西部ガスと東邦ガスの琺瑯製ガスプレート | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

古い木造家屋の軒先には、ガス・電気・水道などのインフラ系プレートや、NHKの
カラー受信章などが貼られています。

これは、熊本市内で初めて見た西部ガスの琺瑯製ガスプレートです。
長崎市内では東邦ガスの琺瑯製プレートを見ましたしたが、この西部ガスの琺瑯製プレートは見ていません。
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九州初のガス会社で、1902(明治35)年に最初に誕生したのが長崎瓦斯です。

長崎瓦斯は、1913(大正2)年に熊本瓦斯、博多瓦斯、佐世保瓦斯、小倉瓦斯と合併し、西部合同瓦斯を設立しましたが、その後も合併や分離が繰り返され、1927(昭和2)年3月に西部合同瓦斯の事業は、東邦瓦斯に譲受されました。

西部瓦斯は1930(昭和5)年12月1日に東邦瓦斯から再び分離独立し、設立しました。


馬明の路上文化遺産と投資のブログをご訪問くださいまして、大変ありがとうございます。





ブログ開設から、10月23日で8年282日を迎えました。ブログ開設10周年まで1年83日です。



熊本訪問記の第3弾&ガスプレートの第7弾です。
『西部ガスと東邦ガスの琺瑯製ガスプレート』です。




★西部&東邦ガスプレート★
★1 西部ガスプレート★
西部ガスガスプレートは、長崎市、熊本市、北九州市で見ました。福岡市にもガスプレートはあるはずですが、小倉へ行く特急の乗継時間に余裕がなく、存在を確認できませんでした。ただし、マンホールの蓋は今回も見ています。

西部ガスの琺瑯製ガスプレートを熊本で、お屋敷の裏口で初めて見ました。
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琺瑯製の西部ガスプレートをご覧ください。
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琺瑯製とはいえ、長い年月で腐食していましたが、割合きれいな状態でした。
Gの周りのデザインは、西部の「西」をイメージデザインしたものと思われます。

こちらも、他の場所で見た西部ガスの琺瑯製ガスプレートです。
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ガスプレートは、引き戸に挟まれた状態で全体像が見えませんでした。

こちらの西部ガスプレートは、材質が琺瑯ではなくアルミ板でしょう。 
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赤い線が、かろうじて見えます。

これよりも状態の良いプレートを、長崎市内で見ました。
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ガスプレートが貼られた場所の環境で、ここまで差が出てきます。


★2 東邦ガスプレート★
東邦ガスプレートの琺瑯製ガスプレートを、長崎市内で初めて見ました。
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このプレートを見たとき、直感的に これは東邦ガスのプレートだと、思いました。

熊本市内でも、東邦ガスの琺瑯製プレートを見つけました。
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こちらの琺瑯製ガスプレートの方が、長崎市で見つけたプレートよりも、全体像が鮮明でした。
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これは東邦ガスプレートの白色タイプで、もう一つは水色タイプもあります。
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東邦ガスのガスプレートは、1927(昭和2)年3月から1930(昭和5)年11月30日まで、長崎市内で使われていましたので、熊本でも同じような年代かと、思われます。


★3 九州新幹線つばめ★
熊本駅から博多駅まで、九州新幹線つばめに乗車しました。

熊本駅でくまモンフィギュアに迎えられました。
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駅弁代わりに、あなごのセイロむしを買いました。穴子はニュージーランド産でした。
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本当は、ここで鰻のセイロむしを買いたかったのですが、原産地が中国で止めました。

乗車した「九州新幹線つばめ」です。
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空気抵抗の少ない流線形の車両は、初乗車でした。
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車内はご覧のとおり、ガラガラで快適な時間を過ごせました。
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皆様、熊本市でガスプレートをご覧になりませんか!?




熊本訪問記は、第1回熊本市の水道プレート、2回森永牛乳の木製牛乳箱があります。

ガスプレートは、第1回北海道瓦斯のガスプレート、2回秦野瓦斯のガスプレート、3回横浜市瓦斯局のガスプレート、4回緑色の横浜市瓦斯局ガスプレート、5回北海道瓦斯のマンホール標識プレート、6回西部ガスと東邦ガスのガスプレートがあります。

鹿児島訪問記は、第1回鹿児島ラーメンを味わう、2回日本瓦斯のガスプレート、3回九州の琺瑯看板があります。

長崎訪問記は、第1回長崎の白ポスト、2回大崎神社の境界石、3回丸山公園の龍馬像と八重桜、4回醤油の琺瑯看板、5回旧グラバー住宅の花、6回長崎市水道の小蓋と猫、7回長崎市の花 あじさいのマンホール、8回津田式手押しポンプと長崎かんぼこ、9回カステラ元祖 松翁軒、10回長崎がボウリング日本の発祥地! 、11回西部ガスと東邦ガスのガスプレート 、12回長崎県庁本館と横濱ビルのオールドプレート ~送水口~、13回長崎のオールドプレートと蘇州林の炒飯、14回たばこの琺瑯看板、15回長崎市松が枝町の水準点とキャラクター、16回長崎市 傾斜地の防火対策、17回居酒屋の琺瑯看板があります。

福岡訪問記は、第1回明太子オムライスとNTT話電蓋、2回明治屋レリーフと旧門司市マンホール、3回国際友好記念図書館と桜、4回八幡製鐵のマンホールとトタン板の琺瑯看板、5回海鮮丼と量水器(処理水)、6回戸畑市マンホールと御馬橋、7回おポンプ様と松原水、8回戸畑市量水器と止水栓、9回福岡市の消火栓と送水口、10回九州電力のマンホール 、11回小倉市のマンホールとオールドプレート~送水口~、12回門司港の丸型ポスト、13回門司港駅の帰り水、14回北九州水道組合の量水器、15回福岡市水道局の水道専用プレート、16回戸畑市マンホールの発見と量水器の新たな確認、17回門司市水道蓋と焼きカレーがあります。
こちらの記事も併せてご覧ください。