12月31日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
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柴犬ハルがお伝えします

大祓。
大祓は、日本の神道儀式の祓の1つである。祓は神道の宗教行為で、浄化の儀式として宮中や神社で日常的に行なわれるが、特に、天下万民の罪穢(災厄が起こる原因と考えられている諸々の罪と、神事を行なう際に忌み憚られる穢)を祓うという意味で大祓という。1年の内、毎年6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行なわれるものを恒例とするが、未曾有の疫病の流行、斎宮斎院(伊勢神宮や京都の賀茂神社に奉仕する巫女を「斎王」と称し、伊勢神宮の斎王を「斎宮」、 賀茂神社の斎王を「斎院」と称する)の卜定(斎王を選定する古来の占い)、災害の襲来等でも臨時に執り行なうことがあった。さらに、大祓は、大正、昭和、平成の大嘗祭(天皇が即位の礼の後、初めて行なう新嘗祭[毎年11月に、天皇が行なう収穫祭])に際しても執り行なわれている。中臣(なかとみ)の祓とも言われる。民間では、毎年の犯した罪や穢れを除き去るための除災行事として定着した。6月のものを「夏越の祓」「名越の祓」(なごしのはらえ)、又は「夏祓」「夏越神事」「六月祓」等とも呼ばれ、12月のものを「年越の祓」と呼んでいる。「年越の祓」は、新たな年を迎えるために、心身を清める祓いとされる。
ニューイヤーズイブ(New Year’s Eve)。
1年の終わりの日は、新しい年が明ける前日でもある。英語では、大晦日のことを「New Year's Eve」と呼ぶ。2011(平成23)年に公開されたアメリカ映画に、『ニューイヤーズ・イブ』という作品がある。アメリカの長編映画『ニューイヤーズ・イブ』は、大晦日のアメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州ニューヨーク市を舞台にしたロマンティック・コメディ映画で、アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州出身の俳優で、脚本家としてテレビのコメディシリーズを手掛け、テレビ番組の監督から映画監督になったゲイリー・マーシャルの監督作品で、映画史上初となる、100万もの人々が祝うタイムズスクエア(ニューヨーク市マンハッタン区ミッドタウンにある繁華街・交差点で、世界中の企業の広告や巨大ディスプレイ、ネオンサイン、電光看板が多くあり、アメリカのみならず、世界の繁華街の代表的風景とも言える他、世界中からの観光客が集まる場所でもあり、タイムズスクエアの交差点は世界の交差点と言われる)のカウントダウンイベント(1904[明治37]年から毎年開催される、世界的に有名なイベント)での撮影を行なった。ゲイリー・マーシャル監督始め、2010(平成22)年のアメリカ映画『バレンタインデー』のスタッフ陣による作品であるが、『ニューイヤーズ・イブ』は、ゲイリー・マーシャル監督による群像劇で、さまざまな男女の、それぞれのバレンタインデーをグランド・ホテル形式(「ホテルのような1つの大きな場所に、様々な人間模様を持った人々が集まって、そこから物語が展開する」という方式)で描いたラブコメディ、『バレンタインデー』の続編ではなく、独立した物語となっている。両作に出演しているアメリカ合衆国の女優ジェシカ・ビールと、アメリカ合衆国の俳優アシュトン・カッチャーは、『バレンタインデー』とは異なる人物を演じている。『ニューイヤーズ・イブ』は、2011(平成23)年12月5日にハリウッドでプレミア上映(初めて行なう公式の上映)された後、2011(平成23)年12月9日に北アメリカにおいて、3,505館で公開され、週末興行収入で初登場1位(12月9日~12月11日付)となり、トップ10内には4週間入った。日本では、2011(平成23)年12月23日に、丸の内ピカデリー(東京都千代田区有楽町センタービル内にある、映画館を経営・運営する松竹[映画、演劇の制作、興行、配給を手掛ける企業で、歌舞伎の興行については現在、ほぼ独占的に手掛けている]の完全子会社、松竹マルチプレックスシアターズが所有する映画館で、3スクリーンを有し、松竹系列のチェーンマスター[系列内のメイン館となる劇場]として親しまれている)系列他で全国公開され、週末興行成績(全国動員集計)では初登場8位(12月24日~12月25日付、動員は80,848名、興行収入は約1億1,555万円)となり、トップ10内には2週間入った。 
カウントダウンイベント。
カウントダウンとは、特定の時間や、特定の状態になるまでの秒数や日数を数えることである。主に、大晦日には、年越しの時間帯になると、有名スポットやコンサート会場、ラジオ放送の中継地等世界各地で、カウントダウンイベントが行なわれる。その代表的なものとして、千葉市美浜区にある大型の会議・展示施設、幕張メッセを会場とした、2003(平成15)年から始まった年越しロック・J-ポップ・フェスティバル『COUNTDOWN JAPAN』(タイトルにその年と翌年の年が末尾に加わる)が挙げられる。2003(平成15)年から2005(平成17)年までは、年末3日間の開催であったが、2006(平成18)年から4日間の開催となる。2006(平成18)年と2007(平成19)年については年末3日間+元日の4日間開催であったが、翌年2008(平成20)年から年末4日間の開催へと変更されている。2015(平成27)年の開催では、観客総動員数173,202名を記録している。また、1993(平成5)年から毎年、12月31日20時から1月1日2時にかけて、千葉県浦安市舞浜にあるディズニーパーク(アメリカのエンターテインメント総合企業、ウォルト・ディズニー・カンパニーが展開している、ディズニー作品等をテーマとしたテーマパーク)、東京ディズニーランド(東京ディズニーリゾートを構成する施設の1つで、世界のテーマパーク・アミューズメントパークの中でも、アメリカ合衆国東南部、フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにある、4つのディズニーパークの内の1つであるマジック・キングダム[非公式に、フロリダディズニーランド、オーランドディズニーランドと呼ばれることもある]、アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州アナハイム[カリフォルニア州の南部にある全米有数の世界都市、ロサンゼルス市を中心とする複合都市圏、ロサンゼルス大都市圏に含まれる]にあるディズニーランド[他のディズニーランドと混同が起こるため、ディズニーのファンから、元祖ディズニーランド、カリフォルニアディズニーランド、アナハイムディズニーランド等の非公式名称と呼ばれることも多い]に次ぐ、世界3位の来場者数を誇る)では、特別営業のスペシャルカウントダウンイベント、「カウントダウン・パーティー」が開催されている。
聖シルウェステルの日(カトリック教会)。
シルウェステル1世は、第33代ローマ教皇(在位:314[仁徳天皇2]年1月31日 - 335[仁徳天皇23]年12月31日)。在位期間は21年11ヶ月1日で、歴代教皇の中で8番目に長い在位期間をもつ。キリスト教最大の教派であるカトリック教会(旧教)と、正教会(東方正教会、キリスト教の教派の1つ)で聖人となっている。カトリック教会での記念日は12月31日であるため、西ヨーロッパでは12月31日を「シルヴェスター」等と呼称する地域もある。なお、正教会では、聖神父ロマの「パパ」聖シルウェストルと呼ばれ、記憶日は1月2日(ユリウス暦を使用する正教会では、1月15日に相当する)である。