今回は神様を取り上げて、特徴などを書いてみます。
先日の不思議体験の記事にも出てきた、ギリシャ神話のアポロン様について今回は取り上げてみたいと思います。
ちなみに、先日の不思議体験で遭遇した守護神と思われるアポロン様と、一般的なギリシャ神話のアポロンは、そのままイコールではないと感じてます。
神話というのは創作が多く、キャラクター化(擬人化といってもいいかも)されてる要素もかなり大きいと思いますし。
スピリチュアル的意味合いの高次元のマスターとしてのアポロン様は、おそらくアセンテッドマスター(人間から神になった存在。例えばキリストや釈迦など)のようです。
アセンテッドマスターカードにもアポロン様は入ってます。
アポロン様は元々はアトランティス時代の神官で、精神性と霊性が高い人間だったのがアセンションして高次元のマスターになった存在ではないかと思います(現時点での情報です)
神話ではエゴイストなキャラですが本来は紳士的な人格者で、神話のキャラとはかけ離れているようです。
聖書もですが神話は、闇の存在と呼ばれるこの世界を支配する支配層(カ○ール、イル○ナティなど呼ばれるような)に書き換えられ改ざんされているようです。
なので神話に出る神様は本来の神様(高次のマスター)とは別物で、闇側の支配層がモデルになって創作されてます。
今回紹介するのはあくまで架空の物語上の「ギリシャ神話のアポロン」です。
なので、あまり真面目に読まないようお願いいたしますm(__)m
※ちなみに一般的なギリシャ神話の本しか読んでないので浅いにわか程度の知識です。
アポロンの特徴① ギリシャ神話一のイケメン
アポロンは美青年の象徴と言われる神で、男性美そのものといわれています。
ギリシャ神話一のイケメンです(ただし人間の登場人物は除く)
若い美青年の外見をしているといわれ、月桂冠を付けた金髪の美青年として描かれていることが多いです(竪琴か弓矢を持ってることも多い)
男性美の化身といわれるくらいだから、想像を絶する程のイケメンのようですね。
アポロンの特徴② 文武両道の様々な分野の神
アポロンの特徴として、様々な分野の神であることです。
・光明、光の神
・神託(予言)の神
・芸術の神
・医術の神
・音楽の神
・弓矢の神 etc
これだけの分野の神でもあります。
光だけでなく、神託や芸術、医術と多方面の才に恵まれた神であり、多くの人々を助け導いている神です。
※タイトルでは太陽神と書いてますが、本来は太陽神ではありません(おそらくローマ神話の影響かなと思います)
太陽神はヘリオスという、ティタン神族である別の神です。
アポロンを太陽神呼ばわりするのは一気ににわか臭が増すから、気をつけような…。
神の中でもエリート中のエリートの神ともいえますね。
アポロンの特徴③ 人々にお告げをするのが役目
アポロンの特徴として外せないのは、神託の神だということです。
「デルポイの神託所」にて、巫女を通し、訪れる人々の問いに神託(お告げ)を与えることがアポロンの大切な役目でした。
つまり、アポロンは予言や予知、チャネリングの元祖ともいうべき神ともいえます。
占いやチャネリングをする人たちにとって、大元の大師匠のような存在です。
アポロンの特徴④ 恋多き神
アポロンは恋多き神としても有名です。
恋愛エピソードは無数といわれています。
ちなみにアポロンは両性愛者、つまりバイセクシャルです。
恋の相手は男女問わずになります。ただ、男性の場合は特に美少年を好むようです。
※ギリシャ神話は、同性愛も異性愛と変わらず普通に出てきます。
古代ギリシャにおいて同性愛は普通のことだったからです。
アポロンは他の神に比べても同性愛は多く、バイなのは有名です。
イケメンでエリート、神としても格が高いのであればモテるのは当然でしょうね。
恋愛についてはまた後述します。
アポロンの特徴⑤ 秩序に厳格で残酷な、とても怖い神
