昨晩22時30分就寝今朝5時起床。天候は薄曇り。昨日は「血液交換日」ちょっと早めに家を出て池袋「パルコ」6階の「世界堂」へ画材を買いにでかけた。しかし「パルコ」6階って俺的には面白い。遊園地みたいだった。F1のグッズをずらずら並べて販売しているところやサッカーのユニをずらずら並べてるところ、モデルカーをずらずらならべてるところ。ダースベイダーもいっぱいたし、お安いのから高級品まで。セナもいた。60年代のHONDAのF1カーがずらずら並んでいたよ。リッチー・ギンサーにジョン・サーティズといった具合で「ずらずらずら」がいっぱいだった。一時間近くぐるぐる回って遊んじまったよ。

16時半透析開始、19時半終了。本日の夕食は「鰺の南蛮漬け」「かぼちゃ」「?」(なんだか忘れた)なんだかど~っと疲れがでて22時半頃にベッドに入って寝てしまった。ど~っとど~っとど~っと。

『「私もそう思うの。私はあなたという人間が好きだけど、世の中の人がみんなあなたみたいだったら、世界はひどいことになっちゃうんじゃないかしら?」「だろうね」とぼくは言った。それから我々はビールの残りを飲み、それぞれの部屋に引き上げた。ベッドのシーツは新しく清潔で、しわひとつなかった。僕はその上に体を横たえ,カーテンのあいだから月を眺めた。我々はいったい何処に行こうとしているのだろう。と思った。でも、そんなことを深く考えるには疲れすぎていた。目を閉じると、眠りは暗い網のように音もなく頭上から舞い降りてきた。』(村上春樹/ファミリー・アフェア)
昨夜22時30分就寝今朝4時14分起床。本日の天候すっきりと晴れている。「ハレ~」と谷岡やすじ風に叫んじゃおう。それほどこの数日鬱陶しい天候だった。昨日散歩に出かけたついでに花屋に立ち寄った。「やつがしら」が店頭に並んでいた。花屋の親父が「どう、これいいでしょう。最近はこの陶器でできた受け皿までついてこの値段だよ。一夏楽しめるからお買い得だよ」ここの花屋、ばばあは無愛想だけど、親父は商売熱心だ。840円で一鉢買い求めた、いとおかし。この花屋メダカ3匹100円で売っている。今度買いにこよう。

『「行き詰まっているとおまえが思いこんでいるだけだよ。人ってのはみんなそうだな。たとえば砂漠に白線を引いて、その上を一歩も踏み出さないようにおびえて歩いているだけなんだ。周りは砂漠だぜ、縦横無尽に歩けるのに、ラインを踏み外したら死んでしまうと勝手に思いこんでいる」』

なるほどね。またまた伊坂幸太郎「ラッシュライフ」からのお言葉。この作者'71年生まれ。若いくせに説教たれだ。ありがた~いお言葉が作品のいたるところに散りばめられている。齢30いくつかのくせに人生分かっちゃているふうのフレーズが多い。まぁ30過ぎてるから語る権利はある、許すとするか。これが10代、20代のガキだったら、許せんなぁ。しかし、これからだぜ、40、50,60と解決できないことが増えてくるんだな、これが。

本日は目先を変えて「珈琲館」でブレンドを飲んだ。そして村上春樹の「象の消滅」のなかの「納屋を焼く」をしこしこ読んだ。いったいこの短編読んだの何回目になるんだかわからんが、いいなぁ、これ。俺にもあの外人と同じように焼きたい納屋があるのかもしれない。

