大きなスクリーンで映画を観ようよ!

 小学生の時に図書館で出会って以来、わたしのヒーロー ベスト3に入っているシャーロック・ホームズですもの、初日に見に行ってしまいました!

 これまでのホームズといえば、スーツをバリっと着こなし、やせ形で神経質そうなイギリス紳士というイメージでした。
 英国グラナダTV制作のTVシリーズで主演していたジェレミー・ブレットが実にピッタリな感じでしたね。

 今回ロバート・ダウニー Jr. が演じたのは、これまでのイメージとは全く違うタイプのホームズでした。頭脳明晰ではあるけれど、マッチョでタフで腕っ節が強い彼は、とても新鮮でした!

 そして、これまでのホームズは皆長身で、ワトソン氏が少し小柄だったのに、今回は逆です。ジュード・ロウ演じるワトソン氏の方が、いかにもイギリス紳士でカッコイイ!

 とはいえ、ホームズの細かい観察眼はあらゆるところで発揮されていました。インクの染み一つで相手の職業を当ててしまったり、指輪の跡で相手の過去を想像したり。

 小説では冷徹な観察眼という感じを受けていたのですが、映画で具体的に見せられてしまうと、ホームズって実はオタクだったの?という気もしてきました。(#^.^#)

 ロンドン・ブリッジってこの時代に作られていたんだということも新たな発見だし、何といってもベーカー街をこうやって見ることができて、とっても嬉しくてしょうがありません。

 宿敵、モーリアティ教授の影を感じるラストだったってことは、続編もあるってことなのかな?

出演」ロバート・ダウニー Jr.、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムス
監督:ガイ・リッチー
2009年アメリカ(ワーナー・ブラザース
上映時間:2時間9分
原題:Sherlock Holmes
大きなスクリーンで映画を観ようよ!

 昨年はシャネルのメゾン(アトリエ)ができて100周年ということもあり、シャネルに関する映画が複数制作されました。

 他の作品はデザイナーとしてのシャネルを描いたものですが、この作品は情熱的な恋をする女としてのココ・シャネルを描いています。

 実はわたし、ストラヴィンスキーの「春の祭典」が大好きなんです。初めて聞いたのは高校生の時だと思いますが、それまでのクラシック音楽の概念を覆すような、リズムを強調した曲にハマってしまい、一時は毎日聞いていました。

 その後、この曲はバレエのための音楽だということを知って更にショックを受け、モーリス・ベジャールの舞台まで見に行ってしまいました。

 この映画の最初のシーンは、その「春の祭典」の初演の模様です。バレエの振り付けはニジンスキーです。100年前にこの音楽を初めて聞いた観客は、さぞかし戸惑ったでしょうね。「こんなもの、音楽ではない!」という散々な批評を受けてしまいます。

 映画の中でも、これと同じ踊りが出てきました。

 何とかして「春の祭典」を再演したいと願うストラヴィンスキーに、資金的協力をしようとシャネルが手を差し伸べたところから、この2人は急速に親密な関係になっていきます。

 ストーリーはもちろん面白かったのですが、何よりも衣装がステキでため息が出っ放しでした。演奏会場に集まる女性たちのドレスやアクセサリーが豪華だし、何といっても主人公がココ・シャネルですからねぇ、シャネル・ファッションがこれでもかと登場してきます。

 ココ・シャネルは物凄く斬新なアイデアを持ったデザイナーでした。コルセットを捨ててスレンダーなラインを発表したのも、ニット素材を取り入れたのも、オリジナルの香水を作ったのも、すべて彼女です。

 映画の中で、新しい香水の決定するシーンがあって、「ああ、だからNo.5なんだ!」と思わず頷いてしまいました。

 ストラヴィンスキー一家が一緒に住むことになる郊外の屋敷のデザインも、いかにもシャネルでビックリしてしまいました。

 さすがにフランス映画なので、ちょっとひねった演出で構成されているので、誰にでも勧められる映画ではありませんが、シャネルかストラヴィンスキーに興味のある方でしたら是非ご覧になってくださいね。


Rokoのブログ

 伊坂幸太郎さん原作の「ゴールデンスランバー」を見てきました。

 無実の罪をきせられた青柳くんは、ひたすら逃げます。

 お前、オズワルドにされるぞ!

 どうしてこんな目に遭わなければいけないのか分からないけど、とにかく逃げ回ります。

 原作がとても良かったので、期待して映画を見に行きました。そして、映画もいい出来で嬉しい!

 青柳くんの事を信じてくれている人たちが、リスクを覚悟で頑張って助けてくれるところが本当にステキです!
 元カノも、同僚も、花火屋のおじさんも、みんな信じていてくれたんです!

 そして、やっぱり一番カッコよかったのは青柳くんのお父さん。「こっちもいろいろ大変だけどな、チャッチャと逃げろ!」って、スゴイなぁ!こんな風に堂々と言えるお父さんに育てられた青柳くんが、悪い人になるわけないでしょ、ネ!

