昨年のWBCジャパン監督、栗山英樹氏の大リーグ訪問ドキュメントが面白かった。
ペナントレース開始前の各チームに、大リーグの現状とベースボールの今後を伺いに行ったのです。
どのチームもGMや監督がわざわざでてきて、栗山氏にいろいろ聞いているのです。
日本のWBC優勝の衝撃はアメリカでもかなりの影響だったことがうかがえます。
特に大谷を育てたことで栗山氏へのリスペクトが凄い。
パドレスのGMにWBCでダルビッシュを出してくれた礼をいったら、佐々木朗希を
パドレスに入れてくれるよう計らってくれと依頼され、「それでチャラ」には笑いました。
大リーグの超個人専門のデータ活用が徹底しています。
投手にボールのどの縫い目にどの指を当てるとか、投球の際にどの指の離れ方が遅いとか、係数化が凄まじい。
監督を含め、あらゆるスタッフはべースボールの経験がなくても関係ないそうで、監督の仕事もベースボールは20%だそうです。
ベータがすべてはじき出しているのでその通りやる。
日本では経験がまだモノを言いますし、良い成績を出していない者のいうことなど聞きませんから難しいでしょう。
好成績を残した有名選手がよい指導者になるかといえば、そうではないと理屈では理解できますが、現実はまだまだ・・・といいながら日本でも大リーグの様になるのは目に見えています。
係数化は野球だけではないはずで、早く移行した勝です。
お金がかかりますね。
投資は仕方がありません。
そこからどう大きなビジネスに生まれ変わらせるか、ですね。
フェンシングも誰かやらないかな。