中国のレアメタル戦略  | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

みなさん、おはようございます。

 

定期的に「馬明の中国株で資産大膨張」をご訪問いただきまして、大変有り難うございます。

 

今週は先週に引き続き、米国発サブプライムローンショックで香港市場の地合を急速に冷凍させたままですね。

 

前回は「主なレアメタルの状況」の記事として、レアアースと関連株価の上昇力を掲載しましたが、今回は日本がレアメタル争奪戦をする相手国、中国のレアメタル戦略を今日の話題として、取り上げました。

 

中国のレアメタル戦略
 中国はタングステン、インジウム、レアアース、バナジウム、モリブデンなど多種多様なレアメタルを世界的に生産するレアメタル資源大国です。
日本では携帯電話や液晶パネルなどハイテク電子機器で使う部品製造に不可欠なレアメタルを、主に中国から輸入しています。

 

このようなレアメタルや、石油・ウラン・金などの資源は特定の国に偏在するため、この資源確保を巡って、雑誌のタイトルどおリ資源炎上となっています。
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中国は自国のレアメタル資源を、国家戦略の武器に位置付けて内外に強力に推進しています。
中国のレアメタル戦略を下記の図に示します。
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中国は内需を優先し、各種レアメタルに輸出規制の強化を進め、レアメタル資源供給国としての位置付けを強固にし、レアメタル資源の国家管理と囲い込みを明確にしました。
さらに北京五輪開催を控え、水質汚濁や土壌汚染の原因となった露天掘り鉱山については、環境規制を強化したことにより、レアメタル供給量を絞り、値下がりを食い止める狙いもあります。

 

また、中国はアフリカ、アセアンで資源外交を強力に進め、外国でのレオメタル権益の確保に努めています。
このことが日本との間では、レアメタル資源争奪戦となってきているのです。


 

みなさん、中国はレアメタル資源大国でありながら、世界に供給量削減や外国のレアメタルの権益確保を武器にしています。このことを踏まえて、中国株投資では具体的にどのレアメタル銘柄を選ぶお考えでしょうか? 

 

※ 株式投資は自己責任です。