『僕はまだ毎朝、五つの納屋の前を走っている。うちのまわりの納屋はいまだにひとつも焼け落ちてはいない。どこかで納屋が焼けたという話も聞かない。また12月が来て、冬の鳥が頭上をよぎっていく。そして僕は年をとりつづけていく。
夜の暗闇の中で、僕は時折、焼け落ちていく、納屋のことを考える。』
昨晩24時就寝今朝4時50分起床。本日の天候はどうやら晴れ模様、ひさびさにすきっと晴れ渡るか。しかし昨日の突然のどしゃぶりにはまいった。いつものように午後の散歩に出て「ドトール」でマンゴーフレッシュ飲んで伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」を読んでいたら講釈師じゃないけど「いってんにわかに~かきくもり~」っていう勢いであたりは真っ暗。まぁいいや、「ラッシュライフ」も後半戦、今まで積み上げてきたストーリーがさまざまに錯綜してきて神様だの、泥棒、女性精神科医、リストラされた会社員、画廊経営者、飼い主に捨てられた犬。その他諸々がいいぐあいに絡み合っている最中だ。ええぃ、最後まで読み終えちまえ。

で、二時間。外はいつのまにか本格的な土砂降りになっちゃたよ。あらあら、屋外の日よけ傘すっとんでったよ、女の店員が追っかけっていった。いけね~家人に頼まれたハーゲンダッツのアイスクリームが買い物袋に入っているんだっけ。………もう溶けちゃっただろうな。俺が食うんじゃないからまぁいいか…なんちゃって。

「西友」の入り口買い物袋抱えた主婦で一杯だよ。生きるって大変ねぇ。ほんとうは「ダイエー」までいって100円ショップのダイソーで園芸用品を買おうと思っていたんだけどそれどころじゃってカンジー?。荷物抱えてタクシー乗り場に行くと見なれない車種の車が?個人だよ。HUNDAIか。おぉ、めずらしや、ラッキーと乗ったけど日本の車となんも変わらなかった。あたりまえか。せめて韓国のでんでん太鼓みたいなマークでもついてないかと目を懲らすが無い。あたりまえか。日本の車だって日の丸ついているわけじゃぁないもん。いまはでかいつらしてるけど日本の車もこんな感じで欧米で浸透していったんだろうね。

先日の「練馬区立美術館」の田島征三、谷川晃一、宮迫千鶴の個展みて刺激うけて絵をかきはじめた。画材引っぱり出してきたら筆先がこちんこちんに固まってるよ。こうなりゃアクションペインティングか。大好きなサムフランシス調でタラタラとキャンバスに絵の具こましてみようか。まぁ、とりあえず明日の透析のときに「世界堂」にでもよって筆でも買ってくるとすっか。
昨晩25時就寝今朝4時44分起床。天候はあいかわらず鬱陶しい空模様だ。さて昨日の読書の続きで伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」のなかにまた面白いフレーズ見つけたのでメモっとこう。

『「私は人生に失敗した」佐々岡が繰り返した。様々なことを思い返して、佐々岡は結論に至ったのかもしれない。ソファーにうなだれて、臼を背負ったまま生きていくような顔になっていた。「人に裏切られ多。借金を背負った。私の人生は失敗したんだ。実はなにをどうしていいのか分からないんだ」「ラッシュライフという曲を知っているか??」黒澤が言う。「いや」「Lush」は酔っ払いという意味で、飲んだくれのやけっぱち人生ということらしい。おまえに必要なのはむしろ、そういった開き直った生き方かもしれないな」「私は酒も飲めないし、やけも起こせない」(中略)「俺はさっき泥棒のプロフェッショナルだと言ったよな」「確かに」「でもな、人生については誰もがアマチュアなんだよ。そうだろ?」佐々岡はその言葉に目を見開いた。「誰だって初参加なんだ。人生にプロフェッショナルがいるわけがない。まあ、ときには自分が人生のプロであるかのような知った顔をした奴もいるがね、とにかく実際には全員がアマチュアで、新人だ」「アマチュアか」佐々岡がぼんやりと呟く。黒澤は、友人に自分の言葉が伝わっているのかどうかをじっと見つめながら、「はじめて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ」と言った。』

なるほど、黒澤みたいな友人がいたらいいよな、励まされて。でも職業は「泥棒」以外にしてほしい。かな?さて、昨日は「血液交換日」。16時40分透析開始で19時40分終了。夕食は「肉団子のあんかけ」「いんげんの煮物」「大学芋」。