 この物語のように、大きな権力にはめられてしまったら、普通の人間じゃ敵いませんよね。こうやって冤罪は作られていくんだって思うと、本当に怖いです。通り魔のキルオよりも、拳銃を持って追っかけてくる警官の方がずっと怖かったなぁ。

 キャスティングがとても良くて、なるほどねぇって思いました。特に花火屋のおじさんを演じていたベンガルさんと、青柳くんのお父さんを演じていた伊藤四朗さんが良かったなぁ!

 緊迫したシーンの合間にクスクスっと笑えちゃうところが、さすが伊坂幸太郎だよねという感じでした。原作を読んだ人も、読んでない人も、是非見てくださいね。

 ◎たいへんよくできました◎

 P.S. 仙台運輸の赤い独眼竜正宗っぽいロゴマークが可愛くて気になってます。
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 1834年6月20日、叔父ウィリアムス4世の後を継ぎ、18歳のヴィクトリアはイングランドの女王となりました。

 ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた1837年から1901年の期間はヴィクトリア朝と呼ばれ、産業革命による経済の発展が成熟に達したイングランドの絶頂期であると言われています。

 イングランドは女王を戴くと繁栄すると言われるゆえんは、この女王が作ったのでしょう。夫となったアルバート公と共に公務に励み、9人の子供を生み、その内の多くをドイツを中心とした各国に嫁がせ、晩年には"ヨーロッパの祖母"と呼ばれるようになったのです。

 最初はベルギー国王である叔父がたくらんだ政略結婚のためにイングランドへ赴いたアルバートでしたが、ヴィクトリアと彼は恋に落ち、アルバートはベルギーの為に働こうとは思わなくなっていたのでした。

 ヴィクトリアとアルバートは、それまで誰も手を付けていなかった古い慣習でがんじがらめの王家のムダな出費をなくすなど、多くの改革を進めていったのです。

 ストーリーの面白さはもちろんですが、何といっても衣装の豪華さに目を奪われてしまいました。ヴィクトリアが身に付けているドレスやアクセサリーの美しさも、この映画の見所です。

Victria's Trivia
 ヴィクトリア女王が結婚式で着たウェディングドレスは純潔を表す「乳白色」で、これ以降ウェディングドレス=白 というイメージが出来上がったのだそうです。

 クリスマスツリーを飾って家族団欒するという習慣も女王一家から始まったのだそうです。

 ヴィクトリア女王の影響がこんな所にもあったとはねぇ!

 この映画の公式サイト → こちら

製作年:2009年
製作国:英=米
原題:THE YOUNG VICTORIA
時間:102分
監督 :ジャン=マルク・ヴァレ
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 「30年も続いているロックバンドは、ストーンズと、ザ・フーと、アンヴィルだけだ」 by スラッシュ

 30年前のアンヴィルは、前途有望なロックバンドでした。同時期にスタートしたボン・ジョヴィも、メタリカも、メガデスも大成功を納めたのに、アンヴィルだけは何故か売れなかったんです。

 売れないと、結局は解散してしまうのが普通のバンドなんですけど、アンヴィルはずっと演奏し続けてきました。バンドとしては稼げないから、昼間はフルタイムの仕事をして、週末に演奏するという生活を彼らはずっと続けてきたんです。

 学生時代からロブとリップスはずっと一緒にバンドをやってきています。ある意味家族以上の存在です。売れないバンドがここまで続いてきたのは、ひとえに2人の友情があったからなのです。

 そんな彼らにヨーロッパツアーの話が転がり込んできました。結構大きな会場もあるという話に、意気揚々と出かけて行ったのですが、現実は厳しくて、会場がライブハウスやパブのような店だったり、電車に乗り遅れたり、道に迷ったり、ギャラをもらえなかったり、大変なツアーでした。

 でも、久し振りにツアーができて、色んなところにファンがいるってことが分かっただけでも成功さ!と前向きに考えるのが、アンヴィルのえらいところ!

 この映画の監督、サーシャ・ガバシはスピルバーグ監督の「ターミナル」の脚本を書いた人です。彼はアンヴィルの大ファンで、学生時代にローディーをしたこともあるんだそうです。ずっと忘れていたアンヴィルがまだ活動していることに感動して、この映画を撮ったそうです。

 喧嘩したり、悩んだりしながら頑張る彼らの姿はホントに素敵でした。今更売れる訳ないだろうと言われても、夢に向かって毎日努力し続けるのってスゴイなぁ~!笑いも、涙も、一杯詰まったこの映画を是非見てください!

 渋谷のUPLINKでこの映画を見たのですが、アンヴィルのメンバーが渋谷の街を歩くシーンを見て、彼らも渋谷に来たんだなぁと不思議な感慨にふけってしまいました。

 映画の公式サイトは → こちら