Ch クロ・サン・テミリオン・フィリップ詳解
シャトー・クロ・サン・テミリオン・フィリップ
Chateau Clos St Emilion Philippe
格付外
AOC Saint Emilion Grand Cru
畑 面 積 4.8ha、全8.19ha~18区画
年間生産量 2.4万本
オーナー ジャン・クロード・フィリップ
Jean Claude Philippe 1991年承継
作付割合 メルロー80% カベフラ20%
平均樹齢 50年
植栽 密度 5,500本/ha
収 量 45hl/ha
醗酵・マセレーション ステンレス槽、21日間
低温マセレーション(8℃)4日~5日間
新 樽 率 50%、1年落ち樽50%
樽 熟 成 12ケ月~18ケ月
コラージュ ヴィンテージによる
濾 過 ヴィンテージによる
飲み頃が続く期間/ 不 明
Chateau Clos St Emilion Philippe 2011.08 記
1999年3,300円、2000年3,000円、2002年3,100円
2005年3,400円、2006年3,000円位
Wine Searcher 2005年 3,590円 2013.01補記
1927年、苗木栽培業者である
1996年(1995年表記も)格付け改定時にグラン・クリュを取得とします。
シャトー・クロ・サン・テミリオン・フィリップ・キュヴェ・デュ・ペレ
AOC Saint Emilion Grand Cru
メルロー70%、カベルネ・フラン30%、平均樹齢35年、3.65haの畑から産出される生産量年2.3万本、樽熟成は6ケ月のワインで、サン・テミリオンAOCです。
セカンド表記を見つけられませんでしたが、セカンドと思われます。1993年ファースト・リリース
シャトー・クロ・サン・テミリオン・フィリップ・ラ・キュヴェ
Chateau Clos St Emilion Philippe La Cuvee
AOC Saint Emilion Grand Cru
メルロー99%、カベルネ・フラン1%、平均樹齢100年以上、1ha弱(2ha説も)の畑から産出される年間生産量2,500から3,500本のワイン。
樽内マロラクティック醗酵、平均収量27hl/haとされており、新樽率100%、樽熟成12ケ月から18ケ月。2001年ヴィンテージがファースト・リリースのようです。エチケットは2001年は101(樹齢101年を表記)、2005年は105と表記されているようであり、シャトー・クロ・サン・テミリオン・フィリップ・キュヴェ105といった表記のようです。
2005年10,000円、2006年5,300円、 2007年5,300円位
2011.08 記
ネット通販宣伝文句では『ご存知のとおり、1850年から1910年にフランス全体のブドウ畑が、フィロキセラ(害虫)被害にあっており、さらには1956年に大きな霜が降りたため、そのころの樹はほぼ滅亡。
ただ、『シャトー・クロサンテミリオン・フィリップ』のブドウの樹は、フィロキセラ被害にも、大きな霜にも、奇跡的に耐え抜いたのです!
ボルドー地方で樹齢がいくら長いといっても70年程度が限界です。
100年前からずっと、接木もされず太い幹を持っているメルロー・・・・・』とされており、あたかもプレ・フィロキセラ 詳細はこちら のような表記がなされていますが、プレ・フィロキセラではないものと私は思っています。
この古木を残すため、マッサル・セレクション 詳細はこちら を行なっているようです。
シャトーでは50年ものの垂直式圧搾機を使っているようであり、現役で使用されているのは珍しいようです。シャトー見学で展示されているものは結構あるようですが、現役は・・・。
横置式のバルーン型全盛のようですが、昨今微妙な調整を行える垂直式が見直しされているようですね。
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