ふらり一人旅 ~ 魅惑の東京、卒業旅行だけど主役そっちのけで遊びたい編㉖ ~ | つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーがひとりでアレコレとよがってます。
よかったらあなたもよがってね。

では続きです。
日本国内は言わずもがな、ハリウッドでも絶対的な地位を確立したゴジラさんにお会いすべく、アルタの前をお昼休みではないがウキウキウォッチングな気分で通り過ぎ歌舞伎町へ入ったところ、前回と寸分たがわぬお姿を発見しました。
いやー、また会えましたねー、その節は身の程をわきまえず、あなたの宿命のライバルであるモスラさんになったつもりでおりました。
今考えたら、自分でも片腹痛くてたまりませんなー、あはは。

過去を懐かしみつつ再会の喜びに浸るわたしをよそに、ゴジラさんは表情を一切変えないうえにピクリとも動かないため、もしや目を開けたまま眠っているのではなかろうかと思いつつ、ゴジラさんをテレビの画面越しでしか見たことがない息子も嬉しそうな様子なので、勝手にツーショット写真を撮らせていただきました。

 



無許可撮影にはさすがにムッとするかと思いきや、相変わらず微動だにしないゴジラさん。
そういえば前回も、無許可撮影後に放射熱線を浴びせられるのではないかと不安になったものの無反応でしたし、超有名人にとっては日常茶飯事でいちいち腹を立てていたら身が持たないのかもしれませんね。
それはともかく、再会は果たしましたので、次の目的地『カフェテラス ボンジュール』(以下、ボンジュール)に向かうことにします。

このカフェは『ホテルグレイスリー新宿』の8階にあるとのことで、地図で確認すると、ホテルの場所はゴジラさんが佇んでいる真後ろ。
入り口を探すのに多少てこずりましたが、エレベーターで8階に昇ったところ、ゴジラとメカゴジラ(機龍)が対峙するイカしたジオラマが出迎えてくれました。
おー、めっちゃカッチョエー!

 



先に進むとホテルのフロントらしきカウンターがあり、ボンジュール様はフロアの一番奥にありました。
入り口のカウンターにいらっしゃった従業員のおじさんに、「『ゴジラVSモスラ パンケーキ島の決戦』はまだありますか?」と尋ねたところ、「ございます。どうぞこちらへ。」と店内の窓際の席まで導いてくださいました。
よっこいしょ、と椅子に座って何気なく窓の外を見たところ、すぐそこにゴジラさんの後頭部が!

 



うっひゃー、こんな至近距離だと、振り向いて放射熱線を吐かれたらひとたまりもないわい。
ん? でも待てよ、もしかしてゴジラさん、建物に挟まって身動きが取れないのでは?
いやいや、そんなバカなことはあるまい、仮に挟まったとしても、あなたの怪力をもってすれば脱出などちょちょいのちょいでしょう。
それとも、実は監禁プレイ大好き、だなんてことは・・・。

状況を掴めずに戸惑っていたところ、先ほどの従業員さんが注文を取りに来られましたので、わたしは迷うことなく『ゴジラVSモスラ パンケーキ島の決戦』を注文。
3,200円弱とかなり値は張りますが、終生のライバルともいうべきゴジモスがボンジュール限定で繰り広げるこのバトルを見逃すわけにはいきません。
息子はというと、ゴジラとは無関係の『抹茶アフォガート』とやらを注文しました。

注文後に店内を見回したところ、各テーブルにゴジラのフィギュアが一体ずつ、しかもすべて異なる種類のものが設置されていました。
そして、ホテルグレイスリー新宿様には、様々な趣向を凝らした1日1室限定の『ゴジラルーム』が存在し、同部屋はアメニティまでもがゴジラ仕様だとか。
いやー、ファンにはたまらないっスね。
金ピカのトリプルベッドが配置された『キングギドラルーム』や、触手によるマッサージを体験できる『ビオランテルーム』なども実現していただければ、素敵すぎです。

やがて、注文の品が配膳されました。
では次回、ゴジラを食します。