内田政徳 夢うららブログ -25ページ目

恵比寿aim

本日…と言っても日付け変わって昨日か。
10/5に恵比寿aimにて夢うららのライブでした。

この嵐の中まさかの駆けつけてくれた方々。本当にありがとうございます。

嬉しい嬉しいに尽きます。
さて今宵のセットリスト…

シープ
ラヴァードール
モンスター
ないものねだり
夢焼けの庭

となりました。
何だか愉快にやれたライブでした。

ここ何回分かのライブのセトリをブログに書いてなかったのでその間にやった曲を。

上記5曲以外には
万華鏡
手をつないだ夜(新曲)
を織り交ぜてのライブを繰り広げていたわけです。

手をつないだ夜の歌詞を教えろとの催促を何件か頂いたので、載せますね。

だんだんとメンバーでの呼吸間というのかな。それがあってきていて、ほんとにやってる自分たちもやりやすい。
そんな感覚が芽生えてます。
見てくれた方にも言われるくらいだから間違いないでしょ。

今日の本番直前。
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次回は10/19渋谷オーブにて。
お待ちしてます。

Twitter
@uma0501uma

HP
rodeo315.jp/yumeurara

Vo内田

日本一高い場所へ〜ファイナル〜


山田さんを迎えに駐車場の入り口に立っている田実さんに電話。

内田「山田さん帰還しましたー」

田実さん「イエス!」

こうして3人は無事下山、合流をした。
8月と言えども富士山が近くにあるわけで、とても寒い。

砂漠のような東京から来たぼくはペラペラのTシャツと短パンしか持っていなかったので、2人にバレないようにこっそり車の暖房を入れた。

それにしてもみんな無事で良かった。
ほぼ死んだも同然だったはずの山田さんを休ませることもなく運転してもらう。

3人「東京に帰ろう」

車内で富士登山を振り返る。
が…3人とも思い出すのは最後の下山道のことのみ。

山田さん「2人に先に行 ってくれと言ったときに、内田が返事もせずに下り始めたんが信じられなくて」と。笑

山田さん「俺、内田になんかしたんかな?嫌われたんかな?ってずっと考えよったんよ」と。笑

山田さん「だっていつもの内田なら無理してでも大丈夫って言うやん!?」と。笑

山田さん…これが高山病なんですね。
ぼくは高山病のせいで友情にまで不安を感じさせてしまいました。

すみません。次回の登山はきちんと寝てから行きます。

山田さんはぼくに嫌われたのかな?と不安になりながら下山。

内田は山田さんの死体はどうやって運べば良いのか考えながら下山。

田実さんはまず内田を下山させるためにトラックのように先陣をきって下山。

各々が各々のことを考えながらの 下山ドラマだった。

さすがにどこかで休憩をしようと飲食店を探す。

わりと田舎の道なもので開いてるお店がほとんどない。

唯一見つけたCOCO'Sに入店。
テーブルに着くなり田実さんは発熱。
もう倒れそうになっている。

そうだ…田実さんはずっとがんばってくれていた。
本当に休憩もない中トラック野郎だった。
冷えて走って内田を引っ張って。
相当な負担だったはず。
スープで温まる。


山田さんも登山中は先頭をひっぱり、下山では置いてきぼり。
精神的にも肉体的にも相当な疲労のはず。
膝も故障。辛かったはず。
スープで温まる。


内田はもう頭から高山病でみんなの足を引っ張った。
途中までしか作り笑顔はもたず。
情けない登山姿だ った。
注文を忘れスープはなし。


食事を済ませ一息。

山田さん「さぁ!内田を無事に東京に送り届けないかんけん!がんばるか!!がんばって運転ばい!!」

内田「いや、山田さん!少し仮眠したらどうですか?」

山田さん「あ、いいんすか?」

駐車場での仮眠が即決定した。
この一瞬の決定が山田さんの疲労を物語った。
COCO'Sの駐車場で仮眠。

みんなと逆に少し元気になった内田は眠れず。
みんなが起き出したころに眠り始めた。


気がつくともう都内。
ぼくの家の近くだった。

2人ともクタクタのはずなのに、まずぼくを送ってくれている。
本当に山田さん田実さんはぼくの東京の兄なわけだ。

家の近くで下車。荷 物をまとめて手を振った。
もう空は明るい。というか朝。
あぁ…無事に帰ってきたぁ!

