名曲百選第六章(87)見つけたのは 風に舞っている心の奥の暗闇・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

早いもので 七月も最後の更新です。

 

近くの神社には今年も沢山の風鈴が飾られています。

 

 

風鈴の音色は涼を運んでくれますね。

 

 

紫陽花の花で、てんこ盛りの花手水。

 

 

雨上がりのカシワバアジサイ。

 

 

同じく雨上がりのマリーゴールド。

 

 

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夏ソングの4曲目。

今回は、この曲を選んでみました。

 

DARKNESS IN THE HEART(少年の夏)

浜田省吾

 

1988年にリリースされた名盤『FATER'S SON』に収録されていた曲です。

歌詞の中に”FATER'S SON”という言葉も出てくるように このアルバムの中心的な曲でもあると思います。

この曲は、私も大好きで カラオケでよく歌わせてもらいました。

 

この曲に関しては、私がいい加減な事を書くよりも

ラジオで渋谷陽一さんと浜田省吾さんが話されていた音源がありますので、アップしてみました。

 

渋谷陽一&浜田省吾


走り始めた 1974年 瞬きの中 15年間
Rock & Roll 何を少年に あの夏 約束した
今も Travelin' Bus 夜の国道 突走る
見つけたのは 風に舞っている心の奥の 暗闇


Father's son 何処へ向っているの
何を手にしたいの
今夜 On the Road 空しく拳を突き上げ
叫ぶ歌は 答えの無い心の奥の 暗闇

 

日本のロックシーンで長年生きてきた男の人生を感じるような意味深な歌詞ですね。

子供の頃、ビートルズを始めとする洋楽のロックを聴いて好きになり、彼らに憧れ、彼らの様になりたいという一身でミュージシャンになり、大きな成功を掴むわけですが、しかし いつの間にか心の中に芽生えた 「何処へ向っているの 何を手にしたいの」 という自らへの疑問と心の奥の暗闇・・・

たとえ憧れてなった職業であっても、それが繰り返しの日常になってしまうと、心の中にどうしようもない空しさみたいなものが芽生えてくるのでしょうか。

浜田さんのような多くの人に夢を与えるような職業は

心の揺れ幅も大きいのかもしれません。

派手な表舞台とは裏腹に実生活では普通の人と同じように悲しい事や辛い事もあるわけですからね。
この感覚、分かるような気がします。

 

この曲が入っているアルバム『FATER'S SON』に

ついて、武田鉄也さんのラジオ番組に出演され話されていた音源もありますので、こちらもアップしてみました。

 

武田鉄也&浜田省吾


吉田拓郎さんの話が面白いですね。

広島は多くの有名なアーティストを輩出していますが、本当に同じようなタイプの人がいないですよね。偉大なり広島と言う感じです。

 


DARKNESS IN THE HEART(少年の夏)

作詞 浜田省吾
作曲 浜田省吾

最後のギターケースを トラックに積み込むローディー
熱は去り バンドを待っているのは次の町
走り始めた 1974年 瞬きの中 15年間
Rock & Roll 何を少年に あの夏 約束した
今も Travelin' Bus 夜の国道 突走る
見つけたのは 風に舞っている心の奥の 暗闇

思い出す 病室で痩せてゆく 父の姿を
痛みから 解かれて 去って行った 独りきり
車の窓に映ってるおれの顔 彼に似てる
Father's son 何処へ向っているの
何を手にしたいの
今夜 On the Road 空しく拳を突き上げ
叫ぶ歌は 答えの無い心の奥の 暗闇

Father's son 答えを探さないで
何も意味など無い
You're only Father's son Carry on
覗かないで
勝利も敗北もなく 横たわっている
心の奥の-暗闇

 

今回は、浜田省吾さんの『DARKNESS IN THE HEART(少年の夏)』を お届けいたしました。

 

猛暑が続いていますね。

皆さん、体調にお気をつけください。

 

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