さてと透析終わって有楽町線で「成増」の階段あがって道路に出ると雨が本格的に降り出してきている。駅のそばの「SANK'S」に飛び込んで400円のビニール傘を購入。そろそろ梅雨入りかしら?ワールドカップのアジア最終予選。バーレン戦の中継が24時半からテレ朝である。起きていてリアルタイムでみるか、録画するかと迷う時間帯である。眠いのこらえて25時まではおきてたけど、このあたりがじじいの限界。ビデオをセットしてばたんきゅうー。

で、朝五時から観てる。なるほど、小笠原ね。そうか小笠原か。やるときゃやるもんだね。すごい、えらい。日本帝国万歳。うちてしやまん八紘一宇。ホームのバーレンの選手たち後半バテバテだった。それに柳沢のワントップもなぜか新鮮。違うか、そうか、のたうちまわる鈴木がフォワードにいないのが新鮮なのかな?俺的には。ジーコの強運はまたまた続いた。それにしてもカビラだか松木だか真吾だかしらんけどサッカー芸者はもういらん。おめーら、めざわりだ。
昨日23時45分就寝本日4時55分起床。本日の天候どんより。ベランダに朝顔とコスモスの種をまいたのだが、いつの間にか育ちやがって山手線の朝のラッシュ状態になってきた。で、植え替えをした。夏になったらベランダの柵を朝顔で一杯にしてやろうとたくらんでいる。なんて建設的な俺なんだろう。そして秋に向けてはコスモスだ。なんか秋までも生きるって意欲が沸々と湧いているような誤解をあたえそうだよ。生協から植物の土二袋と大きなじょうろ。そしてアメリカンブルーの苗三株が届いた。

午後、コーヒーを飲みに出かけた。伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」を一時間ほど読んだ。話は変わるが60年代に伊坂芳太郎というイラストレーターがいた。独特のファッションイラストで一世を風靡したイラストレーターだった。まぁ、関係ないか。軽いしゃれた会話タッチの文章で肩の凝らない小説だ。ところどころに気の利いたエピソードなり比喩がちりばめられている。たとえばこんなのがあった。

『「プラナリアの実験の話を知っているか?」黒澤は唐突に言った。「プラナリアというのは何だい?」「二センチくらいの小さい動物だよ。脳もないような原始的な動物だ」「それの実験か」「プラナリアは水がないと生きられないらしい。で、そいつを容器に入れる。入っていた水を抜く。水は一箇所にしかないようにするんだ。そこにライトを当てる。そうすると水を求めて移動する。当然だな。で、それを繰り返すとだ、プラナリアはライトが当たる場所に移動する。当然だな。で、それを繰り返すとだ、プラナリアはライトが当たる場所に移動するようになるんだ。水がなくても移動する」「学習するというわけか」「そうだ、ライトが当たる場所に水があることを憶えるんだな。で、その実験をさらに何度も繰り返した。どうなったと思う?」「幸せに暮らしたのかい?」

佐々岡は冗談めかしていった。黒澤は首を横に振った。「ある時から、今度はまったく動かなくなった。ライトをいくら当てても、移動しなくなった。そうして水がないまま死んだ。「どうして?」「さあな。ただこれはプラナリアが『飽きた』からじゃないかと言われている。同じ繰り返しに飽きたんだ。その証拠に容器の内側の材質を変えたり、状況を変えるとまた学習を続けるらしい。とにかくだ、この原始的な動物ですら、同じことの繰り返しよりも自殺することを選ぶ」「本当なのか、それは」「あってもおかしくないだろう?人間なんてなおさらだよ。何十年も同じ生活を繰り返し、同じ仕事を続けているんだ。原始動物でも嫌になってしまう、その延々と続く退屈を人間はどうやって納得しているか知っているか?『人生ってのはそういうものだ』とな、みんなそう自分に言い聞かせているんだよ。それで奇妙にも納得しているんだ。変なものだ。人生の何が分かって、そんなことを断定できるのか俺には不可解だよ」』

