AOC オーセイ・デュレスのワイン その2 | ろくでなしチャンのブログ

AOC オーセイ・デュレスのワイン その2

    AOC オーセイ・デュレスのワイン  その2

         AOC Auxey Duresses 
                  Commune Auxey Duresses
 
 
 
 
 

 

 

 注目の生産者

〇 Domaine Robert et Michei Ampeaux~ドメーヌ・ロベール・エ・ミシェル・アンポー
 ムルソーの一流ドメーヌだが、多くの村人と同様、オセイ・デュレスの優れた白も作っている。ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー

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〇 Domaine Jean Francois Coche Dury
      ~ドメーヌ・ジャン・フランソワ・コシュ・デュリ
 名高いムルソーの作り手。1985年から細身だが濃密なオーセイ・デュレスの赤を造る。
ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
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〇 Domaine Gerard Creusefond~ドメーヌ・ジェラール・クルズフォン
 ルロワの元醸造長であるクルズフオンには自分の畑もあり、ここには2.02haの区画が含まれる。いかつい長命なワインは注目に値する。
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〇 Domaine Jean Pierre Diconne~ドメーヌ・ジャン・ピエール・ディコンス
 オーセイ・デュレスの名士の一人。良い白を造るが、なかでも1級のレ・デュレスはとりわけ優れている。
ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
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〇 Domaine Duc de Magenta/Louis Jadot
     ~ドメーヌ・デュク・ド・マジャンタ/ルイ・ジャド

 オーセイ・デュレスの大立て者といえばフイリップ・ド・マジャンタであり、彼の作る白は久しくも模範的品質を
ほこった。1989年にアメリカで試飲した1978年のものは、深み、新鮮味、品格がそろったみごとなもので、1983年は濃密にしてバランスの美しい絶品だった。当主が重い長患いで伏せるようになって、ワインはしばらく低迷するかと思われたのだが、ドメーヌはネゴシアンのルイ・ジャドと20年の提携契約をかわし、以後ルイ・ジャドのラベルには、デュク・ド・マジャンタの領地を出自とするワインは、その旨明記されるようになった。ワインの品質は目覚ましいまでに回復している。

         ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
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〇 Domaine Bernard Fevre~ドメーヌ・ベルナール・フェブル
 古樹から作る赤は大変良い。注目したい若手である。
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〇 Domaine Alain Gras ~ドメーヌ・アラン・グラ
 サン・ロマンの作り手だが、0.202haの区画から優れた赤を造っている。
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〇 Hospices de Beaune~オスピス・ド・ボーヌ
 キュヴェ・ポワヨ Cuvee Boillot、レ・デュレス 0.75ha

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〇 Domaine Francois Jobard~ドメーヌ・フランソワ・ジョバール
 ムルソーの名手がレ・ゼギュソーの畑から赤のオーセイを造る。ムルソーで催されるラ・ポレという祭りのときに飲んだだけで、それが1級の区画なのかどうかわからない。いずれにせよオーセイの赤の良い見本で、かたく、濃密な、いかにも長命そうなワインだった。
ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー

3-1

 

〇 Leroy~ルロワ
 赤と白のオーセイ・デュレスにことのほか自信を持つルロワだが、それは自社畑があることにもよるだろうが、やはり本社がこの町にあるからで、名門の責務といえる。オーセイのワインがどれほど長命かを知りたければ、作柄に恵まれた年のルロワのワインを探すことだ。たとえば赤の1937年は、さすがに甘さは消えていたが、まだ生気にあふれ、うまいものだった。ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー 初版2000年

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〇 Domaine Michel Prunier~ドメーヌ・ミシェル・プリュニエ
 オーセイ・デュレス最高の作り手の一人。町にはプリュニエの名があふれ、ちょうどヴオルネのクレルジェ、ヴオーヌ・ロマネのミュヌレと変わらない。ミシェル・プリュニエの白は見事なもので、強く濃厚な味わいには、いい意味で油のようなとろみさえ感じる。だが本命は赤の1級クロ・デュ・ヴァルで、大変な古樹から作られ、濃度があって、きついほど強く深い味わいを持つ。0.9haの畑すべてここの所有と思われる。
ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
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〇 Domaine Pascal Prunier~ドメーヌ・パスカル・プリュニエ
 村を代表するレ・デュレスの0.5haの区画から、ひときわ優れた赤を作る。ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー

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〇 Domaine Roy Freres~ドメーヌ・ロワ・フレール
 ベルナール・ロワの別名を持つオセイの大手生産者で、1682年以来この村のワインを作ってきた。自慢のワインは1級のクリマ・デュ・ヴァル(ラベルではル・ヴァレ)とレ・デュレスだが、このうちクリマ・デュ・ヴアルは約4.9haをもつ最大所有者である。ワインは良いもので、作柄の優れた年はさらに良い。
ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
3-1

 

〇 Domaine Thevenin Monthelie~ドメーヌ・テヴナン・モンテリ
 サン・ロマンのひとだが、約1haの地所から優れた赤と白を作る。 
  
ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー


 

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AOC オーセイ・デュレスのワイン  その2 こちらへ

AOC オーセイ・デュレスのワイン  その3 こちらへ

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