称で、生育の為には糖類、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラル(マンガン(Mn)、マグネシウム(Mg)、鉄(Fe)等の金属)が必要な細菌類である。ヨーグルト、乳酸菌飲料、漬け物等、食品の発酵に寄与する。一部の乳酸菌は、腸等の消化管(腸内細菌)等に常在して、他の病原微生物と拮抗することによって、腸内環境の恒常性維持に役立っていると考えられている。乳酸菌という名称は、細菌の生物学的な分類上の特定の菌種を指すものではなく、その性状に対して名付けられたものである。発酵によって糖類から多量の乳酸(「脂肪族ヒドロキシ酸」の1つに分類される水溶性の有機化合物)を産生し、かつ、悪臭の原因になるような腐敗物質を作らないものが、一般に乳酸菌と呼ばれる。乳酸菌は、さまざまな発酵食品の製造に用いられてきた。主なものとしては、ヨーグルトや乳酸飲料等の発酵乳製品、キムチや浅漬け、ピクルス、味噌等の発酵植物製品、塩辛や鮒寿司等のなれ寿司等が挙げられる。乳酸菌による発酵は、これらの食品に酸味を主体とした味や香りの変化を与えると共に、乳酸によって食品の物質の酸性、アルカリ性の度合いを示す数値、水素イオン指数(pH)が酸性側に偏ることで、腐敗や食中毒の原因になる他の微生物の繁殖を抑えて、食品の長期保存を可能にしている。また、乳酸菌は発酵の際にビタミンCも産生する種類があり、発酵前の生乳等のビタミンCよりも濃度が高くなる。なお、牛乳にはビタミンCが殆ど含まれていない。その理由は、子牛が自らビタミンCを合成できるので、牛乳から摂取する必要がないためである。牛乳を発酵して作ったヨーグルトでは、若干ながらビタミンCが含まれている。 
にじさんじの日。
東京都渋谷区道玄坂に本社を置くコンピュータ関連企業(バーチャルライバーのサポートやアプリケーション開発等)、いちから株式会社が制定。多くの人に「にじさんじ」のメンバーを知ってもらうことが目的。日付は、「に(2)じさん(3)じ」と、グループ名に2月3日の「2」と「3」の数字が入っていることから。また、2月は、「にじさんじ」が本格的に活動を始めた月でもある。いちから株式会社は、「魔法のような新体験を。」をミッションとし、主力事業として、YouTuber(主に、アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州サンブルーノに本社を置く、世界最大の動画共有サービス「YouTube」上で独自に制作した動画を継続的に公開し、その動画に付いている広告から得られる広告宣伝料を元に、「YouTube」から広告収入を配当されている人や組織)として動画配信・投稿を行なう、コンピュータグラフィックスの日本発祥のキャラクター(アバター)、バーチャルライバーグループ「にじさんじプロジェクト」の運営を行なっている他、同名のアプリケーションソフト開発を行なっている。「にじさんじ」とは、いちから株式会社が運営する「にじさんじプロジェクト」に属する、バーチャルライバーグループである。「にじさんじプロジェクト」は、月ノ美兎、樋口楓、静凛らの人気バーチャルライバー(Vtuber)を始めとして、個性を存分に活かした多種多様なインフルエンサー(社会的影響が大きい発言力を持つ人)が所属するバーチャルライバープロジェクトで、当初「にじさんじ」は、一般公開予定のスマートフォンアプリとして発表され、バーチャルライバーグループは、アプリの広報担当としての登場であった。やがて、アプリ審査の難航による開発長期化を背景に、急激に人気上昇したバーチャルライバーグループの運営・サポートを主とした、プロジェクトとしての総称に変遷した。バーチャルライバーとも呼ばれるバーチャルYouTuberは、「外見がコンピューターグラフィックス(CG)やイラストのキャラクター」であるYouTuberを指す用語であり、2016(平成28)年12月に活動を開始したキズナアイ(Kizuna AI)が初めて使用した。キズナアイ(Kizuna AI)は、東京都渋谷区神宮前に所在するコンピュータ関連企業、Activ8株式会社が制作している。バーチャルYouTuberは、様々な実験や検証、対談、知識の伝達、ファンとのコミュニケーション、ゲーム実況、歌、ダンス等を活動内容としている。音楽との親和性が高いともされ、オリジナル曲の楽曲提供や、バーチャルYouTuberに特化した音楽レーベルの設立、VRライブの開催等、音楽業界との交流も進んでいる。「なりたい自分になれる」「制約を乗越えることができる」ことが大きな魅力とされ、現実の性別(セックスやジェンダー)・外見(デミ・ヒューマン)に捉われない活動をする者も数多くいる。2018(平成30)年から特に流行した言葉・概念であり、「バーチャルYouTuber / VTuber」が、1年間にインターネット上で流行した流行語を投票によって決定する賞、ネット流行語大賞2018の金賞を受賞した。