ROKKO RUGBYFOOTBALL CLUB OFFICIALBLOG

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ROKKO FIGHTINGBULL / REDWING

【クラブ理念】
ラグビーで地域を元気にする
~「楽しく・強く」をモットーに 生涯にわたりラグビーを楽しめる環境を提供する~
~NO RUGBY, NO LIFE~

【チーム】 (神戸&東京)
六甲クラブ  >>> OFFICIAL WEBSITE
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【Facebook】

Rokko Rugbyfootbal Club


 

六甲クラブでは、ただ今、新会員募集中です!

お問い合わせは下記アドレスまで。
rokkorugby-info@googlegroups.com
迷惑メール防止のため、@を全角にしています。
お手数ですが、@を半角になおしてお送りください。

桜桜新たな季節にラグビーを桜桜

 桜も満開。明日から4月が始まり、新たなシーズンが始まろうとしています。

 この春、新社会人になられる皆さん、おめでとうございます。

 スクール→中学→高校→大学と続けてきたラグビー。社会人になっても、是非クラブチームでプレーを続けてほしいと思います。

 「仕事とか新生活とか覚えることがたくさんあるから、今はちょっと考る余裕があまりない」

 もちろんそうだと思います。ですが、せっかく続けてきたラグビーをやめてしまうのは本当にもったいない。特に今春卒業された皆さんにはより一層強くそれを感じるのです。

 昨シーズン、コロナ禍で誰もが経験したことのないシーズンでした。春シーズンは練習すらままならず、秋の公式戦でも例年に比べれば試合数は限られ、最終学年を自分の思った通りにプレーできなかった選手は決して少なくないと思います。

 ・もっとやれた、もっとできた

 ・チャレンジする機会が少なかった

 ・もっと仲間とラグビーがしたかった

 やりきれない思いをグッと心の隅にしまって新たなステージに向かう皆さんには、是非クラブチーム、六甲クラブでその思いを発散させてラグビーを楽しんでほしいのです。

 あるメンバーの言葉です。

 「大学日本一になる後輩達を見て、『ああ、みんなで何か1つのものに熱くなれる時間ってもうないんだなあ』ってうらやましく思ってたんですが、六甲に入って、みんなで必死に何かを勝ち取りに行くって本当に素晴らしいことだなと感じました。もちろんカテゴリーは違いますが、日本一になるって改めてむずかしいことなんだと。目指せるうちは目指し続けようと思いました。もちろん仕事でもラグビーでも日本一目指してやっていきたいですね」。

 『仕事とラグビーはリンクする』

 これもまた、あるOBメンバーの名言です。職場以外との人間の交流は自分のコミュニテイの幅を広げていきます。大好きなラグビーを仲間と過ごす時間は明日への活力となります。世代も職場もラグビー歴も様々なメンバーが集まる六甲クラブには、みんなで同じ夢を追い求めていく情熱があります。 

 ↑の動画は数年前ですが、全国大会のキックオフ直前のロッカールームです。信頼できる仲間と固い円陣で勇気を確かめ合い、心地よい緊張感の中、ピッチに飛び出していく瞬間。多くのメンバーが六甲クラブに入って良かったと思える瞬間です。

 トップリーグじゃなくても、社会人チームじゃなくても熱くなれる場所が、ここにはあります。

 新たなシーズン、新たな気持ちで、六甲クラブでラグビーを始めてみませんか?

 NO RUGBY、NO LIFE

★練習参加・体験大歓迎です!★

できるところまでで結構です。一緒に体を動かしませんか?

 見学・体験随時募集してます!

 ★下記のアドレスからご連絡頂けると幸いです。

連絡先:rokkorugby-info@googlegroups.com

・お名前と連絡先をご記入ください。

※のちほど担当者からご連絡させていただきます。

※フェイスブック、インスタ、ツイッターからでもお待ちしております!

