ROKKO RUGBYFOOTBALL CLUB OFFICIALBLOG

ROKKO RUGBYFOOTBALL CLUB OFFICIALBLOG

ROKKO FIGHTINGBULL / REDWING

【クラブ理念】
ラグビーで地域を元気にする
~「楽しく・強く」をモットーに 生涯にわたりラグビーを楽しめる環境を提供する~
~NO RUGBY, NO LIFE~

【チーム】 (神戸&東京)
六甲クラブ  >>> OFFICIAL WEBSITE
東京六甲クラブ >>> OFFICIAL WEBSITE


【Facebook】

Rokko Rugbyfootbal Club




六甲クラブでは、ただ今、新会員募集中です!

お問い合わせは下記アドレスまで。
rokkoclub@freeml.com
迷惑メール防止のため、@を全角にしています。
お手数ですが、@を半角になおしてお送りください。

テーマ:
★2019年度新入部員募集!★
 
準決勝から10日が経ちました。チームはしばしのオフ期間ですが、スタッフは既に来季に向けて動き出しております!
 六甲クラブは2019年度、共に戦う仲間を募集しております。

①新社会人で、関西企業に就職、関西方面に配属になった

→高校・大学と続けてきたラグビー辞めるのはモッタイナイ!

→まだ入社前でも一緒に体を動かしませんか?

②関西圏に異動・転勤となった

→関西の生活慣れてきましたか?一緒にラグビーを楽しみましょう!

③企業ラグビーを引退、社業専念、関西に帰ってきた

→クラブラグビーに引退はありません。プレーを続けることがラグビーの地域活性化につながります!

④大学でも、体育会に入らずラグビーを続けたい

→学生時代、様々なチャレンジがしたい!六甲クラブにも数名の学生選手がいます!

⑤ベテラン・試合だけでもラグビーを楽しみたい!

→兵庫県リーグに所属する「六甲レッドウイングス」では、19歳の学生選手から57歳の超ベテランまであらゆる世代の選手が勝利を求めてラグビーをエンジョイしています。まだまだ若手に負けん!というベテラン選手もどうぞ!

★練習参加・体験大歓迎です!★

できるところまでで結構です。一緒に体を動かしませんか?

 見学・体験随時募集してます!

 下記のアドレスからご連絡頂けると幸いです。

連絡先:rokkoclub@freeml.com

・お名前と連絡先をご記入ください。

※のちほど担当者からご連絡させていただきます。

 

新しい季節、新しいシーズン、新たな気持ちで

六甲クラブで新たなラグビーライフをスタートしませんか?

NO RUGBY,NO LIFE
↓↓↓こちらからどうぞ!↓↓↓

連絡先:rokkoclub@freeml.com

※お名前と連絡先をご記入ください。

後ほど担当者からご連絡させていただきます。

~六甲クラブ事務局~

 

テーマ:

涙の先に

 あかん、涙が止まらん…

 六甲ファイティングブル主将・中村圭佑は2度泣いた。

 7点差で終わった準決勝直後のファンクションで、そしてロッカールームの最後のコメントで…。

 俺たちのキャプテンは2度泣いた。

「こんなにサポートして頂いたのに…本当に申し訳ありませんッ」勝利こそ最大の恩返しー。それができずシーズンを終える責任を一身に背負い、涙であふれる両眼を手で覆い隠し、天を仰いだ。

 昨年の決勝以来、350日ぶりのバーバリアンズ戦。しかも初戦の駒場WMM戦は体調不良で欠場ということもあり、「2試合分やらなきゃ!」と中村のこの試合にかける思いはかなりのものだった。

 準決勝までのわずかな練習機会に、駒場戦で出た課題を可能な限り修正した。特にFWには「リアクション」と「素早い戻り」を強く求め、語気を強める場面もあった。メンバー選考も最後の最後まで悩みに悩みぬいた。

 気合が空回りしたのか、六甲は反則でチャンスをつぶす形が多かった。「僕自陣のパフォーマンスもそんなに良くなかったし、チームに勢いをもたらせませんでした」(中村主将)。終了間際の猛追で、あと5分もあれば勝敗は分からないところまで追いつめたが、「やはり、まだまだバーバリアンズはフィジカルが強く、差し込まれたり、局面やブレイクダウンでプレッシャーを受けた場面が多くあった」と完敗を認めた。

