モヒートを飲む猿、東雲に詠う -4ページ目

把握


いざというときに動ける
それぐらいの荷物でいい。
いざ誰かに必要とされたときに
すぐに向かえるくらいのものがあればいい。
知ってることだけ語れるような
ちょっと足りないくらいがいい。
あなたと美味しさを感じるような
小さな膳があればいい。

ぜぇんぶこの手にあるくらいのささやかな贅沢。


<撮影場所>
長野県。
2008年11月の「モヒ猿」http://ameblo.jp/rodeo33/entry-10166453963.html#main
でアップした場所に再び訪れることができた。
快晴の空が待っていた。
大好きな温泉にのんびり浸かる前に写真を撮っていた。

皐月




考える前に踏み出してみる。

小突かれて、蹴つまずいて、
倒れ込んで見上げる青空。

これでいいんだ。

大切なものは失ってもいない、
奪われてもいない。

子供みたいにさ感情的になって、
ワガママじゃなく、
我がのままに行くさ。

繚乱

街のキャンバスは春の色を描き出した。
「百花撩乱」
智の人、心の人、財の人、力の人、創造の人、徳の人、
南の人、北の人、農の人、海の人、…
「ひとり」が「ひとつ」となって
日本を描いてゆけたら素晴しい。