これが空き巣に入った先でばったりと鉢合わせした泥棒同士の会話だ。この二人は高校時代の同級生だった。なんたる偶然、なんたる不条理。画廊に永年勤め独立しようとして元の雇い主に阻止され失敗した同級生を空き巣のプロが君の独立の意志は正しいと解きほぐすシーンである。いやぁ、哲学であるなぁ。
昨日24時就寝今朝4時44分おめざ。天候曇りというか確実に降るぞ~という決意をみなぎらせてる空模様。ベランダのサフィニアを雨に濡れないようにしといたほうがいいかもな。一昨日の土砂降りの雨に打たれたサフィニアは惨めな花姿になってしまったから。

昨日は13時頃家を出てお茶の水の「駿河台クリニック」に向かった。久々の「東武東上線」。ところで東上線ってなんだ?「京王線」は多分、東京と八王子の京と王だろ?それから「小田急線」は小田原へいく急行。「京成線」は東京と成田。じゃぁ東上線の東は東京、で、上はなに?まぁ、どうでもいいけどちょっと気になった。池袋で乗り換えて新宿で乗り換えて中央線の快速でお茶の水へ。

何年ぶりだろう「お茶の水」。学生がたくさん行き来していて相変わらず活気のあふれた街だ。駅前の「ディスクユニオン」に立ち寄ってCDを漁ってみたが触手動かずぷらぷらと坂をくだっていく。かって70年「安保」の時にはここは日本の「カルチェラタン」と呼ばれ敷石をはがしての投石が飛び交っていたという坂である。「フランシーヌの場合は……」まぁまぁ、明治大学も立派になっちゃって。中日だか阪神だかコンセプトがはっきりしない星野監督がポスターになっちゃてるよ。なに「まっすぐに、明治です」。そうかいそうかい。

「カザルスホール」のある「お茶の水スクウェア」。現役の頃仕事で通った「JCB」の支社があったはずなのにビルごと「日大」になっていた。その横は巨大な駐車場になっているしちょっとこないと都市の変貌はすさまじい。ここなんのビルだったかなぁ。空き地になると記憶はいいかげんだ。

ところでえっちらおっちら歩いてきたが「駿河台クリニック」にたどり着かない。もう駿河台下だよ。バッグから地図をとりだして見ると全然違う方向に歩いていたいたようだ。「お茶美」の真ん前の道が正解。しょうがないのでぶらぶらと駅のほうへ引き返す。だいぶん時間にゆとりを持って出てきたのでのんびりこのんびりこ。

ふたたび駅前。ジャズ喫茶の「NARU」が14時からオープンしたみたいだ。コーヒーでも飲むかと暗い階段を下りる。記憶をたどるとここは多分20歳の頃によく来ていた店だ。ほぇ~、40年ぶりかよ。「人に歴史あり」なんちゃって。開店したての店内には客はまだいなかった。店内は綺麗に清掃され清潔感が漂う。昔のジャズ喫茶なんて、てんこしゃんこに汚れていたもんだ。JBLのでっかい値段の高そうなスピーカーからは「マル・ウォルドロン」のピアノ曲がヴォリュームを絞られて流れている。ライブの行われる店内にはスタンウェイ(多分)のピアノが置かれドラムがセットされいい雰囲気だ。あのスピーカーだったらでっかい音で聞いてみたかった。

