北京の旅11 韓国・現代自動車の勢い | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

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北京で現代自動車が席巻!



北京旅行記は、第1回ANAの機内食、2回巨大な北京空港、3回北京はスモッグで視界悪し!、4回天安門広場の地方からの旅行者、5回天安門、6回故宮、7回故宮の装飾品、8回故宮のマンホール、9回景山公園、10回万里の長城に続く、11回が『現代自動車』です。


北京で勢いを感じる現代自動車です。

 
★現代自動車★
現代自動車は、2011年の世界新車販売台数ランキングで第5位と、韓国を代表する会社です。
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現代自動車は日本での販売を停止しましたが、5年ほど前にホテルオークラ東京で開催されたカザフスタン経済・投資セミナーの帰りに、ヒュンダイモータージャパンの虎ノ門ショールームを見かけました。今は撤退して虎ノ門にはありません。

北京でよく目に付く車は、現代自動車が中国で北京汽車と合弁した“北京現代”と、フォルクスワーゲンです。これらはタクシーや公安車に多用されていました。
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これは昨年1月から9月までの新車販売台数と前年同期比の図ですが、ご覧のとおりトヨタとホンダが激減するに対し、現代自動車とVWが激増していました。

北京では一度だけホンダ(左)とトヨタ(右)の車を同時に見かけました。
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が、両社の車両シェアは北京では相当低いでしょう。

北京現代のタクシーをご覧ください。車種はエラントラです。
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北京現代のロゴマークはホンダ(H)を斜めにしたデザインで相当似ています。

こちらは万里の長城で撮った北京現代の高級車でソナタ・NFです。
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実に高級車といったデザインです。
現代自動車の12年3月期連結業績予想純利益は5,600億円と、日産自動車の2,900億円のほぼ倍です。

現代自動車はウォン安を追い風に、車のデザインと品質重視から世界で販売台数を急増させたことからも、日本から撤退したサムスンが再上陸するように、日本で販売攻勢をかけることは十分予測されます。


皆さん、現代自動車の勢いを感じませんか!?