アポロンはとても怖い神としても有名です。
秩序(神と人間を分けるもの)にとりわけ厳格で、秩序と分際をわきまえないことに非常に厳しいです。
(個人的に、守護神としてのアポロン様もこの気質が強いように感じます)
立場と分際をわきまえない者には容赦ない仕打ちを与えます(恋愛相手にすら)
気性が激しい面もあり、残酷な面も見受けられます。闇の面も持つ神という印象です。
人間を無慈悲に殺害したり、ひどい仕打ちを与えることも…。罪悪感もないようです。
また「やられたらやり返す」がアポロンの信条のようです。
自分をコケにしたり、分際をわきまえなかった輩にはきっちりやり返します。個人的にはこの姿勢は好きですw
とりあえずこんなところでしょうか。
気性が激しい面もあり、怖い神でもありますが、普段は明るく理性的なので性格は悪くない印象です。
超イケメンな上にあらゆる分野の神であり、エリート中のエリートの神。
まさに与えられるだけ与えられた完全無欠な神、それがアポロンです。
・・・が。
そんな完全無欠ともいえる神であるアポロンにも、ある致命的な弱点があるのです…。
アポロンの致命的な弱点、それは恋愛です。
恋多き神であるアポロンですが、そのほとんどが悲しい結末なのです。
無数の恋愛エピソードのほとんどが、悲恋や失恋。またフラれることも多いです。
そしてアポロンは、女性に対してひどい扱いをすることも多いようです。
女性とは相性が悪いんですかね。
ただ相手が美少年の場合(同性愛)は、打って変わって優しく良い彼氏してる印象なんですが、美少年の場合は外的の不幸な事件が起きてしまい悲しい結末になってしまうという、やはり悲恋なのは変わりません。
有名なのはヒヤシンスの由来の話です。この相手が本命感ありますね。
※一応擁護しておくと、アポロンの恋愛のほとんどが悲恋や失恋の話なのは、アポロンはとても怖い神なので、彼に愛されるのは恐ろしいことという考えが人々にあったからではないか、という説があるそうです。
またアポロンは非常に恋愛エピソードが多く、多情な軽い男のイメージを持つ方も多いようですが、アポロンはイケメン独身枠の神であり人気も高い神なので、彼を使った恋愛ものの創作が多くなるのは致し方ないのかな…と個人的には思います。
神話といっても、物語なので娯楽要素や、自己投影して楽しむ要素もあるでしょうし、作者や読者の嗜好や萌えが関係してるのもあるかもしれません。
あとは、反面教師的な「教訓」としての役割も神話にはあるかなと。
また、「自分たちは神の子孫だ」と主張したいがゆえに、恋愛話を創作することも少なくないようで、人間の都合で話が作られることも多いのでしょうね。
貶すようなことも書いてしまいましたが(汗)アポロンはギリシャ神話の中でも特に人気が高い神でもあり、古代から愛されてきた神です。
この記事では恋愛ネタが多くなってしまいましたが、まさににわかレベルです。
現代人はアポロンについて悲恋キャラばかりネタにしがちですが、それより注視すべきは「予言の神」の姿です。
恋愛話より、まずそのことが彼を現す重要な要素です。
恋愛ネタや残念なイケメンぶりばかり注目するのは、わかってないにわかです。
デルポイの神託所で長い間、訪れる人々の一人一人の問いに、大真面目に本人が巫女を通して神託を与えてくれていたのです(古代の人はそう信じてましたし、神話でもその設定です)
そんな面倒くさいことをして人間を助けてくれていた、本当に真面目で徳が高く有難い神です。
その方が本来の彼の姿に近いと感じます。
なんだかんだと、見えないところから人間を助けてくれ、光のように与えて尽力してくれる神、それがアポロンという神ではないかと感じます。
※前述もしましたが、今回書いたのはあくまでギリシャ神話という創作物のアポロンの特徴であり、スピリチュアル的マスターとしてのアポロン様の特徴ではありません。