さて、3時10分に「駿河台クリニック」。ロッカーでパジャマに着替えてヴォォ~ン・ヴォォ~ン・ヴォォ~ンと地底から鳴り響くような不気味なうなり声をあげている機械に寝ころぶ。MDIとは磁気を応用した診療機械だという。なんでも地場を発生させて画像を録るんだとか。なんだか鉄腕アトム。いっそのことビッツッツツウ・ビッツッツツウ・ビッツッツツウて漫画のように病気も治っちゃえばいいのに。このビッツッツツウ・ビッツッツツウ・ビッツッツツウていう信号音のでかいこと。20秒ごと呼吸を止めて何パターンかの画像をとった。
昨晩24時13分就寝本日4時起床。ただ今、午前7時11分、ベランダに出たらお日様がやけにきらきら輝いてまぶしいぜ。昨日までしとしとしと降っていた雨もあがってアサヒガサンサンオハヨ~サン。植物たちものびのびだ、花の咲いてる植物たちはお日様に向かって並べ替えてみた。こんな日は気分の良い一日になりそうだ。何となくそう思う。

さてと、本日は「駿河台病院」でMRI画像をとって腎臓周辺をことこまかに診察ことになっている。そしてそのあと「血液交換」だ。午後は忙しいことになりそうだ。主治医の話によると透析患者は腎臓癌になる確率は統計によると平常人より8倍の確率だそうだ。「腎臓癌」ではないことを祈ろう。

壮絶だったキミ・ライコネンのFIGHTが脳裏を離れないROJであるが。BARのニック・フライがこんなこと言っちゃってる「ジェンソンとウィリアムズの関係についてはよく知らない。だけどもBARには彼が残留するだけの強みを持っていると思っている。ホンダとの関係もあるしね。来季我々のマシンに乗れば、どのドライバーでもハッピーになれるはずだよ。ただ、我々にとって今の状況は明らかだ。レースに優勝しなければならないんだ。そうすればジェンソンをキープできるはずだよ。」

だけどなぁ、HONDAはそんなにジェンソン・バトンに固執することないんじゃないかな。先シーズンからのバトンの発言聞いてるとジェンソンは母国のチームである「ウイリアムス」に行きたくてしょうがないんだしウイリアムスもそれを望んでいるんであればそうしてあげればいいんじゃないの。いまBAR HONDAはどん底にいるわけだし、ジェンソンも「……それだけにレッドブルが我々よりも速かったことはサプライズだったんだ。非常に奇妙であり、理由がわからない。今回は全くグリップがなかったんだ。これは重大な問題だよ。」なんてHONDAに対して懐疑的になっている。

しかしなぁ、全盛期のHONDAを知っているOLD FANである我々はBIG HONDAは何度死んでも不死鳥のように甦るという事をを知っているんだ。あの伝説にまで昇華したアイルトン・セナが愛してやまなかったHONDA。レーシングドライバーであれば誰しも憧れたHONDA SEAT。なぁ、ジェンソン、そんなにいきてぇなら、いっちまえ~。俺だって思うよ、レッドブルより下。レッドブルより下だよ。レッドブルっていや~あのフォードがぶん投げてとっととF1から撤退していったいった「ジャギャ~」、だぜ。

ニック・フライの言葉「来季我々のマシンに乗れば、どのドライバーでもハッピーになれるはずだよ」。ニック・フライだかえびフライだかしらねぇけど、来季といわずに今期幸せになりて~!
昨日23時30分就寝本日4時45分起床。15時過ぎに久々に村上春樹の「象の消滅」持って散歩に出る。「ドトール」でいつものようにブレンド飲んでひさびさの春樹堪能。やっぱええわ。特に文章の荒れた龍のあとの春樹は格別。短編の「眠り」を読む。「眠れなくなってもう17日目になる」こんな書き出しで始まる。もうたまりまセブン。

東武ブックストアで伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」(新潮文庫629円)購入。さてと本日は雨降りでしっとりと濡れている。ニュルブルクリンでラスト一周で爆裂したキミ・ライコネンの涙かな。

いやぁ、すさまじいレースで見応え十分のファイトだった。フジの解説の中にはあのシーンを見て、もっと早く危険回避の意味からもキミはレースをやめるべきだったなんてどっかの小学校の父兄会みたいな戯れ言ほざきがいたようだがそんな奴は浜四津敏子にでもすりすりして公明党から比例区で参議院選にでも打って出れば。お似合いよ。ばかたれが、それにつけてもおやつはカール。