今回富士登山の旅はこれにて幕を閉じました。

だらだらと内田の辛かった感想を書いているようでしたが、途中段階で「読んでて富士山に登りたくなった!」なんて言葉を思いのほか多くもらいました。

正直ぼくも、富士登山はこんなに辛いんだ、やめた方がいいよ!なんて微塵も思いません。
むしろどんどん登ってみるべきだと思います。

内田の場合は登山数日前からの過度の寝不足、疲労、が蓄積した為に高山病になってしまいました。
登山前日なんてほぼ寝ていませんでした。
それは具合が悪くもなります。

準備をきちんとして体調を整えて挑めば、楽しくて 良い思い出になること間違いなし☆笑

でもリタイヤのきかないこの登山は本当に人生を重ねました。
辛い…辛い…でも前を向いて歩いて行かなければ生きられない。
※早い段階で下山したらリタイヤ可

さすが世界遺産。スケールの大きな感情をくれました。
この大変な登山を達成したことで気持ちも変わったし、年齢も感じました。笑

これが達成できたんだし、あれもできるだろ?って思うことがわんさか生まれましたね。

そして山田さん、田実さんへの感謝と愛情がまた増えました。
いつもありがとうございます。
帰り道に3人で言っていた…

「もう登らない!!」

は撤回です。また次回。

毎回楽しみにしていてくれた方が何気にたくさ んいて、ものすごいプレッシャーの中で続編を書いていました(笑)
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これで本当におしまいです。
ご愛読ありがとうございました。

日本一高い場所へ〜ファイナルの手前〜

このまま五合目の駐車場で永遠に休憩をしていられるような感覚。
バスは…来ない。

おかしい。
確かに最終のバスの時間より10分は早くに着いているのに。

頭はやっぱりまだ少し痛いものの、山頂でのあの顔色はおそらく今はないはず。
鏡を見なくてもそれがわかるくらいに体調は良い。

でもこのまま待っていても仕方がない。
少しでも早く車に戻って装備を整えて、山田さんの亡きがらを回収するという使命がぼくらには残っているからだ。

ちらほらタクシーも現れ始めた。
タ クシーでとにかく戻ろう。

が、念のために料金確認。

田実さん「〇〇駐車場までどのくらいで行けます?」

ドライバーさん「13000~14000円くらいで行けますよ」

おぉ…けっこうするのね。
どうしよう。

とその時別の登山者が声をかけてきた。


登山者A「もしかして〇〇駐車場まで行きたいんですか?ぼくらもなんです。でもタクシー高くて…良かったら相乗りしませんか?」

田実さん内田「おぉ!!!」

なんて良いタイミング。

田実さん内田「ぜひっ!!!」


こうしてぼくら2人、登山者A、登山者 Bの4人でタクシーに乗り、駐車場を目指した。

が …本調子ではないぼくはまた具合が悪くなってしまった。

内田「うぅ…寝よう」

と思ったのに登山者Aがやたらと話しかけてくる。
駐車場までは40分くらい。
この調子で40分も話しかけられるのはつらい。

寝たふりをしよう。
ウトウト…

登山者A「すみません!!!」

内田「ふ…ふぁい」

登山者A「暑くないですか!?」

内田「だ…だいじょうぶれふ」

登山者A「ほんとですか!?暑いですよ!暑いですよね!?」

内田「…」寝たふり

登山者A「暑いですよ!絶対暑いですよ!ねぇ ?ねぇ?」
と内田以外の3人にも同意を求めている。

内田、無言で窓をあける。
そのままウトウト…

田実さん「着きました!」

おぉ!着いたか!けっこう長かったな。
タクシーも言っていた通り13000円くらいだった。

田実さん「内田さん、大変な事態です」
 
内田「どうしました?」

田実さん「運転手さんに聞いたんだけど、一般車両は五合目まで入れないそうです」

内田「ふむふむ」

田実さん「つまり山田さんの死体を拾いに行けません!!」

内田「おぉ…それは良くないですね」

と言いながら車に戻った。
とにかく着替えよう。へなへな。

2人ともケータイの電池はすでに切れ ていたので車で充電。
田実さんのケータイ電源ON。
 
田実さんが誰かと電話をし始めた。

田実さん「もしもし車に着きました!今どの辺ですか?実は事情により…」
説明をしている。

!!山田さんだ 汗
生きてる!!

内田のケータイ電源ON。
あ…山田さんから連絡が入ってる。
生きてる!!