メラメラ2021年 新体制決定!メラメラ

 2021年度の六甲ファイティングブル新体制が下記の通り決定いたしましたのでご報告いたします。

●主将 中村健人 25歳

なかむら・けんと

SO・CTB(九国大付→九共大)

●副将 鶴﨑 新 24歳

つるさき・あらた

№8(関西創価→帝京大)

●副将 北畑 佳士 30歳

きたはた・よしひと

SO(常翔啓光→専大)

●FWリーダー 上野 雄太 25歳

うえの・ゆうた

LO・FL(上宮→阪南大)

 

上記のリーダー陣を中心に日本一を目指して参ります。

image★新入部員・スタッフ募集中!

 NO RUGBY、NO LIFE

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桜六甲クラブ2021年度部員・スタッフ募集中!桜

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 3月に入り、新年度の主将も決まり、新たなチーム体制が動き始めました。

 六甲クラブは2021年度、共に戦う仲間を募集中です。引き続きクラブのご説明をさせていただきます。

●六甲クラブの歴史

 1968年に8人のラグビー好きの若者によって作られたクラブチームです。翌69年にチームは協会登録。以来、国籍、学歴、年齢、職種を超えた多くの仲間が集まり、クラブの歴史を築いてきました。今年で創部52年目を迎えます。

・全国大会~26年連続出場、優勝6回、準優勝7回

・全国大会勝利数「40勝」はクラブチーム最多

・日本選手権にも3回出場

・03年にはNPO法人を取得しています

●クラブ理念

 「楽しく、強く~No rugby,No life」

・国籍、学歴、職種、ラグビー歴を越えたあらゆる世代の選手が集まります。

・19歳の学生選手から上は還暦を越えたレジェンド選手まで

・元トップリーガーや大学Aリーグ選手もいれば、学生時代はB,Cチームだった選手や、高卒の選手、大学に入っても体育会のラグビー部に入らず、六甲クラブでプレーする選手もいます。

●練習参加は自由

 練習は基本的に土日の午前中に行っています。午後からのそれぞれの時間を有効に使ってもらうためです。クラブチームですので参加は個人の意思に任せられています。仕事や家族、家庭行事があればそちらを優先します。

 もちろん選手たちは仕事がある中で、ラグビーを楽しむ時間を自分たちで作って参加します。だからこそ「楽しむ情熱」もより強くなります。

●ケガ等の対策もしっかりと

 ラグビーにケガはつきものです。特に翌日に仕事があるクラブチームはなおさらケガが気になります。

 六甲クラブには理学療法士の資格をもつトレーナーが在籍しております。試合や練習時のテーピングもトレーナーが行います。

 また学生時代や、前のチームの時に痛めた古傷などの相談にも乗ります。もしケガした場合でも仕事に支障がないようにリハビリなどの相談ができます。

また練習中のフィットネスや試合前のアップなどもトレーナーが担当します。選手たちを最高の状態でピッチに送り出すスタッフがいます。

 激戦でつかんだ勝利の喜びは何にも代えがたく、より仲間との信頼と友情を深めます。職種や年齢・ラグビー歴が違うクラブームなら、それは猶更強く感じることができます。

 新たなシーズン、新たな気持ちで、六甲クラブでラグビーを始めてみませんか?

 NO RUGBY、NO LIFE

★練習参加・体験大歓迎です!★

できるところまでで結構です。一緒に体を動かしませんか?

 見学・体験随時募集してます!

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※のちほど担当者からご連絡させていただきます。

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 ★2021年度・六甲FB主将決定!★

  本日、神戸市内で「六甲クラブ・2021年度主将決定臨時総会」が行われました。(一部選手/スタッフはリモート参加)

 複数の主将候補者から『主将決定選挙』が行われ、総会欠席者からの不在者投票も合わせて、厳正なる開票作業の結果、新シーズンの主将が以下の通り決定いたしました。

【2021年度六甲FB新主将】

中村健人

(なかむらけんと・25歳)

・ポジション~SO・CTB

・九国大付高→九共大

~中村新主将のコメント~

 「これまでのラグビー人生で主将を経験したことがなく、正直不安な所もありますが、まずはプレーで皆を引っ張っていけるよう精進します。そして今年こそ日本一を獲りたいです。ご声援のほどよろしくお願いいたします」

 

※新チームの体制などは決まり次第、ご報告いたします。

中村新主将をスキッパーとしてまた走り始める六甲ファイティングブルにご期待下さい!

