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 大恐慌の1930年代、銀行から鮮やかな手口で現金を奪い、捕まって刑務所に入れられても脱獄を繰り返し、州境を越えて活躍する彼を捕まえるために法律まで変えさせ、FBIから Publick Enemy No.1 (国民の敵 No.1)と呼ばれた男、ジョン・デリンジャーの物語。

 FBI は 「国民の敵」と呼ぶけれど、銀行強盗を何度も重ね、たとえ捕まってからでもマスコミのインタービューにジョークで応えるジョンの事を、一般市民は「ヒーロー」として見ていたんじゃないかなぁって思えます。

 仲間のことを決して裏切らず、汚れた金しか盗まないというスタンスがカッコいいんですよね。逆に、彼を追いかけているFBIの手段を選ばない捜査の仕方が、どうにもヤボでカッコ悪~い!

 ギャング映画を見たのってとても久し振りなんだけど、この時代のギャングってとってもスタイリッシュなんですよね。スーツにロングコートに帽子というスタイルでマシンガンを持つと、決まるのよねぇ!

 この映画の中で、ジョンが映画を見に行くシーンがあって、そこで上演されている映画の主人公がクラーク・ゲーブルなんだけど、これがまたカッコいいんだなぁ!

 ジョンを演じていたジョニー・ディップはもちろん良かったんだけど、恋人のビリーを演じていたマリオン・コティヤールがとても印象的でした。彼女が出ている映画をこれからチェックしようと思います。

 この映画はギャング映画というよりも、ジョンとビリーの愛を描いた物語だったのだと思います。それにしても、ビリーを口説くときのセリフはカッコ良過ぎです!

 俺の好きなもの、野球、映画、高級な服、速い車 ・・・・・ そして 君

 この映画の公式HPは → こちら
海角七号.jpg この映画の舞台になった恒春(ハンチュン)は、台湾の最も南にある海辺の町です。その景色を見ていると、ちょっと懐かしい気持ちになってきました。

 町にあるホテルが、夏のイベントに日本の歌手を呼ぶことにしたのだが、町長からそのステージに地元のバンドを出演させなければダメだと言われ、しぶしぶ出演者のオーディションをすることになった。

海角七号2.jpg このバンドのメンバーが、みんなひと癖あるんだけど楽しい人ばかり。

 バンドのギタリスト兼ボーカリストの阿嘉(アガ)は台北でミュージシャンをしていたのだけれど、結局売れずに帰ってきたばかりでブラブラしていました。ようやく郵便配達の仕事をもらったのです。

 配達する郵便物の中に不思議な小包がありました。それは、今はもうない「海角七号」という住所宛に、日本から送られてきたものでした。

 登場する人たち、一人一人の個性がとっても面白くて、とっても賑やかでした。特に月琴の名人だという茂(ボー)じいさんには、かなり笑わせてもらいました。

 「海角七号」宛の手紙の主は、第二次世界大戦中に台湾にいた日本人教師からのもので、彼の台湾に残して来た恋人への思いを語るシーンになると、急にロマンチックな雰囲気になって、これがどう絡んで行くんだろう?と最初は心配でしたが、最後は見事に一つになりました。

 最後のシーンで歌われる「野ばら」はとても感動的でした。わたしも思わず口ずさんでしまったほど。

 台湾の映画を見たのはこれが初めてです。昔の日本の風景を見ているような、不思議な気持ちになってしまいました。

【海角七号】予告編フルVer. (海角七號 預告片)

大きなスクリーンで映画を観ようよ!

1966年 BBCラジオはロックの放送を1日45分に制限していた

 ラジオで音楽をかけると演奏家の仕事が減るという理由で、イギリスでは1日45分しかポピュラー音楽が放送されていなかったという事実にまずビックリ!

 そして、その法律から逃れるために、海の上が海賊ラジオ局が24時間音楽を放送していた、ということにもまたビックリ!

 若者たちに人気のあった海賊ラジオ局を潰そうと画策する政府の役人との戦いが日夜続いていたんです。

 海賊ラジオ局の個性的なDJたちが様々なプログラムを送り出します。それぞれの得意なジャンル、独特の語り口、みんないいなぁ~!