どうやら山田さんも今必死に下っているらしい。
ぼくの中では一般車両の進入が禁止だとしても、五合目まではダメ元でお迎えに行くつもりだった。
が…

田実さん「そういうわけなんで、タクシーで帰ってきてください!じゃあ気をつけて!」
ガチャ

おぉ!田実さんてばワイルド。

とにかく山田さんを待とう。

ぼくが富士登山に来ていることを知っている人たちは登山中に頻繁に連絡をくれていた。

が…八合目からは一切返信が出来ない状況に陥ったし、電池も切れていたので
「今八合目だよ!」と連絡をしたまま誰一人として返信をしていなかったわけで。
かなりの心配の連絡が入っていた。

田実さん「そろそろ山田さんが戻ってくるので、道路沿いまで迎えに行ってきます!!車を見張っててください!」

さすが田実さん。きちんとしてる。

その数分後、車の前にタクシーが止まった。

山田さん「きつかったぁぁぁぁぁ!」

あぁ山田さん(泣)

山田さん「あれ、田実くんは?」

内田「山田さんを迎えに行きました!」

笑…田実さんはいつもこうだ。

山田さん「いや、今回はまじきつかったけん!!さんざん下って看板を見つけたからもうゴール間近だと思ったらさ!」

内田「はい」

山田さん「あとじゅうさんジグザグもあってさぁ!!」

!!!!!
じゅ、じゅうさんジグザグ!!!!!!

(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)!!

この人もじゅうさんジグザグって呼んでる(笑)(笑)

でも無事で良かった。
とにかく田実さんにはもう山田さんが戻ったことは伝えよう。

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少し続く…

















日本一高い場所へ〜最終章その2〜

ジグザグ…ジグザグ…
本当に長い。

途方に暮れるという言葉を純粋に頭に思い浮かべたのは初めてだ。
でもあきらかに温度が上がっている。
それに空気も濃くなってきている。


頭痛も少しずつひいてきた気がした。
あんなに見下ろしていた街並みが少しずつ上がってきた気もする。

ただとにかく時間がない。
バスの最終時間までには間に合わなければ。


ただ相変わらず石ころや岩には顔がついているし、笑いかけてくる。
降りはじめてもう4時間くらいかな。

少しだけ景色が変わってきた。
ジグザグにプラスαが現れ始めた。

ジグザグ小屋ジグザグみたいな。
ただのジグザグではなくなってきた。

これは地上は近いかもしれない!!

地図を見た限りでは13ジグザグが終わって少し歩けばバス乗り場のはず!
よし…帰れるかもしれない!

この辺でやっとぼくは
「あぁ…死なずに済むんだ」
と思えた。

これも力尽きた山田さんとがんばってひっぱってくれた田実さんのおかげだ。


そうこうしてるうちについに13ジグザグが終わった。
本当にこのときの喜びはハンパなかった。

よし、もう少しだ。
時間もわりと余裕がある。
そう思いながら残りの山道を進む。
もう楽勝だろう。

この辺から御来光目的だろう若者たちとすれ違い始める。
あれだけ孤独な暗闇を何時間も歩いて来たぼくらにとって「人とすれ違う」ということはものすごく心強いものだった。

しかもすれ違う子たちはみんな
「こんばんは」と声をかけてくれる。
おぉ。
生還したんだな。

若者「こんばんはー!!」

内田「うぅぁはぁ…」

なんとか挨拶を返す。


よし、この調子でバス停まで急ぐぞ!
調子は良い!
がしかし…

楽勝だろうと思ったジグザグ以降の道はまた険しかった。
長い…ゴールがまるで見えない。
補強しかけの道や落とし穴。
トラップの連続だった。

でも山の中から街の居酒屋さんが見えた。
あぁ…下山したら3人で行きたかったなぁ。

そうこうしているうちに少しずつ見覚えのある道が見えてきた。
あ…登り始めに通った道だ。

今の状態の体調、シチュエーション、山田ロスの精神状態では行きには笑って通ったこの道が辛い。
少しずつ足も動かなくなってきた。

が、ここで有無を言わさず田実さんがラストスパートをかける。
一気に内田を突き放す。

た、たじつさん…ぼく…そのペース無理っす…
どんどん田実さんが見えなくなっていく。

まさか…今回の登山では山田さんだけではなく内田までも力尽きるのか…

「死んでたまるか!」
必死に追いかけた。

たまにすれ違う軽装の若者。

若者A「けっこう山!って感じの道とかあるのかなー?」

若者B「いや、大丈夫っしょ」


!!!!!!!!!