 中村主将の涙の横で、CTB江藤もまた、引っ張ったジャージに顔をうずめ嗚咽した。

 「ホンマにホンマにホンマに悔しかったです。秋田NBの試合でも涙なんか流したことなかったのに、自分が泣いていることにも衝撃でした」。

 PR越田、FL高原と共に「秋田闘魂3銃士」としてチームに貢献。準決勝でも猛タックルを連発。アタックでもトライを演出するなど奮闘した。

 「今日の試合で改めて自分がラグビーめちゃくちゃ好きなんやと実感しましたし、このままで終わりたくない気持ちが強くなりました」。 

「僕たちは試合に出られなくてもサポートしてくれる仲間、スタッフの皆さんはもちろん、家族やOB、スポンサーの方々のお陰でラグビーができている。本当に勝ちたかった。やはり勝たなきゃ意味がないー」。

 主将の涙に、今季初めて全国大会に参加したLO田村やCTB中村健の眼も真っ赤だ。

W杯イヤーに入ったとはいえ、決して注目度が高くなったとは言えないクラブシーン。仕事を持ちながらも、大学やトップリーグにも負けない情熱を持った男たちがしのぎを削る。プレーのレベルも、大学や社会人・トップリーグ時代の「貯金」だけでなんとかなる時代はもうとっくに過ぎている。
 自分たちで会費を払い、自分たちでグラウンドを探し、自分たちでスポンサーを探し運営していく。全国大会では自分たちと同じかそれ以上に努力を続けているライバルチームがいる。だからこそ勝ちたい。だからこそ敗れた時には涙がこみ上げてくる。大の大人が泣くほど情熱をかける価値がそこにはある

 「僕たちはやはり『何か』が足りなかった。この『何か』をみんなもう一度しっかり考えて、できることならここにいる同じ仲間で、この悔しさを忘れずに、また来季一緒に頑張りたいです。一年間、本当にありがとうございましたー」。

 ロッカールームで中村主将は再び頭を深々と下げた。もうみんなもらい泣きだ。悔しさと同時に「今年も六甲クラブでラグビーができてよかったなあ」としみじみ感じた瞬間だった。

 キャプテンにこんな泣かせ方させちゃダメだなー。

でもこんなに泣いてくれるキャプテンがいるのは幸せだよな。

 全ての六甲メンバーが雪辱を誓った。

 年に一度の決戦の舞台をひと足早く降りた六甲ファイティングブル。

 友よ、来年こそは

 勝ってから泣こうー。

(三宮清純)

※写真の一部は関西協会・清水良枝様からご提供頂きました。


テーマ:

それでも、何度でも、懸命に

 2月3日、曇り空のパロマ瑞穂ラグビー場。

 26回を数えるクラブ大会で、実に14回目の対決となる六甲ファイティングブル対北海道バーバリアンズの準決勝が行われた。

 キックオフ直前の午後13時27分。ロッカールームで熱く固い円陣が組まれた。

「リアクション、戻りを早く、0、1チャンネルのディフェンス…」

 六甲ファイティングブル主将・中村圭佑が最後の確認をする。そして目を閉じ、大きく息を吸い込んで決意を込めた。

 「このジャージを着れなかった仲間のため、支えてくれるたくさんの人たちのために、最後まで体を張ろう。行くぞ六甲ッ!」

 昨年の決勝から350日。再び王者・バーバリアンズとの決戦のピッチに六甲戦士が飛び出していった。

 六甲のキックオフで始まった。序盤は互いに激しいブレイクダウンを繰り返し、中盤でのプレーが続く。

 バーバリアンズは昨年よりメンバーがいくらか変わってはいるが、LOに193㌢のトンプソンライアン、CTBに7人制日本代表候補にもなったターファイ・トゥマナワが加入。日体大や流経大の新戦力も加わり、戦力はさらに分厚くなっているようだ。

 試合が動いたのは前半25分。自陣で六甲は反則を喫し、バーバリアンズは5㍍ラインアウトからFWラッシュでゴールに迫る。十数回のフェイズの後、先制トライを許してしまう。

 敵陣に行きたい六甲だが、自陣でミスや反則を繰り返し、なかなかリズムに乗ることができない。

 ようやくチャンスが巡ってきたのは35分だ。バーバリアンズスクラムを六甲がプッシュして球出しを乱れさせ、バーバリアンズがパスをノックオン。こぼれ球をCTB江藤が鋭く反応し拾い上げるとSO衣川へ。衣川は2人のタックルを受けながらも果敢に前進しWTB三木へ。六甲の韋駄天男はそのままゴールポスト真下へ一目散トライ。安部のゴールも決まって、7-5と逆転に成功する。