メラメラ六甲クラブ2021年度部員募集中!メラメラ

 六甲クラブは2021年度、共に戦う仲間を募集中です。

現在チーム全体はオフ、個人トレーニング期間中ですが、来週から全体練習を再開予定です。

 今回は数回にわたって、よくいただくご質問とともに、六甲クラブを紹介していきます。①どんな選手がいますか

 →20歳の大学生から上は64歳になる大ベテラン選手が在籍します。元トップリーガーもいれば、各大学のラグビー部出身者、高卒の選手など様々なラグビーのバックボーンのを持った選手が集まります。

②選手たちの職業は?

 →クラブチームですので、多種多様な職業のを持った選手たちが集まります。公務員、メーカー、アパレル、商社、マスコミ、銀行員…。土日に仕事が入る選手もいますが、自分のペースでラグビーをする時間を作って練習、試合に参加します。

 選手が居住する地域も様々です。神戸、大阪、京都、奈良、滋賀…関西全体から集まってきます。

③練習はいつやってるの?

 →基本時に週2回。土・日曜の午前中を中心に行っています。例年練習会場は、神戸市内の様々な学校のグラウンドなどお借りしてやってましたが、昨年度はコロナ禍で河川敷などで行うことも多かったです。。週ごとに会場が違う場合もありますが、毎週全選手にSNSなどで連絡を行っています。秋には公式戦がありますが、春シーズンは大学や社会人チームと練習試合や合同練習を組ませていただきます。

④会費とか、お金はいくらくらいかかるの?

 →年会費は初年度1万5千円です。これには、プレーするのに必ず必要な日本協会選手登録費用と保険費用が含まれております。さらに消耗品でもあるボール代、練習グラウンド代、大会参加費、レフェリー代、遠征費などに大切に使われています。

 このほかに+5000円で、試合や練習試合などでテーピングを巻くことができます。またチームTシャツなど別途購入していただくものもございます。詳細は見学時などにご説明いたします。★練習参加・体験大歓迎です!★

できるところまでで結構です。一緒に体を動かしませんか?

 見学・体験随時募集してます! 

 もうすぐ緊急事態宣言も解除になりそうです。感染防止対策を徹底した上で、新たな季節、新たな気分で私たちとラグビーをたのしみませんか?

 




NO Rugby,NO Life

 

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※フェイスブック、インスタなどのSNSからでもお待ちいたしております。

メラメラ2021年度・新入部員募集中!メラメラ

 六甲クラブは2021年度の新入部員を募集しております。

 トップリーグが始まりました。レイドロー、マイケルフーパー、ベン・スミスなどW杯で活躍した選手のプレーを見ていると皆さんの体も「うずく」のではありませんか?


今春、大学を卒業され新社会人のスタートを切られる皆さん、是非六甲クラブでプレーを続けませんか?

 昨シーズン、誰もが経験したことのなかったコロナ禍で、満足できる「最終学年」シーズンを送ることができなかった選手は少なくないと思います。

 クラブラグビーに引退はありません。

 社会人になるから「引退」するのは本当にモッタイナイ。

 六甲クラブには仕事もラグビーも情熱的に取り組む仲間がいます。私たちと一緒に日本一になりませんか?

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新しい季節、新しいシーズン、新たな気持ちで

六甲クラブで新たなラグビーライフをスタートしませんか?

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後ほど担当者からご連絡させていただきます。

~六甲クラブ事務局~

★21年度新入部員募集!★
 準決勝でシーズンが終了した六甲ファイティングブル。チームはオフ期間中ですが、スタッフは既に来季に向けて動き出しております!
 六甲クラブは2021年度、共に戦う仲間を募集しております。

①新社会人で、関西企業に就職、関西方面に配属になった

→高校・大学と続けてきたラグビー辞めるのはモッタイナイ!

→まだ入社前でも一緒に体を動かしませんか?

②関西圏に異動・転勤となった

→関西の生活慣れてきましたか?一緒にラグビーを楽しみましょう!

