先日行ってきたある勉強のシェアと、思うことを書いてみます
ある人と仲良くなったとして、相手の人の理由が
・自分のことを単に好きだったり認めてくれてるから
・何か条件やメリットがあるから。例えばこの人と繋がれば○○が安く買えるなど。
皆さんはどちらの理由の方が嬉しいですか？
一概に言えないですが、ほとんどの人は前者ではないでしょうか。
前者は、「我ー汝」の関係、後者は「我ーそれ」の関係と言われています。
我ー汝は、そのまま相手を受け入れること。その人そのものを受け入れることです。
我ーそれは、条件付きだったりメリット重視です。この人といるとこういうのが得だから、この人は○○に詳しいから、外見が可愛いから、などメリットに感じるものがあって相手と交流する関係。
現代は、我ーそれの人間関係が多くなりがちだそうです。
現代人は忙しく時間がないから、一人の人とじっくり向き合うことが難しいため、メリット重視になりやすいようです。
しかし、先ほどの質問にもあったように、人は、得やメリットがあるからでなく、そのままの自分を認めてほしいし、必要とされたいという気持ちを持っています。
これまで、どこか、知り合いは多ければ多いほどいい、みたいな価値観があったかもしれません。
確かに、人気あって人が集まりやすい人には憧れますよね。
もちろんそれはいいことです。
人気があるってすごい魅力だから。
ただ、知り合いを増やすことを頑張ってしまってたり、広く浅い人間関係に傾くと、やっぱりどこか無理が出たり虚しさも出てくるように思います。
知り合いが多ければ得なことも多くなるかもしれない、誰かが離れても、たくさんいれば他に変わりはいると安心感もあるかもしれない。
ただ、それに気付かない内に染まっていけば、本当に大事なものや人を、なくしかねないかも。
なんていうか、自分の純粋さを失ってしまったり、大事なものを見失ったり見えなくなるんじゃないかな…
人生や時間は無限でなく有限。
人間関係も、数が多ければいいより、多少は選んだ方がいいのかもしれない、なんて思いました。
だから、関係をマイナスに感じたり自分が必要とされてないと感じるなら、無理をする必要もなくて。
いい意味で刺激しあえたり、助け合えたり、受け入れあえる。私はそういう関係を大事にしたいです。
関東に来て、知り合いや親しい人もまだ多いといえなくて焦ってた部分もあったけど、無理して増やすより、一つ一つの縁を大事にすればいいと思うようになりました。
その中ですれ違うこと、途切れることもあるかもしれないけど。
そうなったとしても優しさって残ると私は思ってるので
最後はなるべく、笑ってたり、その人の心に優しさを残したい…
思い出の人を思い出すときは笑顔を思い出したいし、自分もその人に笑顔を思い出してほしいです。
難しい場合もあるかもしれないですけどね
