1月25日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

スズメの北摂三島情報局

2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

朝日新聞創刊の日。
1879(明治12)年1月25日、朝日新聞が大阪で創刊された。誌面は4ページ、部数は1,000部程であった。朝日新聞の発行元である朝日新聞社が、醤油問屋を営んでいた木村平八と木村騰の親子によって大阪の江戸堀(現在の大阪市西区に所在)で創立されたのは、1879(明治12)年1月8日のことである。1881(明治14)年1月には、西洋雑貨商であった村山龍平が経営権を譲受け、地方の官吏を経て朝日新聞社に入社していた上野理一と共に経営に着手している。翌1882(明治15)年、政府と三井銀行(日本最初の私立銀行で、現在は住友銀行と合併して、三井住友銀行となっている)から極秘裡に経営資金援助を受け始め、経営基盤を固める。さらに1888(明治21)年には東京進出を果たして、朝日新聞は全国紙への道を歩み始める。「朝日」という名の由来は、古語「旭日昇天 万象惟明」を基に、創刊当時の編集主幹であった津田貞の提案「毎朝、早く配達され、何よりも早く人が手にするもの」からとされる。朝日新聞社は、全国紙『朝日新聞』を発行する日本の新聞社である。新聞以外に、雑誌・書籍の出版や芸術作品の展示・公演、スポーツ大会の開催等の事業活動も行なう。『朝日新聞』は、新聞通信調査会のアンケート調査によれば、全国紙5紙の中では最も革新的論調であるとされている(5点を中心に保守をプラス、革新をマイナスに0-10点でスケールを取った時、読売新聞5.6、産経新聞5.3、日本経済新聞5.2、毎日新聞5.0、朝日新聞4.4)。歴史的に見れば、朝日新聞の論調はその時々の時代背景に応じて変化し、一定ではない。創刊期は、新聞小説と通俗記事が主体の大阪ローカルの小新聞であったが、政府と三井銀行から極秘裏に経営資金援助を受ける御用新聞として経営基盤を固めた。日露戦争前には主戦論を展開し、日露講和にも反対した。大正デモクラシー(政治・社会・文化の各方面における民主主義の発展、自由主義的な運動、風潮、思潮の総称)期には憲政擁護運動(藩閥政府に対して政党政治の確立を求めた運動)の一角を担い、当時の寺内正毅内閣を批判した。第一次世界大戦後は軍縮支持、シベリア出兵(ロシア革命に対する干渉戦争の1つ)反対、普通選挙実施を主張し、反軍・リベラルの論調であった。しかし、満州事変(1931[昭和6]年に満州[現在の中国東北部に所在]で発生した日本軍と中国軍との武力衝突)以降は概して対外強硬論を取るようになり、軍部への迎合に転換し、第二次世界大戦終了までは戦争賛美の論調となっていた。第二次世界大戦後は、長らく政権与党であった自由民主党(自民党)に対し、批判的な傾向が見られるが、小泉純一郎政権時(主に2005[平成17]年頃)に、小泉純一郎が推進した構造改革路線を積極的に支持したこともある。
美容記念日。
明治・大正・昭和・平成の4つの時代を通して、見掛けだけではなく、心も体も美しくなることが美容の本来の意味であると、日本で最初に提唱した美容家メイ牛山の誕生日(1911[明治44]年1月25日)に因んで、東京都港区六本木に所在し、「ハリウッド化粧品」ブランドで知られる化粧品製造・販売等を手掛ける企業、ハリウッド株式会社のグループ企業で、ビューティサロンを運営する株式会社ハリウッドビューティサロンが2013(平成25)年に制定した。メイ牛山は、美容室の経営、後進の育成、化粧品の開発、新しい美容技術の普及を通して、美容が平和な社会の象徴であることを唱えていたことから、健康で美しい元気な人を増やしていくきっかけの日とすることが目的。メイ牛山は、山口県防府市生まれで、18歳で単身上京し、3年後にハリウッド美容講習所に入ってすぐ、美容師として才能を開花し、新聞・雑誌にヘアスタイルを発表し始める。1939(昭和14)年、ハリウッド株式会社の創業者牛山清人と結婚し、それからはメイ牛山の名前で、欧米の最新技術を取入れながら日本の美容界を作り上げる一翼を担う。1958(昭和33)年、日本がアメリカ式食生活に移行し始めた頃には既に、健康食品の開発と提唱を始め、これがライフワークとなる。チャーミングな個性、トレードマークのお団子ヘアスタイルからお茶の間でも人気となり、「笑っていいとも」「いただきます」「徹子の部屋」等のテレビ番組でも活躍し、著作も30冊を越えた。また、ハリウッド美容専門学校(2009[平成21]年にハリウッドビューティ専門学校へ改称)で長年に亘って指導に当たる等、後進の育成にも力を尽くし、90歳を超えてなお、第一線で活躍した。その他にも、2003(平成15)年には、長年住んだ六本木ヒルズ(東京都港区六本木に所在する複合商業施設で、高さ238mの超高層オフィスビル[六本木ヒルズ森タワー]を中心に、総戸数793戸の集合住宅[六本木ヒルズレジデンス]、海外セレブにも評判の高級ホテル[グランドハイアット東京]、テレビ朝日本社社屋、映画館[TOHOシネマズ]を始めとする文化施設、その他の商業施設等で構成されている)を、東京都港区を拠点とする、大規模な再開発事業やオフィスビルの建設等の事業の主体となる都市デベロッパーであり、不動産会社の森ビル株式会社、株式会社テレビ朝日(関東広域圏を放送対象地域としてテレビジョン放送を行なう特定地上基幹放送事業者)と3社合同で開発し、「ヒルズブーム」を起こしている。メイ牛山は2007(平成19)年12月13日、心不全のため、96歳で没した。
一室入魂の日。
不動産管理会社の日本財託グループが2016(平成28)年に制定。日本財託グループの、一室一室に真心を込めた、安心安全な管理、ホスピタリティを追求した対応を、社内外に広く知ってもらうことが目的。日付は、1月25日「1」と{25」を、「一(1)室入魂(にゅうこん[25])」と読む語呂合わせから。東京都新宿区西新宿に本社を置き、不動産の売買・仲介を行なう株式会社日本財託を中核とする日本財託グループの「日本財託」の社名には、日本の財産を託されるものとして、誇りと使命感を持って社会に貢献する、という想いが込められている。 
主婦休みの日。 
日本における本格的フリーペーパービジネスの草分け的企業で、女性のための生活情報紙を発行するフリーペーパー専業社、株式会社サンケイリビング新聞社(メディア・コングロマリット[映画、放送、新聞・出版、インターネット等、多様なマスメディアを傘下に収める巨大な複合企業]のフジサンケイグループ傘下企業)が中心となり、2009(平成21)年に制定。年中無休で家事や育児にがんばる主婦が、ほっと一息ついて自分磨きやリフレッシュするための休日が「主婦休みの日」で、1月25日、5月25日、9月25日が記念日。日付は、年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み等の主婦が忙しい時期の後の年3日を設定したもので、日頃は家事や育児を主婦に任せ勝ちなパパや子ども達が家事に取組み、その価値を再認識する日、との提唱も行なっている。「主婦休みの日」に賛同する大手企業が応援団となっており、この日を中心にイベント等が開催されている。なお、東京都千代田区紀尾井町に東京本社、大阪市浪速区湊町に大阪本社を置く株式会社サンケイリビング新聞社は、2018(平成30)年3月、健康食品やダイエット食品の製造・販売等を行なっている傘下子会社を総括する持株会社、RIZAPグループ株式会社の子会社となった。