1月5日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1948年 - 名鉄瀬戸線脱線転覆事故。愛知県東春日井郡守山町大字大森(現在の名古屋市守山区大森)の名古屋鉄道(名鉄)瀬戸線で、尾張瀬戸駅発堀川駅(現在は廃止)行き急行が、大森駅(現在の大森・金城学院前駅)東側のカーブに差掛かったところ、後部の車両サ2240形2241号車が脱線転覆し、そのまま約50m引摺られ、先頭の電動車モ560形565号車も転覆し、架線鉄柱に激突して大破する。36名が死亡、153名が負傷するという、瀬戸線史上最悪の事故となる。
1950年 - 日本人の海外渡航手続きが、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)から日本政府に移管される。 
1955年 - スクリーンの横縦比2.88:1の大型スクリーン映画『シネラマ』が、東京都千代田区丸の内にある東宝の直営劇場、帝国劇場(帝劇)で初公演。『シネラマ』は、3台のカメラで同時に撮影したフィルムを、3台の映写機で湾曲した横長のスクリーンに映写して、立体的な画面を得るもので、1952年にアメリカで実用化されている。 
1956年 - モナコ大公レーニエ3世と、アメリカの女優グレース・ケリーとの婚約が発表される。
1963年 - 昭和38年1月豪雪(三八豪雪):秋田沖で猛烈に発達した低気圧により、約1ヶ月に亘り、主に新潟県から京都府北部までの日本海側と、岐阜県山間部で記録的な豪雪となる。死者228名、行方不明者3名、住宅全壊753棟、半壊982棟等の被害が出る。この日以降、大雪により、連日鉄道が運休する事態となる。 
1964年 - 西ヨーロッパに広がり成長した西方教会の1つでキリスト教最大の教派、カトリック教会のローマ司教にして全世界のカトリック教徒の精神的指導者、ローマ教皇パウロ6世と、コンスタンディヌーポリ全地総主教(中東やギリシャ、東ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派、東方教会の代表的存在である正教会で、筆頭の格を有する総主教庁の長)アシナゴラス1世が会談。東西教会が、分裂以来約1,000年振りに和解へ向かう。 
1968年 - 中央ヨーロッパにある、現在のチェコ共和国、及びスロバキア共和国により構成されていたチェコスロバキアで、共産党第一書記にアレクサンデル・ドゥプチェクが就任。「プラハの春」と呼ばれるチェコスロバキアの変革運動が始まり、自由化政策が採られるが、後の8月20日に、ソビエト連邦が率いるワルシャワ条約機構軍が、国境を突破し侵攻。チェコスロバキア全土を占領下に置き、「プラハの春」は終焉する。共産党自身による共産党体制の改革の試みが、「社会主義の祖国」ソビエト連邦によって押潰された事実は、僅かながらも残っていた「現存社会主義」に対する期待・希望を一掃することになり、その結果、国際共産主義運動は分裂状態に陥る。 
1969年 - ぼりばあ丸ショック。鉄鉱石53,746tを積んだ大型ばら積み貨物船『ぼりばあ丸』(総トン数33,814t、載貨重量54,342t)が、千葉県最南端の野島崎沖で突然、2番船倉付近から船首船体が折損。船首部が脱落して航行不能となり、機関を停止して遭難信号を発し、非常退船準備に入ったが、救命ボート降下の準備中に船倉内への大量浸水のため、突如船首方向を下にし、垂直状態になって沈没する。乗組員2名は救助されるが、船長を含む乗組員31名が行方不明となる。当時、船体強度の不足と応力の集中が原因との説があったが(コンピューターによる構造シミュレーションは、当時まだできなかった)、原因の解明は本船のみの沈没では行なえず、この後に続いた5年未満の新造バルクキャリア船型、鉱石運搬船の連続沈没により、ようやく全体像が明らかになる。就役から僅か約3年3ヶ月の大型貨物船の沈没事故は、社会に大きな衝撃を与える。 
1970年 - 公明党の竹入義勝委員長と矢野絢也書記長が、前年からの創価学会を含めた言論出版妨害事件を巡って記者会見を行ない、出版妨害の事実を全面否定する。 