ポールポジションはなんとハイドフェルド、フロントローには すっかり実力派のキミ・ライコネン(マクラーレン)が虎視眈々。2列目にはマーク・ウェバー (ウィリアムズ)とヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、その後ろにはファン-パ ブロ・モントーヤ(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)と 一癖二癖ある濃い面々が顔をそろえている。

スタート!9番グリッドのジャンカル ロ・フィジケラ(ルノー)が動けず。仕切り直しのスタートではフロントローのライコネンがスタート良くハイドフェルドを抑えてトップへ。3番手スタートのウェバーは出遅れて、真後ろのモントーヤに 前に出られてしまう。しかし、1コーナーで大混乱となり、ウェバーとモントーヤが衝突、ラルフ・シューマッハ(トヨタ)もアロンソに追突するなど、数 台のマシンがコース外にはじき出され、その中でウェバーがリタイアとな る。また、この混乱でフロントウイングを破損した琢磨とラルフが緊急ピッ トインを強いられた。くそー、ラルフの疫病神め、まるで巨人軍のいるだけ迷惑の番長さながら。

トップのライコネンが2度目のピットストップに入ったのは43周目。チームメ イトのモントーヤも45周目にピット作業を行い、コース上ではトップを走る アロンソが46周目、ヘアピンで大きくコースオフし、タイムロスしてしま う。そのアロンソは次の周回にピットイン。

トップ争いはライコネンとアロンソの二人に絞られる。しかし、ライコネン の右フロントタイヤは見るからに摩耗が激しく、バイブレーションが出てペ ースが上がらない。一方、アロンソは周回ごとにギャップを縮めていき、残 り3周の時点で3秒差までライコネンを追い詰めた。そして、いよいよ迎えた ファイナルラップ。二人の差が約1.5秒にまで縮まったそのとき、ライコネン の右フロントタイヤが悲鳴を上げた。数周に渡って続いたバイブレーション が原因で無惨にサスペンションが折れ、たまらずライコネンはコースアウ ト、リタイアを余儀なくされた。おいら惚れたぜ、キミ・ライコネン。

優勝 F.アロンソ(ルノー)
2位 N.ハイドフェルド(ウイリアムズ)
3位 R.バリチェロ(フェラーリ)
4位 D.クルサード(レッドブル)
5位 M.シューマッハー(フェラーリ)
6位 G.フィジケラ(ルノー)
7位 J.モントーヤ(マクラーレン)
8位 J.トゥルーリ(トヨタ)
9位 V.リウッツィ(レッドブル)
10位 J.バトン(BAR)
11位 K.ライコネン(マクラーレン)
12位 佐藤琢磨(BAR)
13位 J.ビルヌーブ(ザウバー)
14位 F.マッサ(ザウバー)
15位 T.モンテイロ(ジョーダン)
16位 N.カーティケヤン(ジョーダン)
17位 C.アルバース(ミナルディ)
18位 P.フリーザッハー(ミナルディ)
R R.シューマッハー(トヨタ)
R M.ウェバー(ウイリアムズ)
昨日22時30分就寝今朝4時44分起床。天候は晴れ。昨日は午後散歩に出て「ドトール」でブレンドを飲んで舞城王太郎の「愛子16歳」じゃなくて「女子高生愛子」じゃなくて「阿修羅ガール」を読む。とうとう愛子の住む調布にアルマゲドンはやってきたらしい。王太郎調はちゃめちゃ殺戮活劇がひといきついて「森」編に突入した。

『ヘイドナのバラバラの体が、また四つんばいで私の後ろを駆け抜けていきます。渦巻きの中心に立つあの怪物まで,あともう少しです。描く円も小さくなってきて、すぐにヘイドナも、あの怪物の一部になってしまうでしょう。
そのときです。
シャスティン!
私の名前が呼ばれました。
シャスティン!
見上げると、怪物の頭の中に、ヘイドナの真っ白な顔があります。』

