【凍った湖に落ちたら】 | jijiのメンタルコーチング♪

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ASD・ADHDで心理カウンセラーの私が、今までの経験から「どうすれば自分らしく楽しく生きられるか」をお話します。
メンタルコーチングは誰にでも必要です。


ボクの故郷は御神渡りで有名な諏訪湖がある
長野県の諏訪市です。

ボクが子どもの頃
冬の寒さはとても厳しく
夜は-10℃以下になる日もありました。

お風呂から上がって
外で濡れたタオルを振ると
すぐに凍って棒のようになりました。

小学校ではスケートの授業があり
その日はみんなで諏訪湖に行って
半日スケートをするのが授業でした。

当時のスケートは全員がスピードスケート靴。

時々中に下駄スケートを履いている生徒もいました。

スケート前には必ず学校で
凍った湖の上での注意事項が言われました。

湖は全面結氷していて
厚いところは氷が30cm以上ありますが
湖には温泉が湧き出している所もあり
氷が薄く危険な場所もあるからでした。

先生は

「もし氷が割れて湖の中に落ちてしまったら
 暴れないでそのまま浮き上がること。
 そうすれば割れた穴に顔を出すことができます」

「浮き上がっても氷の穴から顔が出られなかったら
 その時は慌てないで、暗い方へ暗い方へと泳ぎなさい。
 そうすれば氷のない所か氷の薄い所に出られます。
 間違っても明るい方へ泳いではいけませんよ」

と教えてくれました。

ボクが小学校時代には
氷の張った湖に落ちた人は1人もいませんでしたが
毎回言われる注意の内容は今でも覚えています。

「暗い方へ暗い方へと泳ぎなさい」
と言う理由は未だに分かりませんが
「そうすれば助かるんだろう」
とは漠然と信じています。

きっと
温泉の湧き出している諏訪湖という湖に
何か理由があるのかも知れませんね。