1972年 - アメリカ合衆国大統領リチャード・ニクソンが、スペースシャトル(アメリカ航空宇宙局[NASA]による再使用をコンセプトに含んだ有人宇宙船)計画を進行させることを、正式に決定する。 
1974年 - 貿易関係を発展させるために、日本国政府と中華人民共和国政府の間で結ばれた協定、「日中貿易協定」が調印される。 
1974年 - 職を失った東京山谷(東京都台東区北東部に所在)の労務者が、東京都台東区役所に押掛けて団交を行ない、生活保護手当を獲得する。 
1976年 - 東南アジアのインドシナ半島南部に位置する、現在のカンボジア王国に存在した国家、民主カンボジアが、国名を「民主カンプチア」に変更。 
1980年 - アメリカの大手コンピュータ関連企業、ヒューレット・パッカード社が、同社初のパーソナルコンピュータを発表する。 
1982年 - 韓国で、独立以来34年振りに、夜間外出禁止令が解除される。 
1984年 - 中曽根康弘首相が靖国神社に参拝。現職首相の年頭参拝は第二次世界大戦後初となる。 
1988年 - 六本木ディスコ照明落下事故。東京都港区六本木にある高級ディスコ『トゥーリア』で、重量約1.8tの可動式大型照明装置が落下し、3名が死亡、14名が負傷する。『トゥーリア』は、開店から僅か約半年足らずで閉店となり、現場検証が終了した後、建物はすぐに解体される。 
1996年 - 村山富市首相が臨時閣議で退陣を表明。 
2005年 - 準惑星(太陽の周囲を公転する惑星以外の天体の内、それ自身の重力によって球形になれるだけの質量を有するもの)エリスが発見される。準惑星エリスは、冥王星型の太陽系外縁天体(海王星軌道の外側を周る天体の総称)で、最新の観測結果から、大きさは冥王星(直径約2,370km)よりもやや小さいとされる。 
2007年 - 台湾高速鉄道(板橋駅 - 左営駅間)が試験営業開始。台湾高速鉄道(南港駅 - 左営駅間、路線距離345km、最高速度は時速300km)は、台湾北部にある台北と、南部にある高雄とを結ぶ高速鉄道で、車輌等に日本の新幹線技術を投入したため、日本のみならず、台湾においても「台湾新幹線」と呼ばれることもある。
2007年 - 和歌山電鐵貴志駅の駅長に、三毛猫の「たま」が就任。「猫の駅長」として有名になった三毛猫の「たま」は、乗客数の増加・観光へのアピールへの功績から、和歌山電鐵からは「和歌山電鐵社長代理」の肩書きを、和歌山県からは「和歌山県勲功爵(わかやま で ナイト)」「和歌山県観光招き大明神」等の称号を与えられている。貴志駅の売店、小山商店の飼い猫であった三毛猫の「たま」は、駅の利用者に親しまれていたが、和歌山電鐵社長小嶋光信によって、「招き猫」になって欲しい、との願いを込めて駅長に任命される。「たま駅長」就任の話題は、多数のテレビニュースや新聞でも取上げられ、「たま駅長」目当ての乗客が、日本各地から和歌山電鐵に乗車して、貴志駅を訪れるようにもなる。同時期にインターネット上で注目を集めた「ねこ鍋」等、話題となる猫が多かったこともあって、テレビ番組や雑誌等で特集が組まれることもあり、加えて、三毛猫の「たま」が両足を揃えると、前脚の模様がハート型に見え、これを見たら幸せになれるということも話題を呼ぶ。2014年1月5日には「ウルトラ駅長」に昇進、全ての駅長を統括する職となる。2013年4月30日からは高齢のため、祝日を除く毎週火曜日、水曜日、木曜日のみの出勤(後に金曜日も出勤日になる)となったが、2015年6月22日、急性心不全のために死亡する。同年6月28日、和歌山電鐵主催の神道形式による社葬が貴志駅構内で営まれ、社長の小嶋光信が弔辞を捧げ、三毛猫の「たま」に「名誉永久駅長」の称号を追贈する。三毛猫の「たま」の死後、和歌山電鐵は、貴志駅に鎮座する神社の1つについて「たま神社」と命名し、2015年8月11日に社長の小嶋光信、和歌山県知事の仁坂吉伸(当時)らが参列して、たま神社の宮開き神事を執り行なうと共に、神社に三毛猫の「たま」の銅像2体を設置している。
2008年 - 東ヨーロッパに位置するグルジア(現在のジョージア)の大統領選挙で、現職のミハイル・サアカシビリが再選される。