『シャトー·エドミス詳解 その1』

　シャトー·エドミスその１
　　　　　　Chateau Edmus　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　格付外

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　AOC　Saint Emilion Grand Cru

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Commune Saint Sulpice de Faleyrens

～オーナー関係者の米国人名によるようですのでシャトー名は

　　英語読みのエドミスと思われます。

畑　面　積　　　　５．８ha

年間生産量　　　１．３万本

オーナー　　　　　　ローラン・デイヴィッド　２０１９年取得

　　　　　　　　　　　　　前　Philip Edmunson ＆ Eric Remus　　(２００７年取得)

コンサルタント　　　ステファン・ドルノンクール

作付割合　　　　　現行　メルロー50％　カベフラ50％

　　　　　　　　　　　前メルロー８５％　カベフラ１５％　

平均樹齢　　　　４０年　１９７６年植樹

植栽比率　　　　　５，２００本/ha

平均収量　　　　３０hl/ha

仕　立　て　　　　　ドゥーヴル・ギュイヨー、シンプル・ギュイヨー

収　　　穫　　　　　手　摘

発酵・マセレーション　　発酵９日～１５日、マセラシオン２８日間

新　樽　率　　　　　５０％、１年落ち２５％、２年落ち２５％　　(収量６０％に於ける比率)　

熟　　　成　　　　　１４ケ月(収量の６０％は樽熟成)

畑　面　積　　　　１．６ha

年間生産量　　　万本

作付割合　　　　メルロー５０％　カベソー５０％　改植

平均樹齢　　　　　　３５年

植栽比率　　　　　５，２００本/ha

２０２０年よりバイオ・ダイナミック農法

　２０１９年に売却されたようです。新所有者はセラー等の改修を行ったとの報道ですから、葡萄畑の取得は１．２haのみですが、商標権というのか名称使用権と訳すのかは不明ですが、シャトー名称を含む所有権が新オーナーが取得しているものと思われます。気になるのはシャトー名は前オーナー達の名前の合成語ですから、或いは名称変更も若干考えられるところ。最大の関心事は植栽比率変更による品質の変化でしたが、現在高評価を得ているようです。