馬明の上海訪問記(9)上海の公衆トイレが無料化へ! | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

定期的に「馬明の中国株で資産大膨張」をご訪問いただきまして、大変有り難うございます。

上海市は2010年開催される上海万博までに、公衆トイレを無料化する方針があるようですので、今日は上海の公衆トイレが話題です。
 

この上海訪問記シリーズは昨年5月から始まり、第1回が旧天地のQsカフェ、2回外灘のライトアップ、3回上海の水、4回上海で出会った博多ラーメン 、5回上海で出会ったレトロな豫園、6回上海でジム・ロジャーズと出会った!、7回万科企業のマンションを見かけた! 、8回黄浦公園の銀杏を取り上げ、今回がシリーズ9回目です。

1 上海体育館付近の公衆トイレ
ジム・ロジャーズ中国の時代を入手できなかったため、中国版中国牛市(A Bull in China - 2007)を買い求めに地下鉄の駅へ向かう途中で、公衆トイレの標識を見つけました。
イメージ 1

このように男女を表す人の標識があるとわかりやすいですね。

ここが案内のあった公衆トイレで身体障害者の方にも利用できます。
イメージ 2
 
公衆トイレの様子を見るため、ここに入るべきでしたね。

料金表は建物に下記のように掲載されていました。
イメージ 3

料金は0.8元で早朝の6時から夜は10時まで営業しています。
管理部署の電話番号を記載するなど責任が明確でした。

このような公衆トイレは1月9日付の上海紙・新聞晩報によると、上海市内だけでも5,200箇所あるとのことです。
それでも市内は不足気味で83箇の公衆トイレを建てる計画とのことです。

公衆トイレ件数が新聞によって異なり、
⇒ 9日付上海商報を引用した記事の3,468箇所、これは2005年5月時点の件数と判明
今後の公衆トイレ設置計画は上記の上海商報によれば、 
・ 上海市内環状線以内には半径300メートルごとに、トイレ1箇所を整備
・ 外環状線と内環状線の間では800メートルごとにトイレ1箇所を整備

このように上海では公衆トイレは不足気味で公衆トイレマップが2002年12月に7万部発行し売り切れてしまうほど、上海市民には公衆トイレの利用は関心の高い話題です。

2 外灘観光隧道の公衆トイレ
これは黄浦公園近くにある外灘観光隧道の入り口です。
イメージ 4
 
観光隧道の中はこのような明るい感じです。
イメージ 5

明るい雰囲気で確かアクセサリーなども売られていました。

早速、観光隧道にある公衆トイレへ入りました。料金は確か1元でした。
イメージ 6

やはり管理がしっかりされた有料トイレはきれいでしたね。

この有料の公衆トイレですが、先の上海紙・新聞晩報によると、「上海市政府は8日、2010年に開催される上海万博までに、市内すべての公衆トイレを無料にする方針を明らかにした。」とのことです。

なお、有料トイレも唸声さんの気になるニュースによれば、上海駅南広場の公衆便所は閘北区(こうほくく)環境衛生管理局2003/1/30の通告によれば、『一人一元、但し、70歳以上の老人・退職者・身体障害者・軍人・120cm以下の子供は無料』とのことです。


みなさん、上海へいらっしゃいましたら、市内にある公衆トイレを一度ご利用なさいませんか?