③企業ラグビーを引退、社業専念、関西に帰ってきた

→クラブラグビーに引退はありません。プレーを続けることがラグビーの地域活性化につながります!

④大学でも、体育会に入らずラグビーを続けたい

→学生時代、様々なチャレンジがしたい!六甲クラブにも数名の学生選手がいます!

⑤ベテラン・試合だけでもラグビーを楽しみたい!

→兵庫県リーグに所属する「六甲レッドウイングス」では、20歳の学生選手から60歳を超えるベテランまであらゆる世代の選手が勝利を求めてラグビーをエンジョイしています。まだまだ若手に負けん!というベテラン選手もどうぞ!

★練習参加・体験大歓迎です!★

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※のちほど担当者からご連絡させていただきます。

 

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後ほど担当者からご連絡させていただきます。

~六甲クラブ事務局~

勝利の先の笑顔へ

 敗者は黙して語らず…。

 「不甲斐ない試合をしてしまって申し訳ありません」。

 六甲ファイティングブル主将・上田陸は言葉少なに帰路についた。

 初戦のハーキュリーズ戦に出られなかった分、二倍の働きをするつもりだった。だが、試合は13点のリードからまさかの展開で決勝切符を取り逃してしまった。多くの仲間が敗因を分析するように、思うところはたくさんあったと思うが「相手が上だった」と敗北の責任を一身に背負った。

 今季はどこのチームもそうだったが、コロナ禍で体験したこともないシーズンだった。 image  3月、新主将となりさあ始動、というところでラグビーだけではなく、日本のスポーツ界が『活動自粛期間』に。キックオフミーティングの時間もなかった。春シーズンの全体練習は中止。大学や社会人との練習試合もキャンセルとなった。

 6月、日本ラグビー協会が発令する通達に準じながら活動を再開。密をさけるために大阪組と兵庫組に分かれて始めた。コンタクト入れた練習ができるようになったのは7月に入ってからだった。

 練習環境の確保にも頭を悩ませた。例年使用させて頂いている学校施設を利用するのが難しく、河川敷が練習の中心になった。幸運にも抽選で確保できた人工芝Gでの練習は本当に楽しくてたまらなかった。

 大学や社会人チームと違って、練習機会が少ないクラブチーム。食事や飲み会などで互いのコミュニケーションをより深めていくのが不可欠だが、「自分たちが大好きなラグビーできる環境を守る」ためにはそれも我慢した。

 限られた時間と機会の中で、どうチームを強くしていくか。上田は無愛想でぶっきらぼうだが、全員で共有できるように口下手ながらも熱く伝えていった。

 一緒に練習に行く機会が多かったBKリーダーの中村が明かす。「どうやったら優勝できるか、どうやったらみんなが練習に参加するか?どうやったら楽しい練習ができるかなど、いつも六甲についての会話が多かったですね。練習とか試合では口数少なく身体で引っ張るタイプでしたけど、グラウンド外ではチームのために色々考えて行動してました」

 9月、チーム初めての実戦機会が近畿リーグ初戦だった。

 「ミスしてもいいから一生懸命、思い切りやりましょう!」

上田は短い言葉に決意を込めた。全国大会まで公式戦などを繰り返しながらチーム力を上げていく。勝つためのチーム作りを目指して、言葉にも仲間に厳しさを求めるようになった。近畿リーグが途中で打ち切りになり、全国まで数少ない実戦機会の中で、チームが変わった、と思えたのは12月の天理大戦あたりからか。

 「学生とか、Aチームの選手がいるとか、クラブチームだからとか、そんなのは関係ない。やるかやられるか。思い切りやりましょうよッ!」

 試合前に見せた主将のゲキからチームの覚悟が決まってきた。

「11月頃までのゲームの内容は決していい内容とは言えませんでしたが、リクだけじゃなく、ひとりひとりが考え決断して練習に臨むようになってチームは飛躍的に成長していったと思います」(衣川副将)

 全国初戦のハーキュリーズ戦。出場できない上田を全員が思い、「必ず陸さんを準決勝に連れて行く!」と1つになった。終盤の猛攻をしのいで、前回大会王者を撃破した。チームがまた強くなった瞬間だった。

