☆中毒(yasu) 最終話 | 大人eighter&ARMY♡観察、たまに妄想日記

大人eighter&ARMY♡観察、たまに妄想日記

ヤス担大人eighterが
BTSの肩幅広めな長男くんに心奪われ、2021年ARMYデビュー。


いいじゃないか?
eighterでARMY♡

前に章ちゃん妄想話もあるので覗きに来て下さると嬉しいです。

こんばんは♪
久しぶりすぎて、
私の脳内、大変なんですが(笑)


この手のものが苦手な方は
ここで、Uターンをオススメします。


では、ラストをお楽しみ下さいませませ♪


☆。.:*・゜☆。.:*・゜


たくさんのお酒とつまみを
コンビニ袋からテーブルへと
出す「彼」。


ご機嫌に話す「彼」は
テレビでよく見る天然と
柔らかな物腰で
普段ならホテル、男性と2人きり
イコールな想像が
出来にくくなるくらいに
2人は大笑いしていた。


大好きな「彼」だからこそ
ずっと見てきた「彼」だからこそ
これがリアルだと思っていた。


「彼」が持って来たお酒はどれも
美味しい。


それが私を陽気にさせていた。


章「それ、どんなんやった?
ツレがめっさすすめてくんねん。」


「めちゃくちゃうまいです!
これで良かったら飲みます?」


飲みかけなのは分かってたけど
差し出してみた。


章「もっかい飲んで、
ちゃんと感想教えてぇや♪」


私は缶を手に持つと
「彼」に言われるまま
それを口に含んだ。


すると近づく「彼」の顔。
その表情は口角を上げ、悪い顔をしていて、私の頭を手で自分の方に引き寄せるとそのまま私は「彼」に唇を
塞がれてしまった。


口の中にあるお酒が
「彼」へと移動するのがわかる。


液体が口から無くなると
離れた彼の唇は私にこんな言葉を
発した。


章「⚪⚪さんって、
嘘つくん、へったくそやなぁ…」


呆然とする私。


章「ほんまに仕事なんかなぁ?
そうは見えへんけど?
もしかして…目的は…俺と…ちゃうの?」


私の髪を触れ、そして
耳たぶにあるピアスへと
「彼」の指は移動をする。

 
章「どうなん?」


指は頬へと移動をし、
そして私の唇の輪郭をなぞる。
視線は私の心、全てを見透かしているようだった。


言葉を発するため動かそうとした
唇を「彼」はいとも簡単に塞いできた、
今度はねっとりとしたもので、
私は「彼」の味を知ってしまって、
それがとても美味しくて
忘れられなくなってしまう程の中毒性が
あるものだということも一瞬に
理解出来たのに、自分から溺れることを
望んでしまった。

宙ぶらりんだった私の腕が
「彼」の背中に触れる。


繰り返され、息がしにくくなったころ、
「彼」は私から離れた。


章「ふふっ♪
図星なんやぁ♪
せっかく会いに来てくれたんやし…
ご褒美せなあかんなぁ♪」


ベッドに押し倒されると
私の上に覆いかぶさって来た「彼」は
結っていた髪をほどき、
メガネを外し、ベッド横に置いた。


それと同時に私は「彼」へと溺れていった…


薄暗い部屋に
剥がされた2人の服が
ベッドの下に音もなく
無造作に落ちていく。


密着する肌と耳元にかかる息…
「彼」が触れるところ全てが熱を増し、
蕩けていくのがわかった…


知りたかった「彼」のつける香水と
混ざりあう「彼」の匂いが私を包みこむ…
想像通りのセクシーな香りと
さらけ出す素肌が雄すぎて
ドキドキが止まらなくなっていた。


「彼」の全てによって、熱を帯び、
蕩け溢れ出しそうな私を
「彼」は楽しんでいるようだった。



涙目で見る私に口角の片方を
上げると覆いかぶさり、入り込んできた。



それと同時に私に走る電流。
髪を乱して加速する「彼」の動きが
我を忘れていくのだ…


頬を撫でる手の優しさに
目を開くと前髪から覗かせる
艶やかな瞳が私をまんまと吸い込んで
いく。


掴んでいた腕から離した私の手が
「彼」の頬に触れる。
そして親指で「彼」の下唇に
そっと触れた。
私のその行動に「彼」は微笑んで見せ、
そして強く抱きしめられた私の唇は
「彼」によって塞がれ、同時に
「彼」はさらに加速を増した。


しがみつく「彼」の背中が
薄らと汗ばみ、
耳元にかかる息遣いと吐息…
シーツが波打つ海のようになった頃、
2人は朽ち果てるのだった…


かきあげる髪から見えた
「彼」の傷。
見てしまったら触れずにいられなくなって、「彼」の傷にそっと唇で触れる私…



章「そんなん、されるん…
初めてやわ…くすぐったいな♪」


ニカッと笑う大好きな笑顔。


私は聞いてみたいことを
思い出した。


「なんで私に声かけたの?
それと、なんで嘘だと思ったの?」と。


私に腕枕をしてくれている
「彼」の反対の腕が上へと伸び、
そして、私を見た。


章「ほんまはなぁ…
⚪⚪さんの後ろ姿にムラっとしてもうたから声かけてん。
話してみたら目うるうるやし、
手震えてるし、こりゃ簡単に堕とせるわぁってなってん♪
せやけど、決定打はスマホの待ち受けやで♪なぁーんや、俺のこと、好きやんけって♪」


あ!BARで時間見る時にスマホ見た…
見てたんだ…


章「せやけど、⚪⚪さん、
俺らがここに泊まんのは
知らへんかったんやろ?
これ、偶然?」


「そうなのよ。
だからびっくりで…」


章「そうやろなぁ。
⚪⚪さん、俺を食ったろってやつには
見えんかったし」


「でしょ♪」


章「ふふっ♪
そこも良かったんやけどな、
俺的には♪
食われるより、食いたいし♪」


そういうと「彼」は私に甘めなキスをし、
軽くシャワーを浴びると
自分の部屋へと帰って行った。


連絡先なんて交換しない。
これからも私は「彼」のファンの1人なのだから。


ただ、今まで知ることのなかった
「彼」の味覚と、嗅覚を
知ってしまった私はこの先、
普通に戻れるのだろうか…



そんなことを思いながら
眠りにつき、そして朝を迎えた。


今日のライブを見てから
地元へ帰る私はホテルを出る支度をしていると、LINEがなった。


今日、合流する友達かもと
スマホを手にして、驚いた。


SY♡


え?
見覚えないけど
そこをクイックすると…


「おはよ♪
昨日はめっさ良かったわぁ♪
また、遊ぼな♪」


文から「彼」だとすぐわかった。
いつ、私のスマホに入り込ませたのかは、知らないけど、「特別」が出来たことがちょっと嬉しかったり、した。


私と「彼」、2人の秘密。
私は支度を済ませると
友達の待つ場所へ向かった…



☆。.:*・゜☆。.:*・゜