私は、ラッキーなことに、
いろいろ理論的に考えることができない代わりに
とりあえず、自分ができることはやってみることにしています。
と、言うか・・・
その話をする前に、
私は子供の頃から、大人になってからもですが、
あまり両親に、
干渉をされるということがありませんでした。
（前回の記事では、
親が厳しかったからというワードを使ったけど、
厳しいというよりは、
関心がなかったというほうがピンとくる）
今思えば母親も、
働かない父に、私と妹、
夜・昼働いて、、、そんな余裕もなかったのかと
理解はできるのですが・・・
子供心には、自分に興味がないんだな～
と、映っていました。
運動会、授業参観、親子遠足、、、来たことがなかったし
そうそう、通知表とかも見たことなかった 笑
勉強ができているのか、できていないのか
何に興味があるのか、何がしたいのか・・・
聞いてもこないけど、
こちらから話しても、
返答はいつも
「・・・・」
でした。
大人になってからも・・・（母は私が25歳の時に亡くなって）
父は、主人の両親と一度も顔を合わせたことがなく・・・
私の息子たちの名前を呼んだことも一度もなく
いつも「お兄ちゃん達」って呼んでました。
とことん、興味がないというか、不思議な父親でした。
その父も他界しましたが。
親に干渉されすぎて辛い人も多いけど、
興味を持たれないというのも、意外にきついもの。
どちらにしても、過ぎたるは・・・なのでしょうが。
それに加えて、父が必要以上にへんてこりん、
その逸話は数え切れない・・・ ^_^;
（上の話だけで十分へんてこりんですけど）
話が逸れちゃうから止めておきますが・・・
ソンな訳で、私は性格歪みまくりの拗ねまくり (*v.v)
あまり、人を信用できないし、
自分のこともいまいち、信用できない。
自分は人と違っているってずっと思ってきた。
子供の頃から、家庭環境が普通じゃなかったせいで、
自分は考え方も行動も普通じゃないと思い込んじゃった。
だから、
かなり、ビクビクして過ごしていました。
親が教えてくれなかったから、
学校の先生が言ったこととか、
一般的にやってはダメと言われること、
つまり、ルールだけは守らないと、、、
普通じゃなくなってしまう。
って、恐れていたのでしょうね。
普通は、
普通は、
普通は・・・
と、
どんどん私の想像する普通になるためのルールを
作り上げていくことになったわけです。
（普通なんてないのに・・・）
で、
ルール女が出来上がったのです。
以前の私なら、ブログなんて・・・考えられません。
だって、きっと、、、」
存在しない「正解」を見つけていたから。
いつも、誰が言った後、
「自分の意見と同じ人がいてよかった～」
って・・・発言する。
自分と同じ意見が出ないと
「やっぱり、いないか～」
って・・・発言を控える。
そんな私が、ブログなんて・・・無理じゃないですか。
で、
そんな中にでも、
幸せになりたいってアンテナが立つと
ちゃ～んと、出会いはあるもので、
7年前私を救ってくれた、私の初のメンター
コーチング、NLP、潜在意識、イメージング
言葉が大切な事・・・
何も知らない私にいろいろ、
本当にいろいろ教えてくれました。
全然、知らないことばかりで、
完全にアウェイで、
いつも逃げ出したい気持ちで
セミナーに通っていたな～
で、
この後・・・
どんどん自分が開花され始めて
仕事でも注目をされるようになったり、
結果が出たり、
そうすると・・・また・・・言われるのです。
「普通じゃないよね～」
私の考えている「普通」の逆の意味で。
つまり、
「普通そこまで人のためにしないよね～」とか
「普通そんな行動力ないよね～」
「普通の女性はそこまでしないよね～」とか
普通で言う、ほめ言葉として・・・
で、
捻くれ女の私は、その普通に反応して・・・
嫌味に聞こえちゃうの。
人のために＝おせっかい
行動力がある＝家のことをしない
女性が○○ ＝子供がかわいそう
てな具合に・・・ (^▽^;)
