とくろみし いはのひんくの
  たすけあけ すたのくんひの はいしみろくと

(髑髏見じ 意馬の貧苦の 助け上げ 数多の軍備の 廃し弥勒と)

解説

髑髏(どくろ)は「風雨にさらされて肉が落ち、むきだしになった頭蓋骨。されこうべ。しゃれこうべ。」、意馬(いば)は「意、すなわち心の働きの移り変わることを奔馬の動きの激しさにたとえた語。」、貧苦(ひんく)は「貧しくて生活に苦しむこと。貧乏の苦しみ。貧窮。」、数多(すた)は「数の多いこと。また、そのさま。多数。あまた。たくさん。古くは‘すうた’。」、軍備は「軍事上の備え。戦争の準備。戦闘力を発揮するために、軍隊、艦船、要塞、各種の軍需品およびこれらを編制、維持、管理、教育、運用するのに必要な諸機関を備えること。」、廃す(はいす)は「それまで続いていたことをすっかりやめてしまう。やめて行なわなくする。廃止する。」「続いていたものごとが行なわれなくなる。すたれる。」の意味です。

余談

この歌は、下記記事を読んで、それをモチーフに書いた歌です。

『(57)入蒙を考える(その四)―エルサレム行きとは―』(「霊界物語勉強室」さん)


雑感

ミロクの世の到来を言祝ぐ歌です。

「CERN」で異界の扉が開いて悪魔が出て来る、とかいうオカルト話があるが、下記の場面じゃないだろうね?

『三鏡 月鏡 298 悪魔の世界』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)


下記参照。


日月神示に下記部分があるが、ロシアが北から攻めて来て、亜米利加が助けてくれると思ったら、一緒になって日本に火の雨を降らす、ということっぽい感じがする。

日月神示参照。

『富士(二二)を目ざして攻め寄する、大船小船あめの船、赤鬼青鬼黒鬼や、おろち悪狐を先陣に、寄せ来る敵は空蔽(おお)ひ、海を埋めて忽(たちま)ちに、天日(てんぢつ)暗くなりにけり、折しもあれや日の国に、一つの光 現はれぬ、これこそ救ひの大神と、救ひ求むる人々の、目にうつれるは何事ぞ、攻め来る敵の大将の、大き光と呼応して、一度にドッと雨ふらす、火の雨何んぞたまるべき、まことの神はなきものか、これはたまらぬ兎も角も、生命あっての物種と、兜を脱がんとするものの、次から次にあらわれぬ、折しもあれや時ならぬ、大風起こり雨来たり、大海原には竜巻や、やがて火の雨 地(つち)震ひ、山は火を吹きどよめきて、さしもの敵も悉く、この世の外にと失せにけり、風やみ雨も収まりて、山川静まり国土の、ところところに白衣(しろきぬ)の、神のいぶきに甦る、御民の顔の白き色、岩戸ひらけぬしみじみと、大空仰ぎ神を拝み、地に跪(ひざまづ)き御民らの、目にすがすがし富士の山、富士は晴れたり日本晴れ、普字は晴れたり岩戸(一八十)あけたり。』(富士の巻 第二十四帖)

『目眩(めまひ)する人も出来るぞ、ふんのびる人も沢山に出来て来るぞ。行けども行けども白骨許りと申してあろがな、今のどさくさにまぎれて悪魔はまだえらい仕組致して上にあがるなれど、上にあがりきらん内にぐれんぞ、せめて三日天下が取れたら見物であるなれど、こうなることは世の元から判ってゐるから もう無茶な事は許さんぞ』

『行けども行けども白骨と申したが、白骨さへなくなる所あるぞ。早よ誠の臣民ばかりで固めて呉れよ。神世の型 出して呉れよ。時、取違へん様に、時、来たぞ。』(夜明けの巻 第七帖)