フランスのノルマンディー地方で、受刑者を護送していた刑務所車両が武装集団に襲撃され、刑務官2名が重火器で殺害され受刑者は逃走しました。
映画のような事件です。
なぜこんなこと書いたかというと、2004年にいったフランスで護送の場面を見てショックを受けたからです。
セーヌ川の周辺に黄色のテープが張られだし、進入禁止になる道路がみるみる多くなったのです。
交通は遮断され何事かと思っていると、ポリスのバイク編隊が先行し、パトカーが数台続き黒いワンボックスを護衛して猛スピードで通り過ぎたのです。
そのワンボックスの助手席の窓から、MP5サブマシンガンを突き出した警官が身を乗り出していたことに驚いた。
抜き身で銃口を前に向けているのです。
街中でも警官がホールドアップさせて身体検査など、物騒な場面に出くわしたりしました。
街のど真ん中を誰を護送していったのかはわかりませんが、20年経って、ちゃんとやらないとこんなことになるのかと思う次第です。
日本では見ない光景です。