 自分の部屋でそっと聞いている人、友達とパーティーしながら聞いている人、仕事をしながら聞いている人、みんな楽しみにしてたんですね。こんなラジオ局があったからこそ、ポピュラー音楽は広がっていったんだろうなぁ!

 登場する人たちのファッションも、話題になっていることも、もちろん音楽も、どれもこれもが輝いていて、とっても楽しい映画でした!こういうテーマの映画だから当然と言えば当然だけど、選曲センスがとっても良くてニヤニヤしっぱなしでした。(^o^)/

 とにかく配役がいいのよ~!ラジオ局のオーナー役は、パイレーツ・オブ・カリビアンで、デイビィ・ジョーンズ船長役だったビル・ナイ!ちょっとチャーリー・ワッツに似てない?


 アメリカ人のDJカウントを演じていたフィリップ・シーモア・ホフマンはいい声だったねぇ!

 ケネス・ブラナーがチョー真面目な政府官僚役ってのも楽しかったなぁ!
 でも、あんなクリスマス・ディナーは絶対にゴメンだね!

 わたしが一番気に入ったのはギャヴィンを演じていたリス・エバンス、これぞモッズって感じでカッコよかった~!

大きなスクリーンで映画を観ようよ!

 ロックファンなら、絶対に見逃すな~!!
これぞ、Radio Gaga だよね!(Lady Gagaって名前もここから来てるんだよ)


製作年: 2009年
製作国:イギリス ドイツ
原題:THE BOAT THAT ROCKED
時間:135分
監督:リチャード・カーティス
公式サイト:http://www.pirates-rock.jp/

@日比谷みゆき座
 This Is It は2週間だけの上映という予定だったんですが、余りの人気に期間延長になりました。後2週間延長だそうです。

 もう2回見たって友達もいるし、わたしももう一度見たい気持になってます。
ThisIsIt.jpg
 昨日から公開された映画 This Is It を観にいってきました。
 最初から最後まで、スゴイ!の連発でした。

 ロンドンでコンサートをするために、L.A.のステープルズセンターで行われていたリハーサルの様子を映画化したこの作品、色んな意味でビックリすることの連続でした。

 まずはリハーサル会場がステープルズセンターということにビックリ!ここはNBAの L.A.Lakersのホームコートで、コンサートやXゲームスにも使われる場所で、NBA開催時の収容人数が19,300人という巨大な会場なんです。

 オーディションには当然レベルの高いダンサーが集まっているのですが、100人以上のダンサーが一斉に踊る姿は圧巻でした。これを勝ち抜いたダンサーにとって、ここは正に夢の舞台でした。

 PVの完成度が高いのはみなさん御存じのとおりですが、それをステージで再現しようとする努力は並大抵ではありません。音はできるだけその曲が発表された時のままを再現したい。ギタリストやバックボーカルの人にも目立つシーンを設定したい。ダンサー1人1人の個性を見せたい。色んな提案がマイケルから出されていたことにビックリしました。

 普通のダンサーだと、中央にいるスターを目立たせるためのダンス構成になることが殆どですが、マイケルの場合はそれが当てはまりません。同じダンスをしたら、絶対にマイケルの切れが一番素晴らしいし、一番目立つんです。

 素早い動きはもちろんですが、止まった時に最も違いが出ると私は思っています。他のダンサーが肩で息をしている時も、マイケルは胸が少し動いているだけ、以前ステージを見た時にもキレイに止まるなと思っていたのですが、映画だとアップで見られるので改めてスゴイと感心してしまいました。

 マイケルが1人でステージに立っている時に、ダンサーさん達が真剣に見ている姿がとても印象的でした。みんなファンなんですよ!憧れの人をこんなに近くで見られる!カッコいい~!という気持ちに溢れていました。

 コンサートで背景に使う映像も、色々と撮影していたんですね。本番まであと少しという所まで来ていたのに、マイケルはどうして亡くなってしまったんでしょうね。これだけ完成度の高いリハーサル風景を見ると、彼の死が信じらません。

 「今の時点では、ぼくは全力で歌わないよ、まだウォームアップなんだから」なんて言いながらリハーサルをしていたマイケル。でも、それでも充分に素晴らしいんです。

 今の時点では、やっぱり冷静に見ることはできませんでした。I'll be there なんか聞いてると泣きそうになっちゃうもの。普通に見られるようになるには、何年か必要かな?