首都高速道路公団の境界杭・金属標とマンホール | 路上文化遺産と消火栓

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町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

首都高速道路公団の境界杭は、首都高速道路公団の文字とロゴマークを陽刻した2種類があります。この他には、首都高速道路公団の文字が陰刻された金属標も見られます。
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これは、首都高速道路公団のロゴマークが逆さまに陽刻された境界杭を、横浜で初めて見ました。
首都高速道路公団のマンホールも、境界杭と同じく文字タイプとロゴマークの2種類が見つかっています。



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ブログの開設から、2月16日で8年33日を迎えました。目標のブログ開設10周年まで1年332日です。





境界石・境界杭の第43弾&マンホールウォーク第223弾です。
今回は『首都高速道路公団』です。 



★1 首都高速道路公団の境界杭・金属標★
首都高速道路公団は、1959(昭和34)年6月17日に首都高速道路公団法により設立した特殊法人でした。
同公団は、2005(平成17)年9月30日に日本道路公団等民営化関係法施行法により解散し、業務は日本高速道路保有・債務返済機構首都高速道路に引き継がれました。

この首都高速道路公団の境界杭は、 京浜急行電鉄仲木戸駅に近い歩道にあります。
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境界杭には、二段縦書きで”首都高速道路公団”と記されています。

同じ神奈川区内で、先ほどの境界杭とは違って、首都高速道路公団のロゴマークが陽刻された境界杭が2箇所で見つかりました。
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境界杭に陽刻されたロゴマークは、不思議なことに逆さまでした。
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首都高速道路公団のロゴマークは、1961(昭和36)7月に制定されたデザインです。
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境界杭があった場所には、別に首都高速道路公団の金属標もありました。
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この金属標は、横浜や東京でも見かけます。


★2 首都高速道路公団のマンホール★
この首都高速道路公団のマンホールは、首都高速道路公団と刻印された境界杭の近くに2枚あります。
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このマンホールは、都内でも見られます。

これから紹介する首都高速道路公団のマンホールは、ロゴマークを刻印したタイプで、横浜や東京でも見かける蓋です。
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横浜には、首都高速道路公団のロゴマークをデザイン化したマンホールがあります。
これと同じものは、都内ではまだ見つかっていません。後日取り上げます。




皆様、首都高速道路公団の境界杭と蓋』を見ませんか?!



境界石・境界杭シリーズは、第1回東京府の境界石、2回東京の境界石、3回東京ガスの境界石、4回東京都交通局の境界石、5回東京ガスの境界石2、6回東京都交通局の境界石2、7回日本電信電話公社の境界石、8回東京電力の境界石、9回京王帝都電鉄の境界石、10回陸軍省の境界石、11回郵政省・郵政公社の境界石、12回東急電鉄の境界杭、13回大東急時代の境界杭、14回京浜急行電鉄の境界杭、15回電気通信省境界石、16回逓信省の境界石、17回東京市電氣局の境界石標、18回東京市電氣局境界石が南青山に、19回電電公社の地下埋設石標、20回帝國海軍の境界石、21回専売公社の境界石、22回都電荒川線に東京市電氣局の境界石、23回王子製紙の境界石、24回大東急時代の境界石2、25回東武鉄道の境界杭と金属鋲、26回西武鉄道の境界杭、27回小田急電鉄の境界杭1、28回北海道庁の境界杭、29回小樽にある日本銀行境界石、30回横浜中華街にインド商館の境界石が、31回JR境界杭・金属標、32回郵政省境界石、33回江ノ電の境界杭、34回小田急電鉄の境界杭2、35回東京市電氣局境界石標の撤去と新たな発見、36回首都高速道路公団の境界杭、37回秦野市の境界杭・金属標、38回神奈川県内広域水道企業団の境界杭、39回横浜市営地下鉄の金属標、40回横須賀市・港町の境界石、41回澁谷町の境界杭、42回東京ガスの境界石があります。
こちらの記事も併せてご覧ください。