これを『好転反応』といいます。
慢性的に神経が鈍っていたのが、ヒーリングやマッサージなどで神経が活性化されていく過程で起こる反応です。
好転反応には、4つ種類があります。
① 弛緩反応
眠い、だるいなどの倦怠感を感じる。
活動的な交感神経から、施術を受けたことで急にリラックスモードの副交感神経に切り替わることで起こります。
② 過敏反応
あまり活動されていなかった器官、または活発すぎた器官が正常化して、逆の症状が出ること
便秘、下痢、発汗、痛み(精神的も含めて)など
③ 排泄反応
毒素や不要物が体から外に外に出ようとする反応
痒み、吹き出物、ネガティブな感情が出る、鬱っぽくなる、湿疹、便が増えるなど
④ 回復反応
体の循環が良くなりすぎて起こる反応
胃痛、吐き気、発熱、動悸など
施術を受けるまで不調だったり、毒素やネガティブな感情が長年の間たまっているほど好転反応は起こりやすいです。
施術を何回か受けていく内に出てこなくなりますが、状態や個人の差によってその期間も変わります。
好転反応が出て困る場合は、その前日や当日の施術は控えた方がベターだと思います。
好転反応は、悪いものが正常化に向けて起こる自然な反応なので、一時的には不快でしょうが、安静にして様子を見られてください。
また、水をたくさん飲んだ方が悪いものが流れやすくなるので回復も早いようです。
術後は水をたくさん摂ってみてください
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
また、好転反応だけが不調の原因と限りません。
セッション前後の一時的な不調は「休みたい、○○(例えば現在の職場や恋愛など)をやめたい」という無意識のサインも多いです。
強制的に休ませよう、やめてもらおうとして心身の不調が起きることもあります。
そのサインに従うまで不調が続く場合もあります。
無意識で甘えたい欲求が不調として出る場合もあります。
普段甘えられなかったり、ネガティブを抑圧し続けていると、体や精神的不調として甘えようと無意識が起こすこともあります。
その場合は施術者や誰かのせいにしたくなったり、一時的に傲慢さが出る場合も人によってありますが、人を責めたり人に発散するのは却って自分をマイナスにさせてしまうので、なるべく避けるようにされてください。