突然ですが、皆様は
「ホ・オポノポノ」
というのをご存じでしょうか。
2000年代後半に、「自己啓発」や「スピリチュアル」
の世界で「一役ブーム」となり、現在に至るまで
「問題解決のメソッド」として幅を利かせています。
(最近では「下火」になった気もしますが、それでも
「熱心」に続けているかたもちらほら見かけます)
で、この「ホ・オポノポノ」なんですが、知らないかた
のためにざっくりお伝えすると、つぎの「四つの言葉」
「ごめんなさい」
「許してください」
「愛しています」
「ありがとう」
を唱えているだけで、あらゆる「問題」が解決される
というものです。その「お手軽さ」から、実際に
試されたかたも多いのではないでしょうか。
(ちなみに、わたしもその中のひとりです)
「ホ・オポノポノ」を行い、実際に効果を得た
かたも多いでしょうが、中には、
「あまり効果ないな」
「全然効かないじゃないか」
そういって投げ出すかたも多いと思います。で、
「ホ・オポノポノ」が「なぜ効かないのか」ということに
ついて、今回はざっくりとお伝えしようと思います。
(今回の記事はそういうかた向けのテーマとなっております)
(「ホ・オポノポノ」とは「(内なる)調和を取り戻すこと」)
~「ホ・オポノポノ」が効かない理由~
①そもそも「ホ・オポノポノ」とは「四つの言葉」ではない
②「ヒューレン式」ホ・オポノポノを実行している
③その他の理由(やりかたを間違っている・使い方がわからない等)
①そもそも「ホ・オポノポノ」とは「四つの言葉」ではない
そもそもなんですが、「ホ・オポノポノ」とは「ハワイ語」であり、そこには翻訳不可能な「様々な意味」が存在します。で、今回は
「ホ・オポノポノ」=「(内なる)調和を取り戻すこと」
として話を進めていきます(ほかにも様々な意味が存在しますが、長くなるので省略します)。しかし、世の中に広く知られている
「ホ・オポノポノ」とは、「四つの言葉」だという認識があります。これは②でも説明しますが、「ヒューレン博士」というかたが
広めたあくまで「一形態」としての「ホ・オポノポノ」であり、「ホ・オポノポノ」自体は(実際には)「人の数」だけ存在します。
(つまり、仮に現在世界に80億人がいたとするならば、「80億通りの「ホ・オポノポノ」が存在する」ということです)
②「ヒューレン式」ホ・オポノポノを実行している
皆さんがよく「ご存じ」の「ホ・オポノポノ」とは、①での説明通り、
「ヒューレン式」ホ・オポノポノ
である確率が高いです(というか、恐らく
大多数のかたがそうだと思います)。で、「ヒューレン式」の何が問題かというと、
あれはあくまで「ヒューレン式」であり、
「万人に共通」のものではないからです。
考えてみればわかると思いますが、
ひとはまさに千差万別で、身長も違えば、体重も異なります。皮膚の色も違うし、性別も違う。例えば「ヒューレン博士」が着ている
「アロハシャツ」があなたにとって「ピッタリ」なはずがありません。あなたにはあなただけの「ピッタリ」な服があるし、要するに
・「ヒューレン式」ホ・オポノポノが「合わない」かたもいる
ですので、「(ヒューレン式)ホ・オポノポノはわたしには効かない」というかたが現れても、何ら「不思議」ではないのです。
(逆に上記の理由から、「万人に効く」ほうが「摩訶不思議」だと思います)
③その他の理由(やりかたを間違っている・使い方がわからない等)
このことは②で説明したことと被るのですが、皆さんが実行されてる「ホ・オポノポノ」はあくまで「ヒューレン式」ですので、
本来であれば「あなた式」の「ホ・オポノポノ」をする必要があります。「ヒューレン式」を否定するつもりはありません。ですが、
効果が出ないかたは、明らかに「やりかたが間違っている」のです。先の例でいうと、
ヒューレン博士の「アロハシャツ」を、
合わないのに頑張って自分に「着せよう」としているようなものです。もっとあなたに「似合う服」があるにも関わらず、です。
ここまで「ホ・オポノポノ」が効かない理由を
ざっくりと解説してきましたが、如何でしたでしょうか。
(掘り下げれば、もっと他に理由はあるのですが、
今回はあくまでこの辺りで止めておきます)
誤解のないようにお伝えしますが、「ホ・オポノポノ」自体は
「有用なメソッド」です。しかし同時に「効かない」という
かたがいても不思議ではないのは、上記の理由からです。
(だから「効かない」かたも落ち込む必要は全くありません)
・「ホ・オポノポノ」=「四つの言葉」ではない」
「ホ・オポノポノ」が効かないかたは、まず
そこから「認識」を改める必要があります。
もちろん、「ヒューレン式」ホ・オポノポノで
効果が出たかたは、それを続けて構いません。
しかし、効果が出ないのに、一生懸命にやった
ところで、効果があがるものでもありません。
(例えるなら、「この薬効かないな」と思いながら
同じ「薬」を毎日飲み続けるようなものです)
では、どうすれば「ホ・オポノポノ」が効くのか
という話になるのですが、前にも少し触れたように、
・「あなた式」ホ・オポノポノをする
このことに尽きると思います。
で、これに関して、
「自分式って一体何だよ?」
と思われるかたもいるかもしれませんが、
その辺りのことは、次回解説したいと思います。