第3の習慣ー最優先事項を優先するーの授業、時間マトリクスを使って | 学法石川イノベーション探究コースの日常(公益財団法人福島県学術教育振興財団助成金事業の報告)

学法石川イノベーション探究コースの日常(公益財団法人福島県学術教育振興財団助成金事業の報告)

これからの時代を生き抜く生徒たちに必要な資質・能力を身につけるために最先端の取組にどんどんチャレンジ。公益財団法人福島県学術教育振興財団助成金事業「高等学校における学びの個別最適化と学びのSTEAM化を活かした学習プログラム」の報告。

時間は有限である

 

まず初めにいくつかの「あるある」を紹介して、生徒たち自身に身近なことと感じてもらいます。

 

その上で、時間をうまく使えない理由について考えてもらいました。

 

なぜ人はうまく時間を使えないのか?

 

それは時間が有限である、ということについての自覚が足りないからです。

 

今日やらなくても明日がある、今年やらなくても来年がある、高校時代にやらなくても卒業後がある。

 

そう考えてしまうことで、ついつい後回しにしてしまうのが人間という生き物です。

 

 

時間マトリクス

 

まず自分自身の平日の1日を書き出してもらいました。

 

普段自分達がどのような生活をしているかをまずは見える化します。

 

その上で以下の時間マトリクスを紹介しました。

 

縦軸が重要度、横軸が緊急度を表します。

 

第1領域は緊急でかつ重要なこと。

 

第2領域は緊急ではないけれど重要なこと。

 

第3領域は緊急で重要ではないこと。

 

第4領域は緊急でなく重要でもないこと。

 

これらを具体例とともに紹介した上で自分自身の生活を各領域のどこにあたるかを考えてもらいます。

 

 

 

どの領域が大切か

 

第2領域、つまり緊急ではないけれど重要なこと、を増やすことで、緊急なことがどんどん減っていきます。

 

人間が成長できるかどうかは、この第2領域をどれだけ増やせるかにかかっている。

 

自分自身の普段の生活で心がけていることも紹介しながら、みんなにも考えてもらいました。

 

 

生徒たちの感想

 
 
 
 
 

これからの毎日をこのマトリクスを使って振り返り、時間の使い方がうまくなるようこれからも一緒に成長したいと思います。

 

「7つの習慣®」および「7つの習慣J®」はフランクリン・コヴィ・ジャパン社の登録商標です