 「僕はラグビーが好きです。それ以上にみんなで笑いあうことが大好きです」ー。

 主将就任時の言葉から1年。チームが本格的に始動してから7カ月。試合ができてから6カ月。誰もが体験したことのない困難を経験しながら試行錯誤のキャプテンシーだった。

 「不器用そのものですが、陸が熱くやってくれたからこそ、みんなも頑張れたのだと思います」(衣川副将)

 「一生懸命。思いっきりやる!」試合前に上田が必ず口にした言葉。

 来季こそ「勝利の先の笑顔」を皆で分かち合いたい。

 (三宮清純)

神よ、ズキに祝福を

 準決勝、試合終了後のロッカールーム。慌ただしくシャワーを浴び引き揚げる中、1人の選手が顔を覆って泣き崩れていた。

 ズギレ・ヌーベ 27歳。「ごめんなさい、ごめんなさい」と肩を揺らして大粒の涙をこぼした。

   攻守に渡って奮迅した。前半20分過ぎから六甲はデフェンスの時間が長くなった。ビッグヒットで何度もピンチを救った。後半早々、右肩を痛めたが、それでも途中で退くまで身体を張り続けた。

 「勝利に貢献できなくて、とても悲しい。でもタマリバのタックル、アタックとても素晴らしかった。(話に聞いていた)足首に来る日本のタックルは手強かった」と、勝者をたたえた。タマリバクラブもまた、ズキレをマン・オブ・ザマッチに選出して讃えた。

 南アフリカ・ヨハネスブルグ出身。2年前の夏、ズキレはALT(外国語指導助手)として南アフリカから日本にやってきた。

1年目の赴任地は島根県・雲南市。「メッチャイナカ。笑 でも皆さんとても優しくしてくれました」。

 ちょうどW杯イヤーの年。予選リーグ、準々決勝、決勝など日本各地を巡りながら母国をスタンドから応援した。

「(クボタのHO)マルコム・マークスは高校の同級生。僕の姉はコリシ主将の奥さんと友達なんです。」

 コリシ主将とエリスカップを挟んで撮った一枚は一生の宝だ。

 島根の大自然と地元の人々の優しさにふれながら充実した1年を過ごし、神戸の街にやってきたのは昨年夏。市内のいくつかの小中学校で英語を教えている。「ズキ先生ッ!」と親しまれ、運動会では人気者だったようだ。 

 六甲の練習に初参加したときから、チームメイトが感じたのはその真面目な性格だった。「(土のグラウンドで)軽い合わせなのに、自分からしっかり寝てダウンボールする。皆と色々コミュニケーション取りながら、いち早くチームのラグビーを理解しようとしてますね」(内田理事)

 178㌢、95㌔。サイズはさほど大きくはない。プレーでもボールを持って暴れるよりは、相手の攻撃を根こそぎ断ち切るデフェンスが身上だ。

 「向上心がすごいですね。言葉の壁があるけど、わからないことはどうにか知ろうとします。細かいプレー、タックルのことなど僕なんかにも熱心に聞いてきます」(FL西谷)

 試合前は往年の外国人レスラーのように何も食べずに戦いに臨む。学校帰りに、24時間営業のトレーニングジムに通い、重いバーベルを上げる。普段の食事も自炊が中心で、最近は大好きな寿司も自分で作れるようになったそうだ。

 「南アフリカは生の魚も食べるから、スシ、サシミ大好きです。島根でも魚が美味しかった。でも納豆と梅干しはダメですね(笑)今はコロナでダメだけど、早く六甲の仲間たちとも色々食事とか飲みにいきたいです」

 ロッカールームでは大粒の涙を流していたズキも、帰りの車中では既に気持ちは来季に向いていた。

「次のシーズンはキャッチングなど磨いて頑張りたい。もっともと日本語勉強して、日本のラグビースタイルに順応して、六甲の仲間とコミュニケーションを取って強いチームにしていきたいです」。

