ラグビーしようぜ！新会員募集中！
三寒四温で確実に春は近づいている。新たな気持ちでまたチャレンジする気持ちが湧き上がってくる。
初めての全国大会は、予想以上にホロ苦いものだった。
六甲クラブ3年目、山下大輝にとって待ちわびた「ステージ」でもあった。1年目は全国メンバーに入ったものの、リザーブで出場機会がなかった。2年目の22年シーズンは近畿リーグで敗れた。そして、「リーグ2位」とはいえ念願の舞台。スタンドには北九州まで家族が応援に駆けつけてくれた。
試合は出場した誰もが感じたように、時間があっという間に過ぎて、自分たちの思ったパフォーマンスを発揮することができなかった。前半のなんでもないミス、遅すぎた反撃…。「たられば」が嫌というほど湧き上がってくる。同時にそれが多いほど、今季の自分たちの甘さを痛感する。
「また一からやり直します」
短い言葉で山下は来季の雪辱を誓った。
「大輝はパスが放れへんからな～、ええもん持ってるんやけどなあ」と仲間との飲み会でよくいじられる。
兵庫は公立の古豪・星稜髙出身。主将を任された。大学は兵庫県立大に進学。ここでもキャプテンになる。「関西Cリーグで、毎年の課題は人数集めでした。（苦笑）」言葉巧みに勧誘し、試合では野球部やアメフト部から助っ人を頼むことも少なくなかっった。
「（大学の試合では）自分が起点になる場面が多かったです。CTBでガツンと当たったら、そのまま抜けちゃったりして…。」
国体・兵庫選抜との合同練習で大学時代から六甲クラブには何度か練習に参加していた。強豪高校、有名大学の出身選手やスキルのある選手も多く、「負けてたまるか」と個人トレーニングやウエイトに励み、小さくても当たり負けしない身体をつくり、リーグ戦でもチームに欠かせない戦力になった。
昨季は自分でも成長を感じる1年であったはずだ。国体近畿ブロック予選では、主将としてチームをまとめ上げ、本選出場は果たせなかったものの、大阪代表に昨年の雪辱を果たした。リーグ戦の千里馬クラブでは序盤、見事な電撃先制トライを決める活躍をみせた。全国大会では急きょキッカーも努めた。
昨季、印象に残る場面があった。リーグ戦途中、なんとかドローに持ち込んだ試合後のミーティングで、自分たちに足りないものを、涙ながらに仲間に訴えかけた。チーム再浮上のきっかけになったのは間違いない。
もっと上手くなりたい、もっと強くなりたいー。山下の魅力はハングリーさと雑草魂だ。強豪校、有名チーム出身じゃなくても、熱い思いを持ち続けていけば必ず道は開ける。
チャレンジを繰り返しながら、山下大輝は成長を続ける。
六甲クラブにはこんな仲間がいます。
新たな季節、新たな気持ちで一緒にラグビーしましょう。
（三宮清純）
★練習参加・体験大歓迎です！★
できるところまでで結構です。一緒に体を動かしませんか？
見学・体験随時募集してます！
★下記のアドレスからご連絡頂けると幸いです。
連絡先：rokkorugby-info@googlegroups.com
・お名前と連絡先をご記入ください。
※のちほど担当者からご連絡させていただきます。
※フェイスブック、インスタ、ツイッターからでもお待ちしております！