     これで流れが変わるかと思われたが、バーバリアンズは慌てることなく再び六甲陣に迫ってくる。ここで六甲はまた反則を喫し5㍍ラインアウトからのフェイズの攻防となった。ゴールラインを背に必死の防御を繰り返す

六甲だったが、前半ロスタイム、23回目のフェイズでトライを許し、7対12でのハーフタイムとなった。

 ロッカールームで落ち着きを取り戻しながら後半へ向けて照準を絞っていく。昨年の決勝よりはいける!と感じたポイント、修正できるポイント。時間を有効に使いながらチームでの共有を図る。「もう一度円陣組もう!」中村主将がチームを一つにする。

「あと40分。絶対に逆転できる!仲間のために体を張って、そして思い切り楽しもうッ!」

 バーバリアンズのキックオフで始まった後半、早い段階で敵陣入り得点のチャンスを握りたい六甲だったが、攻め込んでのノットリリース、スクラムでのコラプシングを取られチャンスをつぶしてしまう。

 後半7分、バーバリアンズはカウンターからWTB黒川ラフィがミスマッチを逃さず俊足を生かして六甲防御を突破。最後はCTBターファイにつながれトライ。7対19と差を広げられる。21 にはまた前半と同じようなFWラッシュでトライを喫し7対26。結果的にこの2つのトライが六甲には最後まで大きく響いた。

 ラスト15分。前の駒場戦と同じ19点差。「奇跡よ再び!」と六甲が敵陣に斬り込む。ようやくこの辺りから六甲の連続攻撃がつながるようになる。後半28分。おそらくこの試合初めてであろうゴール前のマイボールラインアウト。細く長いクサビを形成し、最後はPR越田がゴールになだれ込んだ。

 さらに32分だ。相手ボールを奪ってからの連続攻撃。江藤→和田→安部とパスが回って左中間にトライ。安部自らのゴールも決まって19-26。7点差と迫り、会場は六甲の追い上げに熱気も高まってきた。

 だが、バーバリアンズは慌てていなかった。後半途中から投入していた7人制日本代表のセル・ジョセに、ラインアウトから大きく前進を許し、七戸にトライを許し、19-33と再び点差が開いてしまう。

 あと3分。駒場戦で最後の最後まであきらめてはいけないことを知った六甲は、全員で必死にボールをつなぐ。仲間のため、支えてくれる人のため。197㌢のセル・ジョセに捕まりながらもインゴールに飛び込んだ和田のトライ、難しい位置からでも決まった安部のコンバージョン。まさに執念がこもった得点だった。

image あと7点、1トライ1ゴール。しかし「奇跡」を起こすには点を取られすぎた。ラストプレーでバーバリアンズSH露木は冷静にタッチに大きく蹴り出しノーサイド。六甲ファイティングブルの2018年シーズンが終わった。

image 「地域を取れず、マイボールを継続できなかった。自陣や、敵陣での反則。当たり前のことができませんでした」(安部副将)

 反則数は六甲8に対しバーバが3。特に六甲はトライチャンスやピンチの場面で反則を繰り返したのが大きく響いた。

 「昨年と同様、点差以上に完敗の感が強いな。マイボールキープができなかったこと、反則で思うようにプレーができなかったのは、重要な所で個々の差が出てしまった」(北迫コーチ)

 もちろん、最後の追い上げや、セットプレー、デフェンス面でも良かった面もある。

「(練習環境の厳しい)クラブチームは、個人でどれだけトレーニングしているかで決まってくる。個々の力がなければチーム力はアップしない。悔しいのであれば、六甲はもっとトレーニングしてレベルアップしなければならない」(北迫コーチ)

 「選手は全力で勝ちに行きました。キャプテンとして本当に申し訳ないです」

 中村主将は唇をかみしめる。「打倒!北海道バーバリアンズ」の目標を果たせぬまま終わるシーズンに「やはり、僕たちは何かが足りなかった。それをチームで、選手個人で見つめ直し、この瞬間から、またチャレンジしていきたいです」。