 南アフリカのナショナルアンセムは5つの言語で紡がれている。その中のズールー語もズキは話す。

 遠く喜望峰の国からやってきた青年との巡り逢いに感謝したい。

 日本一への団結と約束を固める

 ズキル・ヌーベと六甲クラブに

 神の祝福があらんことを。

 

 

 

 

弱さの先に

 準決勝敗退から翌日。六甲戦士達は朝からいつも通りそれぞれの職場での毎日を過ごしている。

 だが何気なく過ごすひとときでも、頭の片隅からタマリバ戦の「悔闘」が離れない。

 「毎度のことながら、点を取るべきところで取り切れず、(いつもはしない)リスクの高い選択をしたこと、試合中に修正できなかったですね…」(FB安部)

 「個人としてアタックの機会を作れなかったのが悔いに残ります。アタックの選択肢の幅はチームとして持てていなかった」(CTB髙橋)

 「たられば」は厳禁だが、シーズンで一番大事な試合に自分たちの準備してきたことが出し切れなかったことに悔いとジレンマが脳裏をよぎる。

 「気持ちが前面に出すぎていた、というのはある」

と言うのは、給水係でピッチの外からサポートしていたSH福地だ。

「(初戦の)ハーキューリーズの時よりも、試合前の緊張がすごかったし、ほぐそうとたんですけど、なかなか取れなかったのかな・・・。それと最初の方で簡単にトライを取れてしまったこともあると思います。そこで一気に緊張が油断になってしまったかと」。

 FWリーダーの金も同じことを考えていた。

 「13点取ったということで、落ちつくと言うよりも気が緩んでしまったというか…」

 「『13点もあるよ』って感じになり、いつも通りやれば勝てる気になって用意してきたものがしっかり出せなかった」(福地)

  前半の20分過ぎ当たりからタマリバの逆襲が始まり、六甲陣でジワリジワリと低く厳しいブレイクダウンで迫ってきた。

 「ガツガツ身体を当ててシンドイ時間を乗り越えて前半最後の5分に2トライされて、(タマリバに)乗せてしまいましたね。」

(福地)

FLで出場した谷も振り返る。

「今まで対戦したチームと違ってDFが難しかったです。なかなか的が絞れず、戸惑う選手も多くいました。思い切りDFすれば怖くないのに、抜かれることが怖くて前に出ることができなかった。結果、相手にゲインを破られフェイズを重ねられた。前に出るDFができない悪循環でした」。

 粘り強く守っても、追われながらのデフェンスは体力の消耗を激しくする。体力の消耗はメンタルにより大きく響いてくる。射程圏にとらえたものと追われる者。ハーフタイムでの両チームの心理にも差がつき始めていた。  

 後半開始直後から六甲はタマリバ陣に攻め込む。だが「早くスコアして流れを変えたい」と焦りからか、ラインアウトではノットストレート、フェイズでは簡単なパスミスを繰り返しチャンスを潰してしまう。

 「セットの流れやスクラム、自分たちでリズム崩していってるような感じでした」(PR金)

「上手くいかない時間に自分たちの原点に立ち返り、流れを作り出したタマリバ。六甲は流れを断ち切れなかった」(SO衣川)

「細かい部分ですね。取りやすいパス。ボディコントロール、試合の読み、精神的なもの。そういった少しの差が結果につながったと思います」(FL谷) 

 「タマリバには厳しい状況でも笑顔を見せる場面があった。僕らはミスが重なると焦りが募って修正できなかった。(接戦での)メンタルを強くしなければ…。自信を持つために積み重ねが必要だと強く感じました」(金)

 「DFの多いゲーム展開にしてしまったのはSOとして申し訳なかったと思ってます。もちろんゲームを見返しても、全体として何度も良いプレー、流れを戻すきっかけはありました。しんどい時間に自分たちがやってきたことを信じて我慢できるか。六甲が変わるべき点はここにあると思います」(SO衣川) 

 負けた試合にこそ、強くなる要素がたくさん転がっている。チームや選手としてでなく、人間としても成長できる大きなチャンスでもある。

 自分たちの弱さをかみしめ、向き合って、また立ち上がる。

 人生はチャレンジだ。

 (三宮清純)

 ※写真の一部は清水良枝様からご提供いただきました。