香港株直通列車解禁の期待と不安!! | 路上文化遺産と消火栓

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町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

みなさん、こんばんは。

 

定期的に「馬明の中国株で資産大膨張」をご訪問いただきまして、大変有り難うございます。

 

8月16日に起きたサブプライムローン問題では、サブプライムローンが世界の金融機関で金融商品として複雑かつ細分化させてリスクを広く分散させたことが、サブプライムローンの焦げ付き問題を複雑化させたことに繋がり、その結果、世界の株式市場を震撼させ、株価を大きく急落させました。

 

このとき、中国政府は中国市場の反発を狙うタイミングをはかるように、8月20日に新しい注目すべきパラダイム、即ち歴史的な投資規制の緩和策を突然発表しました。 
これが個人投資家による香港上場株式売買の無制限解禁です。

 

このチャイナマネーの開放スキームについては、香港市場は偉大な時代の幕開け!を、ご覧くださいませ。

 

サブプライムローン問題の根っ子は複雑で深く、今週22日の月曜日にも、香港市場と本土市場では米国株式市場がサブプライムローン問題の再燃から、NYダウは大幅に急落し、この影響を受けて、両市場は株価指数が軒並み大きく急落しました。 

 

世界の株式市場は、サブプライムローン問題から急落した株価の調整は、香港株の上昇率は凄い!香港株は強い!で明らかなとおり、新興国市場の中でも香港市場のH株、ハンセンとレッドチップ、並びに本土市場が、他の株式市場の株価指数よりも戻り率が良く、これも中国株投資する大きな魅力のひとつだといえます。

 

今回は、個人投資家による香港上場株式売買の無制限解禁スキームの第二弾中国発の香港株直通列車の到着はいつ頃か?に続く第三弾として、海外投資家と香港の中国株投資家が早期解禁を切望している、香港株直通列車解禁の香港市場での期待と不安を今日の話題として、取り上げました。 

 

1 中国株の騰落要因のスキーム
  このスキームを、図で再度掲示させていただきました。 
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この図からも、騰落のプラス要因としては、QDII(適格本土機関投資家)QFII(適格海外機関投資家)、及び直行列車の解禁があります。
これら3つのツールはすべて重要ですが、なかでも特に中国本土から発車される香港株直通列車の早期解禁が待たれます。

 

2 香港市場で投資家の香港株直通列車解禁への期待と不安
  このことについて、主に日経金融新聞,の記事を引用してまとめた結果を図に示します。
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この図からも、中国政府が個人投資家による香港上場株式売買の無制限解禁という、歴史的な投資規制の緩和策の発表から、すでに2か月を経過し、香港市場では現在は当初の期待よりもむしろ、不安や懸念する意見の方が多いように思われます。

 

みなさん、香港株直通列車の解禁による香港市場への影響について、再度どのようにお考えになられていらっしゃいますか?

 

※ 株式投資は自己責任です。