 何度つまづいても、ひるまず、立ち上がって、前に進まなきゃならない。人生はChallenge。それを教えてくれたのはラグビーだから。必ず俺たちはまたこの場所に帰ってくる。

 今季も多くの人々に支えられたシーズンでした。感謝申し上げます。

 六甲ファイティングブル。

 今はただ走り抜けるのだー

(三宮清純)

 ※写真の一部は関西協会・清水良枝様よりご提供頂きました。

 

 


テーマ:

●2月3日(曇)13:30KO

・全国大会準決勝

六甲FB26(前7-12、後19-21)33北海道BB

前1T1G                 前2T1G

後3T2G                 後3T3G

★六甲FBメンバー

1、加村太一

2、上田陸

3、越田祐麻

4、平岡智浩→福島

5、田村亮太→西谷

6、上野雄太→横田

7、高原政弥

8、中村圭佑(主将)

9、谷晋平

10、衣川太貴

11、藤坂政広→和田

12、中村健人

13、江藤貫

14、三木勇太

15、安部都兼

 

16、小牧晃史

17、西谷将克

18、山田利之

19、瀧村勇樹

20、拝原一樹

21、和田晋也

22、福島清登

23、横田駿

・代表~北迫・交代~榎村・記録~石川・SA狩野、山下

・ベンチ~由良、北川、竹中、中野、前川、学生2人

・給水~綿谷、前田・カメラ~古村・ビデオ~二宮、山口、江畑、山本

・応援~多くの六甲ファミリー

 

日本協会、関西協会、愛知県協会の皆様ありがとうございました。会場運営にご尽力頂きました関係者の皆様ありがとうございました。

 関西から、東京から選手のご家族、ご親族、OB各位にも多数応援に駆けつけて頂きました。この場をお借りして感謝申し上げます。

 2回戦に続き「奇跡よ再び!」というには、防御の時間が多く、北海道バーバリアンズの重い圧力と試合巧者ぶりに涙を飲みました。

 しかし、選ばれた六甲23戦士は

 「応援してくれる人のために」

 「仲間のために」

 と最後まで戦い抜きました。

 北海道バーバリアンズの皆さんありがとうございました。必ず日本一になってください。


 この試合を持ちまして、六甲ファイティングブルの2018年度シーズンが終了致しました。今季も多くの方々に支えられながら戦ったシーズンでした。

 今季対戦しました全てのチーム、関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

 しばしのオフの後、六甲ファイティングブルは再び走り始めます。

 今シーズンも本当にありがとうございました!

 


テーマ:

いざ、尾張「節分決戦」!

  平素は六甲クラブ、六甲ファイティグブルに多大なるご声援を賜りまして誠にありがとうございます。

 いよいよ明日は全国大会準決勝。チームは本日午前中、神戸市内のグラウンドでキャプテンズラン(試合前最終練習)を行い、夕刻、名古屋の宿舎に入りました。

 準決勝の相手は北海道バーバリアンズ。7人制日本代表など3人の外国人選手を擁する昨年の王者です。

 昨年の決勝で完敗以来、中村圭佑主将の下、雪辱を目指して今季を過ごしてまいりました。決勝戦の切符をつかむためには越えなけれなならない大きな壁。出場する選手だけでなく、サポートする仲間、スタッフ、六甲ファミリーの総力で「Challenge!」致します。

 

  会場のパロマ瑞穂ラグビー場は入場無料ですので、お近くの方は是非足をお運びいただき、日本ラグビーの底辺を支えるクラブチームの最高峰の2試合をご覧くださいますようよろしくお願いいたします。

 また、Jスポーツ・オンデマンドでも中継されますので、こちらからも熱きご声援をよろしくお願いいたします。

★第26回全国クラブラグビー大会★

 2月3日(日)13:30KO【パロマ瑞穂ラグビー場】

六甲FBvs北海道BB

吹けよ風、呼べよ嵐!

燃えろ六甲ファイティングブル!


テーマ:

準決勝、名勝負再び!

