ふらり一人旅 ~ 魅惑の東京、卒業旅行だけど主役そっちのけで遊びたい編⑲ ~ | つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーがひとりでアレコレとよがってます。
よかったらあなたもよがってね。

さて、列に並んでから20分ちょっとくらいでしょうか、思ったほど待たずに店内へ案内されました。
席に座って待っていると、隣に座っている若いお姉ちゃん2人組が、食べ終わっているのにスマホをいじりながらお話に夢中な様子。
おいおい、店外で待っている人がたくさんいるんだから、食べ終わったのならさっさと出て行けよ、とイライラしてきました。

いや待てよ、追加注文の品を待っているのかもしれないではないか。
そうだそうだ、きっとそうだ、決めつけちゃいかんよ、と自分に言い聞かせていたところ、待ってましたのベジソバちゃんがやってきましたー!

 


これはめっちゃ美味しそうだー、いっただっきまーす。
うんうん、期待どおり、いや期待以上だぞ、これは。
美味しすぎるっ。

などと頭の中で独りごちながら食べていたところ、隣のお姉ちゃんのひとりが、「そろそろ出ようか、待っている人に迷惑だし。」と言いながら席を立ちました。
やはりダラダラおしゃべりしていたのか、と思う一方で、人に迷惑をかけているということを認識し、それを解消するための行動に移すことは立派だと思います。
わたしもスープの最後の一滴まで飲み干してすぐに店を出たところ、まだたくさんの人が並んでいました。

ところで、わたしはラーメンを食べた後、丸の内にある丸善という本屋さんに行くことを家族に伝えていました。
並んでいる間、行列で時間を食ううえに本屋に寄ると家族を随分待たせてしまうため、「行列できてるから、先に帰っていいよ」とLINEを送ったところ、娘から「私たちも食べ終わったら東京駅をぶらぶらする予定だから、一緒に帰れると思う」と返信がありました。

店を出た時点で時刻は20時、本屋の用件はできるだけ早く済ませようと地上への出口を探します。
しかし、複雑な東京駅構内にまたしても行くべき方向がわからなくなり、とりあえず近くにあった出口から地上へ出たところ、どうやら丸の内側と真逆の出口に出てしまったようです。
迷路のような構内に戻っても時間が経過するだけなので、ここから大通り沿いに東京駅をグルっと回り込むように小走りで本屋を目指します。

随分時間がかかりましたが、無事に丸善が入っている『丸の内オアゾ』に到着。
丸善での目的は、一週間前に発売されたばかりのアメコミ『フラッシュポイント・ビヨンド』を、大量に保有している図書カードで購入すること。
なにもわざわざ東京で買う必要はないのですが、福岡ではアメコミの品揃え豊富な本屋は博多か小倉にしかなく、ついでがなければ行くことはないため、東京で大きな本屋に寄るチャンスがあれば買おうと思っていたのです。

丸善に入りさっそくアメコミコーナーを探したところ、大量のアメコミを取り扱っていらっしゃいました。
これだけあれば当然、目的の品も・・・、見つかりませんでした。
ぬおー、早くも品切れかー、と思いながらも、あきらめきれずに検索機で検索したところ、「在庫なし」ではなく「在庫僅少」との表示が。
あれ、これだと1冊くらい残っているのでは、と思い店員さんに聞いたところ、同じ場所を探してくださったのですが見つからない様子。

店員さんも「在庫は「あり」になっているのに、なんでですかねー・・・。」と言いながらかなりの時間頑張ってくださいましたが、結局見つからずに断念。
くー、時間を費やしただけに終わっちゃったが、悔いても仕方あるまい。
ちょうどその頃、娘から「そろそろ帰ろうと思います パパはまだいる?」とメッセージが届きましたので、「今から駅に向かう」と、言外に「待ってほしい」という思いを匂わすメッセージを返信し、東京駅に向かいます。
続きは次回で。