今回は、これまであまり発信してこなかった死後の世界といわれている「霊界」について書いてみようと思います。
「霊界」というと、イコール「あの世」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
でも一口に「霊界」とは言っても、実はその中には様々なレベルがあります。
霊界には階層がある
一般的に「霊界」といえば霊の世界、つまり肉体を失った人間すべてがそのままたどり着く場所だと思われがちです
ですがスピリチュアルな用語としての「霊界」は、一般的に使われる「霊界」とは少し異なります。
スピリチュアルな言葉が示している「霊界」も、肉体を失った後に魂が訪れる場所という意味では一般的な認識とは変わりません。
しかし人間界、つまり肉体を持った現世で過ごしたすべての魂が霊界にたどり着けるわけではないともいわれています。というのも、魂の世界には様々な階層に分かれているからです。
人は死ぬと幽界にたどり着く
我々が死後、まず最初に訪れるのが「幽界」と呼ばれる場所です。「幽界」は「幽現界」と呼ばれることもあるように、現世と非常に近い場所にあります。
現世に生きる私たちが感じる「霊(幽霊、低級霊など)」が存在しているのもこの「幽界」です。
といっても「幽界」は怖い場所ではありません。
「幽界」は実は現世と似た場所です。
しかも人は自分の望むような姿を保ち、自由自在に生きることができます。
また肉体を失っているため、老いや病といった現世の苦しみもすべて取り除かれている世界といわれています。
労働や金銭すらもないので、現世のような悩みからも解放されます。
一般的な「極楽浄土」「天国」といったイメージは、この「幽界」のことを指しているのかもしれません。
そして「霊界」とは、この「幽界」の上に存在している場所です。
「霊界」は本格的な霊の世界で、そこに行くためには現世への未練はもちろん、物質的な欲望が本来は無価値であることを知ることが必要です。そこで魂はさらなる成長を目指します。
ただし、「幽界」で時間を過ごしてさえいれば「霊界」に行けるかといえば、そうではないようです。
例えば現世に未練や思いを残していたり、誰かの恨みを買っていたりと修業が足りない人の魂は「幽界」にとどまらなければなりません。
しかも、「幽界」の中でも成長しようという気持ちがない場合には「幽界」の中でも魂は低い場所から抜け出すことができません。
というのも、レベルの低い魂は現世での常識や執着を捨てることができないため、自分が自由に生きることを信じられず、常に苦しみにさいなまれることになります。
さらに「幽界」に存在するのに現世への未練や思いを断ち切れず、たびたび現世に現れるものもあります。それが、いわゆる私たちが「霊」と呼んでいる存在です。
続く