 平素は六甲クラブ、六甲ファイティングブルに多大なるご声援を賜り、誠にありがとうございます。

 「第26回全国クラブラグビー大会」いよいよ今週、パロマ瑞穂ラグビー場で準決勝が行われます。

 20日の2回戦で駒場WMMにロスタイム奇跡の大逆転勝利した六甲ファイティングブルは、昨年の王者・北海道バーバリアンズと対戦します。

 北海道バーバリアンズは21大会連続出場。7人制日本代表のジセル・ジョセ選手をはじめ3人の外国人選手と強力なFW、機動力のあるBKが自慢の王者です。クラブ運営も、社会人顔負けの広大なグラウンドとクラブハウスを所有し、毎年夏7人制大会を開催するなど、日本のクラブ界を一歩も二歩もリードする強豪クラブです。

 六甲とバーバリアンズは26回を数えるクラブ大会の歴史の中で13回対戦し、六甲の8勝4敗1分け(※第22回大会、トライ数差でバーバリアンズが決勝進出)ですが、ここ数年、六甲はバーバリアンズに勝利することができていません。

 昨年の決勝では25-10と完敗。今季、「打倒、北海道バーバリアンズ」を掲げ、精進してまいりました。選手、クラブ一同、昨年のリベンジに燃えております。クラブラグビーの歴史を築いてきた両チームの激突にご期待ください。

 会場の瑞穂ラグビー場は入場無料です。第1試合の神奈川タマリバvs愛知教員クラブも含め、日本のクラブチームのトップ4の激突を是非会場でご覧頂き、六甲戦士に熱い熱いご声援をお送りくださいますようお願いいたします。

 ●第26回全国クラブ大会 準決勝

~2月3日 パロマ瑞穂ラグビー場~

・神奈川タマリバvs愛知教員クラブ 11時KO

・六甲ファイティングブルvs北海道バーバリアンズ

 13:30KO

瑞穂のピッチを走り抜けろ!

六甲ファイティングブル!

 


テーマ:

涙の数だけ

 ロスタイムにサヨナラトライ&ゴールで29対27と、劇的な結末を迎えた六甲FBvs駒場WMM。

 試合の興奮も冷めやまぬまま、両チームがグラウンド中央に集まり、簡易ファンクションが行われた。

 「去年は3点差、今年は…」

 気持ちの整理がつかぬまま、駒場主将・稲葉直はキャプテンとしての挨拶を求められた。

 残酷だ。ほんの数分前まで勝ってたのに・・・。現実を受け入れないまま、そんな簡単に話せるわけがないじゃないか。それでも稲葉は気丈に男らしく六甲を称えた。冷たい雨とともに涙が頬をつたった。

 六甲も4年前の準決勝、北海道バーバリアンズ戦でロスタイムに追いつかれ、トライ数差で決勝に進めなかった経験もあることから、稲場の思いは痛いほどわかった。

 昨年、六甲に9-12と3点差で敗れてから、「あと3点」、「あと10㌢」を求めて駒場は戦ってきた。

 事実この試合の駒場は昨年以上の激しさを見せ、六甲は何度も差し込まれる場面があった。六甲の強みを消して、後半一時は19点差のリード。ほぼプラン通りだったに違いない。「いや~もう最後は六甲さんの『伝統の力』にやられたって感じですね」と駒場の山崎代表は悔しさをグッと押し殺して話してくれた。

 「正直勝ったと思いました。六甲さんの集中力にあっぱれです。」とはこの日、MOMに選ばれた駒場FB鈴木亮だ。

 「ノーサイドの時に、高校2年の花園決勝を思い出しました。(第90回・桐蔭31-31東福岡。桐蔭学園は後半21点差をおいつかれ両校優勝)人生で2回も同じような経験をするとは思わなかったです。ラグビーに限らず、ノーサイドの笛が鳴るまでは何が起こるか分からないですね」。

 駒場の絶対的な守護神として、そして「一蹴必中」のキッカーとして決めた鈴木亮。この男もさわやかに

 「悔しいですが本当に楽しい80分間でした。戦ってくれた六甲の皆さんに感謝です。必ず優勝してください!」とエールを送った。

 「想像以上のプレッシャーを受けて、前半はアタックを全くコントロールできませんでした」とSO衣川は振り返る。明大1年の時に駒場に入り5年。会社配属で関西に移っても思い入れのあるチームに、特別な気持ちで試合に臨んだ。

 「ブレイクダウンや低いタックルは去年以上で、(駒場の)この試合にかける思いの強さを感じました。六甲FWのセットプレーに本当に助けられました。準決勝は自分も駒場のような低いタックルでバーバリアンズに勝ちたいです」。

