ニュータウンというものが出来てから、
日本にもマンションというものが
広がって行きましたが、これが非常に大きなきっかけであったようです。
こうしたニュータウンの建設というのは、
住宅不足の解消というものを
狙って作られたわけですが、
当時としては、それをある程度、解消できたものの、
現代では、あまりそれが効果をなしていないということに
なってしまっています。
なので、あれだけ多く建てられたニュータウンの
マンション群も、現在では、かなりの数のものが
空き家となっていて、それがおおきな問題にも
なってます。
実に皮肉なことですが、
当時は最先端であったニュータウン群も、
現在であってはどうしても一昔前の
建て物であるということで、
あまり、人気がなく、新しく入居してくると言う人が
ほとんどおらずに、若い人がいなくなってしまうということに
なってしまっています。
こうしたことが現実に起きていて、
90年代から、そのながれは加速してきていたのですが、
2000年代になると、
それに加えて、それまでそこに住んでいた人達が
高齢化を迎えて、買い物をするにも何をするにも、
非常に大変な思いをして生活していたりして、
そちらの方も大きな問題になりました。