モヒートを飲む猿、東雲に詠う -6ページ目

燦爛

$モヒートを飲む猿、東雲に詠う

宮城県亘理町。
電気、上下水道も分断された地区。
荒涼とした大地のところどころに根を張った樹木が残る。

再生を根ざして進め。
希望という太陽の光が注ぐこの地に。

鎮魂

$モヒートを飲む猿、東雲に詠う

震災から11ヶ月経った先週末、被災地に行ってきました。
予定を変更して今回から四週にわたって被災地で見て、
感じた作品を掲載します。
まだ始まるどころか終わってさえいない。
つたない作品だけど多くの人に見て感じて
つながってゆけたらと願ってアップします。

これは宮城県閖上地区。
倒壊した家の庭と思われる一角に、
おそらくペットと思われるお墓が立てられていた。
墓標には名前と「3・11」の日付けが書かれていた。
鉛筆で書かれていたことに状況が想像され胸が痛くなる。

見渡す限りの更地だが、
11ヶ月前まではすべての生活があった場所だ。

問志

$モヒートを飲む猿、東雲に詠う

逃げたツケは払いきれず戻ってきた。
かわした弱さはジリジリと心を締め付けてゆく。

もういっかいやってやれ。

追いかけもせず、追い立てられもせず、正々堂々と。

ゴングが鳴るまで。


<撮影場所&状況>
自宅のベランダ。

冬の空を見上げながら
近づきつつある春に手を伸ばす。