 CTB中村健にとっては初めての全国大会。「近畿リーグと全く違う緊張感でしたが、すごく楽しかったです。駒場さんの1人1人が攻守に迷いなく思い切りやってきたので、戦いづらかったです。準決勝はもっと積極的にボールをもらってアタックしていきたいです」と先を見据えた。

 №8高原、CTB江藤の「サンダイ・秋田NB」コンビも初の全国大会。「どこのチームに行ってもラグビーは楽しいですね。今日はちょっと自分としては不甲斐なかったんですが・・・」(江藤)「やってて楽しいです。とてもいい経験ができてると思います」(高原)二人とも準決勝ではさらなる爆発を誓った。

 「前半良い入りだったんですが、昨年同様得点できずに非常に苦しい前半でした」と、ゲームリーダーを務めたFB安部は振り返る。後半、自らのキック処理がもたつきトライを奪われた。負けることがとにかく大嫌いな男は自ら左端に飛び込んだトライの後のコンバージョンも必死の形相で決めた。

 「最後のスクラム。わずかな望みにかけて最後まで戦い抜けたこと。スクラムを何度も組んでくれたFWには感謝の気持ちでいっぱいです」と仲間を称えたが、「正直出来は良くくなかったです。勝って反省できる喜びをかみしめて、駒場さんの思いも背負って、バーバリアンズに勝ちたいです」と気を引き締めた。

  泣いた。あのスクラム番長が泣いた。

 ロスタイム、スクラムの攻防。北迫コーチはすぐ横で戦況を見守っていた。「8人が一つの塊になれ!」「真っすぐ押せ!」「少しでも気抜くな!」ー。普段の練習から口酸っぱく教えた通りに、六甲FWは8人一体で押し込み駒場から何度も反則を奪った。「年取ると涙腺弱くなるんかな。胸が熱くなりく思わず涙が出てしまった。最後まで諦めずチームが一丸になって攻撃できたのがよかった。」(北迫コーチ)

 もちろん反省点は忘れていない。

「前半駒場のプレッシャーに押され我々のプレーができなかったこと、ミスや不用意なシンビンが出たことは課題やな。次のバーバリアンズ戦はミスが多い方が負けになるので、プレーの精度を高めながら規律遵守して戦うことが大事」。

 ロッカールームでも涙した番長の姿に、次もいいスクラムを組んで、また番長を泣かせようと、FWは誓った。 image

 今年も関西の仲間に助けられた。

 キックオフ直前、ロッカールームの扉を開けると、大きな歓声と拍手があった。

 芦屋クラブが自分たちの試合が終わってもロッカーに帰らず、雨の中六甲の出陣を待って送り出しをしてくれたのだ。

 同じ関西、同じ兵庫のライバルチームの激励がどんなに力になったか。芦屋クラブはその後、観客席から最後まで六甲に声援を送ってくれた。「ラスト15分の奇跡」はライバルからパワーをもらっていたことも忘れてはいけない。

 全国クラブ大会の歴史に残る名勝負となったこの一戦。クラブラグビーの面白さ、素晴らしさが存分に出た試合だった。

 自分たちのラグビー人生にも残る大きな経験。六甲、駒場ともに多くの涙が流れた。その数だけ胸が熱くなるドラマがある。

(三宮清純)


テーマ:

声援が呼んだ奇跡

 こんな結末、誰も想像できなった。

 後半ロスタイム、六甲は最後の力を振り絞って駒場WMMゴールに迫る。互いのプライドをかけた攻防の末、密集の中からLO福島がねじ込み同点トライ。FB安部のコンバージョンが決まったと同時に橋脇レフェリーの笛が宝ヶ池の雨空に鳴り響いた。

 29-27。最大19点差をひっくり返し、六甲ファイティングブルが準決勝進出を決めた。

 試合前、中村主将ら2人が体調不良のため急きょメンバーを入れ替えた。相手は昨年と同じ強敵・駒場WMM。厳しい戦いになることはわかっていた。

「(主将の)圭佑がいないけど、俺たちのやることは変わらない。きれいなプレーとかきれいなトライなんかいらない。最後まで泥くさく、体を張り続けよう!」

 ゲームキャプテンを務める安部副将の一声とともに、六甲戦士がピッチに飛び出していった。

 駒場のキックオフから試合は始まった。早々六甲は敵陣に攻め込むが、ペナルティからのタッチキックミス、モールで攻め込んでも最後は反則を取られてなかなかリズムに乗れない。

