兄とフラフープ | jijiのメンタルコーチング♪

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ASD・ADHDで心理カウンセラーの私が、今までの経験から「どうすれば自分らしく楽しく生きられるか」をお話します。
メンタルコーチングは誰にでも必要です。


私が6才の時に全国でフラフープが流行りました。

直径1メートルほどのプラスティックの輪を
身体で回す遊びです。

私はすぐに買ってもらい、夢中で遊びました。
すぐに難しい技もできるようになり、学校へ
もフラフープを回しながら行きました。

学校でもみんなフラフープで遊びましたが、
兄はどうしても回すことができません。

家で兄にフラフープの特訓をしました。

何度練習しても腰で回すことができないので、
首で回す練習に変えましたが、自分では回せません。

そこで私が兄の足元に座わり、
『ちゃんと立っててね!』
と言って、兄の身体をつかんで回しました。

フラフープは兄の首で上手に回っています。

スピードを上げために兄を強く回すと、
フラフープも速く回ります。

『できたねぇ!回ってるよ!』
と言って上を見ると、青い顔をした兄が
白目をむいていました。

回されすぎて気持ちが悪くなったようで、
やめると慌てて道の端に行って吐いていました。

『もうフラフープはいい!』
と兄に言われ、それからは特訓も
しなくなりました。

兄にとってフラフープは、遊びというより
拷問だったようです。

つづく…

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