紅葉見物、今年も紅葉真っ盛りのせせらぎ街道を通って 奥飛騨温泉へやってきました。途中予定していた平湯峠が通行止めという案内を信じ峠越えができなかったので その代わり松本、上高地へ抜ける安房峠まで訪れた後戻ってきました。
52年前の大学生時代長崎の竹馬の友と初めてこの地を訪れた記憶が鮮明に思い出されて どうしてもトンネルではなく昔通った峠を走りたかったからです。私はこの大自然の紅葉がやっぱり大好きです。










八千草薫さんが静かに旅立たれたことを知り 50年前からの思いが私の中では溶け行く氷河のようにむなしく感じています。八千草薫さん、吉永小百合さんのお二人は私や団塊世代の男子にとって理想の女性、ある時は母であり ある時は届かぬ恋人と感じてきました。常に控えめで笑顔が絶えないこのお二人はあまたの芸能人で最も崇高な女優さんです。 


鎖樋をご存知でしょうか?建物の横樋から地面に向かって、屋根に落ちた雨水を導く縦樋の一種です。リングや花びらのような特徴的な形の樋をいくつも連結して鎖状になったもので、雨水を伝わせて流す縦樋として使います。

縦樋は通常、パイプ状のもので雨水の流れを見せずに、そのまま地面に流すためのものですが、鎖樋は屋根から横樋に導かれた雨水が鎖を伝うように排出されるのを目で見て楽しむ、日本で発祥した古くからある建材です。四季のある日本の季節、情緒を表現する建材として、古くから社寺仏閣や和風建築に利用されてきました。(ネットより引用)
今年夏 イングランドの北の端コッカマースで ワーズワースの生誕地記念館の売店でどうしたことか日本で生まれた鎖樋を見つけ買い求めました。お寺などで時々目にする重々しいものではなく イギリス人好みの色と形状です。昨日 駐車場の雨どいからこぼれる雨を拾える位置に 雨の降る中、取り付けました。

先日から令和元年 現代萬古陶芸展が12/15(日)まで四日市市文化会館で始まっています。私は写真の「彫彩の野花図飾り壺」を出展しています。四日市界隈在住の陶芸家が出展し それぞれの作家が近作を市民にお披露目できる絶好のステージです。、しかしながら例年と異なり会場が閑散としていました。係に尋ねると出展希望者が今年は少なかったそうです。万古陶芸の沈滞をにわかに思いました。私たちが受け入れなければならない時代の流れを会場を見ながら感じていました。


昨日朝 サンデーモーニングの番組で未曽有の被害を受けた台風19号の報告の中、首都圏で役割を果たしたある施設の報告をしていた。
荒川や江戸川に併設された首都圏外郭放水路」、別名「地下神殿」」と呼ばれる大規模施設です。
平成15年、私は大林組から依頼を受け 埼玉の荒川第一調整池「地下神殿」」の完成記念碑の制作依頼を受けました。この施設は首都圏の大水害に備え一時的に大量の水を地下の膨大な空間に保留し 水が引いた後本流に戻すという施設です。
依頼を受け大林組に招待され 埼玉の地下深くの現場を見に行きました。そして埼玉市民から選定された「太古を貫く夢の川」というこの施設の表題を 日展の書家、石飛博光先生に四日市のまでお運びいただき 現場から掘り出した土と 私の愛用する粘土を混ぜ 準備した1.6×0.9メートルの陶板に露光窯陶房で表題を書いていただきました。その後 その文字を彫りあげ焼成して埼玉の現場に収めました。
この度の被災者の皆様に心からお見舞い申し上げると同時に 地下神殿があった幾つかの地域が救われたという番組での報告に 心ならずも胸をなでおろした次第です。



昨日 私どもにとってとてもいいことが、、、、、、、

私の 血糖値、長年下がりませんでしたが A1ヘモグロビン値が今回の測定で6.9まで下がりました。

昨日はセカンドオピニオンを聞きたいこと、それにかかりつけ病院を自宅に近い方に変えたいことなどで 車で3分の病院で診てもらいました。

最高9.0を超えていたこの数値、年齢の十分の一を保てばいいと聞いていましたが 体重を65Kgから7Kg落とし 適度な運動を続け また家内は毎日の献立に頭を悩ませてきました。その努力が実ってきています。
昨日家内に検査結果を報告すると 涙を流しながら喜んでくれました。露光窯森の庭作業はいい運動になっています。






朝9時 銀行へ走りました。イギリスのブレグジット問題もEUとの話し合いが好転したようで 昨晩からポンド-円の為替を気にしていたところ 今朝かなり円安に振ったので この夏持ち帰ったポンドの現金を日本円に交換してきました。

1ポンドの価値は私が渡英するようになったこの20年の間で1ポンドが250円ほどから120円くらいまで変動しています。POTFESTではポンドをいただいてポンドで生活しますから普段は為替変動は全く関係ありませんが たまに円と交換の時は大切です。

急いで帰宅後は 昨日手に入れた植栽を鉢とプランターに植え込み 露光窯の前庭が明るくきれいになりました。
汚れついでに 自作のサザエの植木鉢に植えていた常緑の常盤シノブと 落葉の吊りシノブを手作り鉢に株分け、来春の楽しみを作りました。






午前午後と来客の予定がある今日、落ち着いて水挽き出来そうもないので庭仕事に朝から入りました。

以前ベースだけ出来上がっていた轆轤場から森の庭への小さな階段を レンガ風に化粧、また別の階段も窯で使っていた古い半丁の耐火煉瓦レンガを使って化粧仕上げです。
午後の来客から解放された後、南側の通学路から森への入口にフリードア付きの小さなゲートも完成です。
少しずつ形になっていくのが楽しい。夕方気が付けば21年目の金木犀が満開でした。








ベトナムが安南と呼ばれていた室町時代末期~江戸時代に 現地では飯碗として利用されっていた焼物が 日本に渡来し茶人に好まれました。今なお安南写しの抹茶碗はその世界では貴重な位置を保持しているようです。

2011年私達はベトナムを縦断し(ツアー旅行ですが)現地の歴史を見、仕事柄何軒かの骨董屋を覗くのはベトナムを訪ねた大きな興味と目的でした。
只今安南風の赤絵付けで毎日筆を執っています。写真の皿のボーダー模様は当時からの伝統模様、内側の模様はベトナムの歴史地区に点在する寺院のイメージから 私がデザインした連続模様です。現地の歴史模様と創作模様は無理なくコラボしてるでしょうか?


台風への準備、19号では窯場轆轤場に水が浸入したので今回はその侵入口のドア下にブルーシートを張りこみます。電池、、飲料水など、OK。ガスはプロパンだからまず大丈夫、まして炭も沢山あるし耐火煉瓦でかまどもすぐできる。食料は特に買い置きはないが数日生き延びる程度は大丈夫だろう。心配は風邪による被害だがこれはもう運任せか。

今朝大きなギフトが届きました。
イギリスのお客様からでした。もう10年来POTFESTで毎年お買い上げくださるご夫婦で 昨年ロンドンの近くに転居されましたが 今年もはるばる400Km走って私たちのロッジを訪ねてくださいました。お二人にはお子さんがありません。だからでしょうかいつも私たちに美味しいものを差し入れしてくださいます。今日は大きなウール100%の毛布でした。家内は大喜び!!一足早いクリスマスプレゼントでした。