 一方。昨年3点差で敗れたリベンジに燃える駒場は序盤から凄まじいまでに六甲に突き刺さる。

 ブレイクダウンの激しさは昨年以上に感じた。3列はもちろんLO陣も強烈なヒットで六甲にプレッシャーをかける。BKラインの上りも素早く、全員がうるさいくらいに仲間とコミュニケーションをとり、「よ~く六甲を研究しとる」と戦況を見つめる北迫ヘッドコーチも舌を巻いた。

前半11分、ラックから六甲のDFが緩んだ箇所を駒場が見逃さず大きく縦にゲインを許し、最後は駒場SO鈴木怜につながれ左隅に先制トライ。難しい位置からのコンバージョンも駒場FB鈴木亮に決められ0-7とリードを許す。

 続く18分には許したターンオーバーから見事につながれ駒場FL松川がトライ。鈴木亮のゴールも難なく決まって0-14差を広げられる。思い描いたプラン通りの試合運びに、このあたりから駒場は余裕を持ってプレーをしていく。

 なかなかリズムに乗れない六甲。25分に安部のPGでようやく反撃の糸口をつかむかと思われたが、PR加村が痛恨のシンビン一時退場。苦しい時間帯が続く。駒場はさらに32分にもPGを成功させ、3対17でのハーフタイムとなった。

 トライが取れない焦りか、リードされての折り返しにロッカールームでは重苦しい雰囲気だ。リーダー陣を中心に修正ポイントを共有していく。

 「ミスをしたからって責めるのはやめよう。それでムードが悪くなってる。全員でカバーして全員で逆転しよう!もっと一つになろう!」(SH谷)

 後半、早めにスコアしたい六甲。待望の時間がやってきた。敵陣ゴール前に入るとモールで執拗にプレッシャーをかけていく。

 後半4分、スクラムからプレッシャーをかけ№8高原がゴールに迫る。最後はLO福島が駒場防御をこじ開けてトライ。待ちわびたトライに六甲陣営も一気に盛り上がる。

 その直後に再びチャンス。SH谷がゲインラインを突破し、捕まりながらも必死につないだパスをWTB三木が巧みに拾い上げゴールへ激走する。グラウンディングしたかに思われたが駒場の3人のデフェンスもありトライは認められなかった。

 その後も六甲は敵陣で何度も猛烈なプレッシャーをかけてゴールに迫るが、駒場も気迫のデフェンスで盛り返す。手に汗握る時間帯が続くが、密集で六甲は痛恨のノットリリースの反則。

 18分、陣地挽回を狙った駒場のキック処理をFB安部がファンブルして逆にトライ&ゴールを許し8-24。27分にはまたもやPGwl決められ8-27。非常に苦しい展開に、「こら、あかんなあ…」と会場関係者からも声が漏れたように、ベンチにも敗戦濃厚のムードが漂った。

 「あきらめるな!六甲ッ!」「思い切りいかんかイッ!」

スタンドから大きな声援が響く。冷たい雨の中、必死に声を枯らしてピッチの六甲戦士に応援を続ける人たちがいる。仲間もいれば、家族もいる。試合前「送り出し」をしてくれた芦屋クラブもいる。そうだ。俺たちにはこんなにも支えてくれる人たちがいるんだ。絶対最後まであきらめちゃいけないんだー。

 ラスト10分。声援に奮い立った六甲が逆転を信じて攻撃を仕掛ける。30分、WTB三木は今度こそ確実にポスト真下に飛び込む(ゴールも決まって15-27)。

 直後の34分。SO衣川は思い切り左に展開。CTB前田から

 WTB三木へ。つかまりながらも放ったパスはFB安部へ。

「行け~ッ!」声援と仲間の思いを背負った副将は左隅に全精力をかけて走り込んだ。自らのコンバージョンも決まり22-27。その差はあと5点。

 ラスト2分。六甲は左中間敵陣10メートル付近でスクラムを得た。これが最後のチャンス。誰もがそう思った。自分たちがこだわりを持つスクラムにFWは燃える。

 あせらず、急いで、正確に押し込み駒場の反則を連発させる。

 何度目かの組み直しの後、№8小野がゴール前に斬り込む。駒場が必死に盛り返す。息が詰まるようなフェイズが続く。

「ここしかない!」最後はFWリーダーでもある福島が強引にねじ込み、橋脇レフリーの左手が高々と上がった。選手、ベンチ、そして観客席が大きな歓喜の渦と化した。シンビンの名誉挽回にスクラムを押し続けたPR加村は大の字になったまましばらく動けなかった。