「すごいね～」って言われても
なぜか、怒り出しちゃったり、
嫌味を言われたくないから、
頑張って、
頑張ると結果がでるから、
また褒められて（嫌味を言われて）
こんな苦しんでいるのに。。。
それに比例するかのように・・・
息子の問題行動がどんどんひどくなっていく。
この、スパイラルも意味が分からなかったな～
で、
私の第２次転換期のきっかけになったのが、この方
- 性格は捨てられる/中経出版
- ￥1,404
- Amazon.co.jp
で、で、
少しずつ私の中で変化が起きて始めて
そして衝撃の上級ワークショップで
「ルールは守らなくてもいい。」
本当に衝撃的だった。私にとっては。
ま～・・・その前に、
自分に「ルール」があることにすら
気づいていませんでしたけど。
普通だと思っていましたから
この言葉ひとつに、
芋づる式に いろいろなものが
引っ張り出されて、、、
そのひとつが、息子の問題だったわけですが、
（重大問題なワリには、
かなり、おまけのように引っ張り出されたのですけれど）
私には
「私が勝手に作り上げたルール」
があることが分かった。
しかも、
その「ルールは守らなくてもいい」らしい、
ということが分かった。
私にとっては、分かったってことが重要なこと。
それひとつが分かったら、本当に芋づる式に
いろいろな事がぶらさがって付いてきた。
息子のことに関しては
問題行動が日々繰り広げられていた最中、
「この子は将来、犯罪者になってしまう恐れがある」
という、
私の前提だけは、今すぐやめてみる。
っていうことが分かった。
そんなこと、本当は思えていなかったけれど、
「息子を信じてもいい」
って、思うことに、
そしてつぶやくことにした。
どうしてかというと、
ここで、最初に戻るのですが・・・
どうして・・・
そうするのかという理論的なことはわからないけど、
そうすると良いって言っているから 、
素直にそうしてみることにした。
理屈っぽいことは、逆に、
結果が出たら考えることにして、
まずは、試してみようって。
でもね、実は、、、本当のところ、、、
今でも、息子に
「今日は、何もないよね？」
って、聞いてしまう日もあるのです。
そうなの。
ちゃ～んとできちゃっているわけではないの。
まだ、ダメダメママなの。
（うん。それでもいいのって思ってるけど）
でも、
笑いながら息子が
「今日も何もないよ」
って、答えてくれる。
（本当に幸せって感じる瞬間
）
あの、地獄のような日々にも、
同じ会話が繰り広げられていましたが、
完全に違うところは・・・
あの時、息子は笑っていなかった。
そして・・・
あの時私は、
「息子を信じてもいい」
って、思ってあげることができなかった。
（できなかったというよりは、分からなかったのですが）
でも、今は前提を変えちゃったんです。
「息子を信じてもいい」
完璧にそう思えなくても、つぶやけなくても・・・
まずは、分かる、気づくってことだけで
十分なのかな～って・・・
なんか、それに気がつくと、
なんで、こんなことが・・・わからなかったのか？
って、思うんだけど。
分かった（気づいた）から、
今日から劇的に周りが変わり始めるわけではないけれど、
でも、
劇的に自分の前提が変わるので、
同じことが起きても、
受けとらえ方が違っている。
すごくイライラしていたことが、
イライラしなくなっていたとか、
嫌な人からのメールも
別にそんなにざわざわしなくなったとか。
で、
だからって、
全部が全部、
いつも、いつも、
ざわざわしないかと言ったら、
そんな訳でもなく、、、
だから、
ブログを読んだり、本を読んだり、DVDを見たり、
セミナーや勉強会に参加したりして
トレーニングを続けていくんだろうな～。
筋肉だって、トレーニングしないと
衰えちゃうように・・・
心の筋肉も、
劇的に変化した後のケアーも、
大切なのかも♪
今は、本当に本当に、
息子の笑顔だけで十分
私やっぱり、ごきげんさんだな～