なめられやすい人は生きやすい人でもある
なぜか人になめられやすいように感じる人がいるようです。
いわゆる「人が良い人」に多い傾向のようです。
なめられやすいというのはネガティブに捉えられがちで、損する場面もありますし、見下されたり馬鹿にされてるようで劣等感を感じやすいというのもあります。
ですが、なめられやすいというのはネガティブな表現ですが、違う視点で見れば生きやすい人、得をしやすい人でもあったりします。
なめられやすいというのは、別の視点で見れば
「親しみを感じさせやすい」「安全な人だと思われやすい」という面もあります。
なめられやすい人の反対は怖そうな人や逆らうと怖い人、威圧的な人だと思われます。
なめられづらいというのは良いことではありますが、怖い印象を与えやすかったり警戒されやすいという面もあります。
プライドが高い人は、なめられたくない気持ちが強い傾向です。
また、いわゆる攻撃的なタイプ、意地悪なタイプもなめられたくない気持ちが強い人が多い傾向かもしれません。
一種のファイティングポーズで、なめられたくなく下に見られたくないので、虚勢を張っていることも多いです。
攻撃が最大の防御という言葉もあり、自分を強く見せたがる人ほど意外と中身は繊細だったり自己防衛が強かったりもします。
強気で攻撃的な態度は、自分の弱さをカモフラージュするためでもあります。
そして強く見せている人というのは、強く見られやすい分、なめられづらいですが損する面もあります。
気が強いと思われて苦手意識を与えやすかったり、また一見強そうに見えるので「この人なら放っておいても大丈夫そう」と思われやすい面もあるからです。
なめられやすい人というのは、良い人タイプに多い傾向だと思いますが(全員ではないでしょうが)無意識に安心感を与えやすかったり、話しかけやすいタイプの人にも多いようです。
人というのは咄嗟に「この人は安全か」を判断していたりします。
やはり安全に思われやすい人というのは有利な面は多く、安全な人の方が話しかけられやすかったり、無意識に親しみを感じさせやすいので好感を持たれやすい面もあります。
また、人から助けてもらいやすい人でもあります。
もちろん、なめられるというのは良い気分はしないですし劣等感を感じるなどデメリットは否めないですが、本人がイメージするよりも得する場面も多いということでもあります。
ですが、人によってはプライドが高い人などなめられたくない気持ちの方が強い人もいるので、結局どちらがいいかはその人次第になります。