 安部のゴールも決まって29-27.実に19点差をひっくり返してのサヨナラ勝ちに、選手もベンチも涙が止まらない。

「非常に苦しい80分でした。最後は皆さんの声援が本当に力になりました」(LO福島)

 くじけそうな気持を支えてくれた人たち。クラブラグビーなのに、こんなにも応援してくれる人がいる。「声援を力に」とはよく使われるが、この勝利ほど身に染みた瞬間はなかった。

 主将不在の中、去年よりも強かった駒場WMMから白星を奪い返した。間違いなくチーム力はさらに強くなった。

 さあ次は北海道バーバリアンズ。多くのものを背負ってChallengeしよう。

 六甲ファイティングブル。

 今はただ走り抜けるのだー。

(三宮清純)

 


テーマ:


●1月20日(雨)14時KO【宝ヶ池球技場】

~第26回全国クラブ大会2回戦~

六甲FB29(3-17、26-10)27駒場WMM

(前1PG)                 (前2T2G1PG)

(後4T3G)                (後1T1G1PG)


★六甲FBメンバー

1、加村太一

2、上田陸

3、越田祐麻→近岡

4、福島清登

5、平岡知浩→小野

6、上野雄太

7、綿谷博薫→西谷

8、高原政弥→横田駿

9、谷晋平→瀧村

10、衣川太貴

11、藤坂政宏→和田

12、中村健人

13、江藤貫→前田

14、三木勇太

15、安部都兼

 

16、近岡典次

17、西谷将克

18、山田利之

19、瀧村勇樹

20、前田宣郎

21、和田晋也

22、小野明盛

23、横田駿

・代表~北迫、・交代指示~榎村、・記録~石川、・SA~狩野、山下、給水~伊藤、古屋、カメラ~古村

・ビデオ~安孫子、山口、北村、小杉

・アップサポート~由良、亀谷、二宮、三﨑

・ベンチ~竹中、中野、前川

※応援~多くの六甲ファミリー


 駒場WMMの皆様、日本協会、関西協会、京都府協会、会場をサポートしていただいた全ての皆様ありがとうございました。

 雨にも関わらず多くの皆様にスタンドから熱い熱い声援を頂きました。

 また、芦屋クラブの皆様には花道を作って「送り出し」をして頂きました。芦屋クラブの皆様本当にありがとうございました。

 残り13分で最大19点差。何度もくじけそうになった選手やベンチをスタンドからの声援が大きく後押ししてくださいました。ロスタイムの執念トライ&逆転コンバージョンは支えてくださった皆様のおかげです。改めて感謝申し上げます。

 苦しみながら4強へ進出した六甲FB、準決勝は昨年の王者、北海道バーバリアンズに挑戦いたします。

・2月3日(日)13時30分KO

【パロマ瑞穂ラグビー場】

六甲FBvs北海道バーバリアンズ

尚一層のご声援をよろしくお願いいたします。

 

 


テーマ:


燃える闘魂!出陣の時!
平素は六甲クラブ、六甲ファイティングブルに多大なるご声援を賜りまして、誠に有難うございます。
いよいよ明日、20日六甲FBは初戦を迎えます。チームは本日大阪府内のグラウンドでキャプテンズラン(試合前最終練習)を行い、決戦への出撃態勢を整えました。

   二回戦の相手は首都圏代表の駒場WMM。早大、慶大などのトップ選手が集まり攻守ともにスピードと強さが自慢の強豪です。全国大会でも常連で、昨年と同じ顔合わせとなりました。

   会場の宝ヶ池は関西で唯一の全国大会会場となります。入場は無料ですので、是非とも会場に足をお運び頂き、六甲戦士に熱い熱いご声援をお送り下さい。

クラブラグビーってどんな感じだろう?と少しでもご興味のある方も是非お越しください。

   初戦からの強敵に、関西代表、兵庫代表の誇りを胸にクラブ一丸総力で挑みます。皆さまの声援が力になります。

初春の宝ヶ池を走り抜けろ!

六甲ファイティングブル!

※会場へは地下鉄など公共の交通機関が便利です。


Ameba人気のブログ

Amebaトピックス