謹賀新年 帝國陸軍の地上式消火栓 | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

調布市の消火栓や防火水槽の探索時に、電気通信大学で調布祭が開催されていました。

電気通信大学で初めて学園祭を楽しんでから、主にマンホールの蓋を撮っていました。
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帝國陸軍の地上式単口消火栓を、偶然キャンパスで見つけました。明治大学生田キャンパスには帝國陸軍の地上式双口消火栓が展示されています。

電気通信大学の前身は、101年前の1918(大正7)年に創設した無線電信講習所です。

敷地は逓信省管轄で、帝國陸軍の地上式消火栓があったのは、軍事の要である無線電信講習所を消防目的で陸軍省から地上式消火栓が貸与を受けていたのかもしれません。


謹賀新年
昨年はお世話になりまして、お礼を申し上げます。
今年も宜しくお願い致します。


馬明(まーみん)の路上文化遺産をご訪問くださいまして、有難うございます。

★お知らせ★
2019年1月1日からブログの名前を「馬明の路上文化遺産」に変更します。
更新日は水曜日と日曜日(コメント無)の午前11時9分です。

地上式消火栓の第66弾です。
『帝國陸軍の地上式消火栓』


★1 マナー向上デザインマンホール★
京王電鉄調布駅北口から甲州街道までの歩道に1959(昭和34)年に調布市民となった漫画家の水木しげる氏の作品「ゲゲゲの鬼太郎」をモチーフにした6種類のデザインマンホールが調布駅周辺のマナー向上のため、平成28年3月16日に設置されました。

マナー向上のデザインマンホール6種類のうち、3種類をご覧ください。

① 歩きタバコはダメよ!
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② 妖怪も人間もマナーが大事じゃよ
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③ オレタチ マナーマモル
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★2 電気通信大学の地上式消火栓★
調布市へ行った目的の一つは、神代植物公園の地上式消火栓↓を撮ることでした。
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調布市の消防は市内を散策したところでは、全国と同じでマンホールの蓋の地下式消火栓(以下、「消火栓蓋」)が主体でした。
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この消火栓蓋は、市章が上段中央に位置し、その左が「水たいせつに」で右が「はなみずき」です。

消火栓蓋は地上式消火栓を含め、建造物を火災から守る消防水利の代表的ツールです。

① 帝國陸軍の地上式消火栓
調布駅界隈のマナー向上を目的としたデザインマンホールを3種類撮った後、交差点で電気通信大学の大学祭開催がわかりました。

大学祭のテントを楽しみながら、大学の構内ではマンホールの蓋を撮っていました。

構内では地下式消火栓(以下、「消火栓蓋」)を見ませんでしたが、古い地上式単口消火栓を見つけました。
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この地上式消火栓を、正面からご覧ください。
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地上式消火栓の古さから、戦時中に設置されたようです。

消火栓の右側を、ご覧ください。
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栓体上段にある紋章は、帝國陸軍五芒星です。その下が消火栓です。

消火栓の左側も、紋章が帝國陸軍の五芒星で、その下が消火栓で同じ表記です。
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帝國陸軍の五芒星を、ご覧ください。
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明治大学生田キャンパスの前身は、帝國陸軍の登戸研究所でした。
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構内には、帝國陸軍の地上式消火栓が2か所で展示されています。

このマンホールは、キャンプ座間で見つけた帝國陸軍の蓋です。
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② 電気通信大学の蓋
構内で見つけた電気関係の蓋を、ご覧ください。

① 電気
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② 特高
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③ 高圧
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④ 低圧
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⑤ 弱電
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⑥ 通信
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マンホールの蓋の紋章は、電気通信大学章です。




みなさん、『お近くで消火栓』をご覧になりませんか!?



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