「きゃは、おもちれ~、なにがなんだかわからへん」と思いながらふと気がつくとドイツのニュルンブルグはフリー走行が始まりそうな時間だ。勝った負けたの単純勝負も好きだと急いで家に帰る。うきゅ~んうきゅ~んうきゅ~んうきゅ~んうきゅ~んうきゅ~んと五週間ぶりのHONDA SOUNDを聞いたよ。いいもんだな。解説者は五週間封印されていたエンジンに火を入れてHONDA ENGINEは大丈夫だろうかなんて盛んに言っている。そりゃぁ、はしってみなきゃぁ分かるめーって。

それよりも予選走行の順番が一番最初が琢磨で二番目がバトン。こっちのほうが影響力がありそうだ。案の定タイムはぐんぐん抜かれていく。あちゃ~、バトンが13番手で琢磨が16番手。あんた、後ろにゃ、ジョーダンとミナルディしかいないじゃありませんか。さびし~。いやいや、栄光への旅立ちのプレリュードだよ。F1でHONDAはいつも生け贄になってきた。FIAのじじいたちの東洋人への嫉妬は強い。これで禊ぎは終わったよ。

1 ニック・ハイドフェルド ウイリアムズ・BMW
2 キミ・ライコネン マクラーレン・メルセデス
3 マーク・ウェーバー ウイリアムズ・BMW
4 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ
5 ファン-パブロ・モントーヤ マクラーレン・メルセデス
6 フェルナンド・アロンソ ルノー
7 ルーベンス・バリチェロ フェラーリ
8 ラルフ・シューマッハー トヨタ
9 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー
10 ミハエル・シューマッハー フェラーリ
11 フェリペ・マッサ ザウバー・ペトロナス
12 デイビッド・クルサード レッドブル・コスワース
13 ジェンソン・バトン BARホンダ
14 ビタントニオ・リウッツィ レッドブル・コスワース
15 ジャック・ビルヌーブ ザウバー・ペトロナス
16 佐藤琢磨 BARホンダ
17 ティアゴ・モンテイロ ジョーダン・トヨタ
18 フリーザッハー ミナルディ・コスワース
19 ナレイン・カーティケヤン ジョーダン・トヨタ
20 クリスチャン・アルバース ミナルディ・コスワース
昨晩22時30分就寝今朝5時42分起床。天候は晴れときどき曇りというとこらかな?。F1ヨーロッパの予選中継はCSで5/28(土)19:50~21:20 。本番は日曜日5/29の20:50~23:30。ちょっと気になるのでネットでHONDAの案配を調べてみる。琢磨もバトンも調子あがっていないようだ。まぁ、無理もあるまいって五週間ぶりの登場だ。サンマリノで封印したエンジンがドッカーンとフル稼働できるかどうか。金曜日のセッションではBARホンダの佐藤琢磨は15位。ジェンソン・バトンは16位。まぁ、しこしこいこうぜい。

昨日は「血液交換」。いつものように戦国三丁目の交差点を曲がって「EURO SPORTS」の前を通ると見慣れないでっかい車がショールームの前に置いてあり、リアが見える。それがやたら格好いいのだ。前に回って見るとそれはベントレーのコンチネンタルGTであった。12気筒6リッターツインターボ車両価格\20,895,000という化け物のような車であった。まぁ、俺の好みではないがぐるぐる回って10分は見てやった。誰だ、こんな車乗るやつは。うらやまし~。

病院で看護婦長がMRIの日にちを教えてくれた。6月1日(水)15時半ということであった。さて透析が終わって病院を出るとまたEURO SPORTSの前で真っ赤なフェラリー360モデナがウィーンウィーンと魅惑的なフェラリーサウンド響かせているじゃありませんか。おもわず駆け寄るとヴォーンというエンジン音を残して走り去っていった。誰だ、こんな車乗るやつは。うらやまし~。