不用になった宅配便系看板 | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

馬明がマンホールウォークをしていると、居酒屋・お好み焼き屋、焼肉屋などの壁に飾られた琺瑯看板をたまに見かけます。
これ以外では、クロネコヤマトの宅急便と記されたスタンドタイプの琺瑯看板もよく横浜で見かけます。
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この琺瑯看板は、馬明が札幌市内で地上式消火栓を探しながら、歩いていたときに、大きな2階建て廃家前で見かけました。
ここでは、かつてフットワークの宅配・小荷物取次店だったのが、琺瑯看板からわかりました。



馬明(まーみん:Mamin)の路上文化遺産と投資のブログをご訪問くださり、大変有難うございます。

ブログの開設から、2月6日で8年23日を迎えました。目標のブログ開設10周年まで1年342日です。




これは琺瑯看板の第7弾です。
今日は『不用になった宅配便の看板』です。


★1 琺瑯看板★
琺瑯看板(ホーロー看板)は、かつて屋外広告で使用された看板です。

左右2枚の琺瑯看板は、都電荒川線 の始発停留場・三ノ輪橋駅で撮りました。
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この琺瑯看板は、左が大塚製薬が1960(昭和35)年代に、大村崑を採用した有名なオロナミンCで、右は松山容子が1968(昭和43)年2月12日に販売・宣伝した大塚食品のボンカレーです。
オロナミンCとボンカレーは、いずれも当時の画期的商品でした。

このような琺瑯看板のことを、大塚系琺瑯看板と言われています。

こちらの琺瑯看板は、福島県で1923(大正12)年に創業したコマツ醤油のものです。
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この琺瑯看板は、大和にある居酒屋の外壁で見かけました。

琺瑯看板はいずれも、居酒屋やお好み焼き屋などの壁に飾って、昭和レトロの雰囲気を醸し出しています。



★2 宅急便系琺瑯看板★
今回、取り上げる不用になった宅急便系琺瑯看板は4社で、クロネコでお馴染みの ヤマト運輸を除いて、残り3社は宅配便業務を既に廃止した会社です。

これはフットワークと提携し、2009(平成21)年2月20日に自己破産を申請したフットワークエクスプレス北海道で、通称"犬"の琺瑯看板を札幌で見つけました。
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こちらは、函館五稜郭まで歩く途中で見つけた北海道鉄道荷物の可愛いポニー宅配便の琺瑯看板です。
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ここもJR北海道が1987(昭和62)年4月1日設立したことにより、業務を北海道ジェイアール物流へ移管しました。

この日本通運ペリカン便の琺瑯看板を、秦野で見ました。
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この業務も2009(平成21)年11月頃には廃止されたようです。

これは、横浜で見たクロネコヤマトの琺瑯看板があった木造家屋です。
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ここには、クロネコヤマトの宅急便の琺瑯看板が2枚ありました。
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琺瑯看板2枚の違いは、宅急便と書かれた箇所の色使いです。

これらの宅急便琺瑯看板は、スタンドタイプのもので一般的な壁掛けタイプと異なるのも大きな特徴点です。





皆さん、『琺瑯看板』をご覧になりませんか?!



琺瑯看板シリーズは、第1回懐かしの琺瑯看板、2回お好み焼き屋の琺瑯看板、3回秦野市内の琺瑯看板、4回琺瑯電話板、5回お好み焼き居酒屋の丸ポストと琺瑯看板、6回中華ソバ屋の琺瑯看板があります。
こちらの記事も併せてご覧ください。