横浜中華街の洗手亭

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横浜中華街の街並みに調和した公衆トイレ「洗手亭」を、話題として取り上げました。

１ 洗手亭の建築様式
横浜中華街には公衆トイレがあまりありません。
そのようななかで、今回ご紹介するのが加賀町警察署近くの洗手亭です。

どうです。 洗手亭は中華風の公衆トイレでありませんか？

洗手亭をもう少し大きくアップした写真です。

洗手亭は蘇州民家建築 の様式を採用しています。

洗手亭の屋根をご覧ください。屋根の先端にある塔も中国様式です。　

洗手亭の前にある赤い道案内ポールも横浜中華街らしさで好感が持てました。

屋根をアップしてみました。

屋根は粘土瓦で葺かれ、棟の先端には魔よけの瓦人形が置かれていました。

洗手亭の外壁をご覧ください。

外壁の上部には中華的デザインを施した陶板、飾り窓には瑠璃瓦が使われていました。

洗手亭は横浜市役所から、平成11年度横浜・人・まち・デザイン賞（まちなみ景観部門 ）で顕彰されました。

２ 洗手亭の公衆トイレ
洗手亭の公衆トイレは上海の公衆トイレが有料なのに対して、ここは無料です。

向かって左側が女性用トイレ、右側が男性用トイレに分かれています。

男性用トイレの内部です。便器は清掃が行き届いていて、とてもきれいでした。

明りを取る飾り窓から瑠璃瓦の裏側が見えました。

トイレのタイルの壁には、横浜をイメージする絵タイルが施工されていました。

左がジャック、右が横浜市開港資料館前の開港広場にあるイチョウです。

みなさん、５月のゴールデンウィークには横浜中華街へ、是非いらっしゃいませんか？