「あらかじめ悪いことを予想して、いざ起きた時のショックが和らぐよう自己防衛する」
こんなブロックが私にはあるって話だったんですが。
悪いことを予想していようがしてなかろうが、ショックなことには変わりないってわかったけど、あることに気付きました。
それは、「希望が覆された時ほど辛いことはない」ということ。
つまり希望が絶望に変わる時です。
これは、人間にとって非常に耐え難い苦しみを伴います。
私の場合…
父が亡くなった時、実は「お父さんはまだ生きてる」と勘違いをしてました。
父が病院で眠ってるって大人が言ってて、これは永眠したって意味だけど、私は子供だから本当に眠ってるんだと勘違いしたわけです。
でも、棺に入った父の遺体を目の当たりにして、もう亡くなったと受け入れるしかなかったです。
つまり、「父は生きてるかも?」て希望が覆されたわけです。
希望(期待)を持ったことで、ただショックなだけでなく、絶望というのを体験することになりました。
まだまだこんなもん序の口だけど(笑)
私は知ってる。
希望や期待が絶望に変わることほど苦痛はないってこと。
それがどんな感覚か、どんな風に頭が真っ白になるか、どんなに衝撃か。どんな風に心を殺されるか。
希望が絶望に変わることは人にとって恐怖です。
だから希望なんか持たない方がいい。
そういう思いも深いところにはある気がします。
ただ。
その痛みや悲しみを癒し、乗り越えるのに必要なものは何か。
まずは時間。
長い時間はかかっても、時は傷を癒してくれます。
そして私の体験ではありますが。
私には子供の頃、将来絶対なりたい夢がありました。
まあ成長につれ変わってしまいましたが…。
その夢を思い描けば、希望が湧きました。元気も出てきました。
夢があったから、辛いときも頑張ってこれた。
夢があったから楽しくて笑うことができた。
その当時の夢と希望が、私を救ってもくれました。
希望を持つことで辛さは倍増する可能性があるのは事実。
でも同時に、希望は救いと生きる力にもなります。
人は、希望を持たずにはいられないのかもしれないですね。
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