何を舐めたことを言ってやがる!この阿呆が!

「山を舐めるな!!!!」と心の中で叫ぼうと思ったら


若者AB「こんばんはー!」

内田「あ、うぅぁはぁ…」


そうだそうだ。
でもこんなこと言えないんだ。

ぼくも登山グッズを買いに行ったときに…

~靴屋~

内田「富士登山1回なんで…安くて疲れない靴ください」

靴屋さん「はっ?富士山登るんですよね?気楽に登れると思ってんすか?」

と山を舐めんな!ばりに怒られ…


~アウトドアショップ~

内田「日帰りで帰るんで小さくて一番安いリュックサックください」

リュック担当「はっ?富士山登るんですよね?最低限の荷物とか考えてるんすか?」

と山を舐めんな!ばりに怒られ…


散々怒られたんだった。
買い物してあんなにへこんだのは初めてだったもんな。

でもお天気も落ち着いたし。
これから登る子たちは楽しく登れると良いな。

もう田実さんも見えないや。
でもたぶんぼくも最終のバスの時間には間に合いそうだ。

おぉ!!!
五合目のバス乗り場が見えてきた!

田実さんがチョコマカしてる!


内田「田実さん!」

田実さん「先についてバスを止めて内田さんを待とうと思って急いできました!」

内田「(泣)」

田実さん「でもバスがいないんです」

時刻は最終バスの10分前。
まさか行っちゃったのかな…?

仕方ない。

内田「田実さん、とにかくちょっとバス乗り場で休みましょう」

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登り始めの山田さん…


続く…

日本一高い場所へ〜最終章その1〜

山田さん…


ぼくは相変わらず意識が朦朧としながらも田実さんに必死について行った。
寒い。とにかく寒い。


途中で何度も声をかけてくれる田実さん。
でもきっと田実さんも相当疲れているに違いない。


でも「田実さんは大丈夫ですか?」のセリフが言えない。

言葉も発せられない。うぅ


この登山を始めてここまでにぼくの頭の中にはずっと尾崎豊さんのシェリーが流れていた。


シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう


シェリー どこに行けば 俺はたどり着けるだろう


延々と繰り返し頭の中を流れていた。


それにしても降れど降れど坂道は終わらない。
ジグザグジグザグ…


途中でふと降ってきた道を見上げた。
「あっ、小さな光だ、ライトだ」


山田さんがまだ生きてる。
しかも少し動いてる。


山田さんもちゃんと降ってこれてるんだ。
良かった。
ぼくと田実さんのライトの光も山田さんに見えてるのかな。


散々ジグザグしたところで少し休憩。
何せ時間に追われながらの下山なので、ゆっくりは休んでいられない。


田実さん「内田さん、星を見てください。すごいきれいだよ」


内田「あぁ…本当だ。すごくきれい」


まるで恋人同士で夜景を見に来ているかのような会話。
でもこの景色の良さが間違いなく疲れを癒していた。


1つの酸素ボンベを共有しながら星を見る成人男性2人。


あっ…山田さん酸素大丈夫かな…


またしばらくのジグザグ下降。
人生でこんなにジグザグしてるのは初めて。
本当に終わりが見えなすぎて嫌気がさしてくる。


それでもかなり降って降ってまた休憩。
道案内の看板があった。


さすがにもうゴール間際だと思って看板を見て絶望…
きちんと案内図にはジグザグの数まで書いてある。


1、2、3、4…10、11…13


じゅ…じゅうさんジグザグ!?
え…


これだけ降ったのに!?
1ジグザグだけでもめちゃ時間をかけて降ってるのに…


じゅうさん…
もう無理かもしれない…


冷静に考えたらこの「じゅうさんジグザグ」という呼び方がもうおかしい(笑)
でもそのときはとっさにそう呼んでしまった。


がっくり座っていると田実さんが…


田実さん「ほら、花火だよ!」


おぉ!!
遥か下に見下ろす河口湖から花火が。


内田「きれいですねぇ。すごく丸い」


まるで恋人同士で花火を見に来ているかのような会話。
でもこの景色の良さが間違いなく疲れを癒していた。


さて…行かなくちゃ。
この下山はまるで人生。
つらくても前を向いて歩いて行かなくちゃいけない。


ぼくらの為に犠牲になった山田さんの為にも何としても下山しなくちゃ。


もう山田さんのライトは見えなくなっていた。

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山田さん。。


続く…