名曲百選第六章(51)苦しみさえも美しく やがて藻くずに還るとも・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

川沿いの散歩道も晩秋の景観になりました。

 

 

8か月振りにジョビコちゃんに会いました。

遠路、海を渡ってまた来てくれました。

ジョウビタキのメスです。

 

 

公園の小川と紅葉。

落ち葉が多くなり、紅葉も終盤です。

 

 

小さな滝と落ち葉。

スローシャッターで撮ってみました。

スローシャッターで撮ると滝の水の流れがシルキーに

なりますね。

 

 

産卵を終え、力尽きた赤トンボのメス。

それでも また空に飛び立とうと必死に羽をばたつかせていました。

命って切ないですね。

 

 

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今回は、この曲を選んでみました。

 

シャンソン/松任谷由実

 

2013年の11月にリリースされた傑作アルバム

『POP CLASSICO』に収録されていた曲です。

 

この動画のライブ、会場は違いますが、2014年の4月に参加してライブレポも書いたので、懐かしく思い出されます。

この曲は、たしか10曲目に歌われ、この動画を見ると感動が蘇ります。

 

歌詞が本当に素晴らしい。

 

夏の盛りには知らなかった 雨の調べ
無限の影の色

 

ひとつひとつに名前をつけて

あなたに贈る かすれゆくシャンソン

 

夏の盛り、というのは若い頃という意味でしょうか。

若い頃には知らなかった、人生には時折、雨が降ったり 影が差したりする事を。

それら、ひとつひとつの想い出に名前を付けて

あなたに贈る 歳を重ね かすれゆくシャンソン。

 

歌詞を読むだけでも感動してしまいます。

 

そして、印象的なサビ。

 

苦しみさえも美しく やがて藻くずに還るとも
あなたと逢えた歓びを 忘れない 忘れない

苦しみさえも美しく 眩く照らすこの愛を
あなたと生きる瞬間を 覚えてる 覚えてる

悲しみさえも懐かしく やがて藻くずに還るとも
あなたと逢えた歓びを 忘れない 忘れない

 

松任谷正隆さんと過ごした半生を振り返るような、

松任谷由実さんの心境が描かれています。

半生を振り返り、苦しみや悲しみも美しく懐かしく 思えるって素敵ですよね。

そう思わせてくれるのは、苦しみや悲しみを分かち合える大切な人がいたから。

 

晩年になって、こういう心境になれたらいいですね。

本当に素敵な歌だと思います。

 

 

シャンソン

作詞 Yumi Matsutoya
作曲 Yumi Matsutoya

限りある日々を生きてること 分かち合おう
静かなくちづけで

時のひとひらが散りゆくのを いとおしむように
掌で包んで

仄かに蒼い暗闇の中
凍える胸に 灯した炎

苦しみさえも美しく 眩く照らすこの愛を
あなたと生きる瞬間を 覚えてる 覚えてる

夏の盛りには知らなかった 雨の調べ
無限の影の色

ひとつひとつに名前をつけて
あなたに贈る かすれゆくシャンソン

苦しみさえも美しく やがて藻くずに還るとも
あなたと逢えた歓びを 忘れない 忘れない

苦しみさえも美しく 眩く照らすこの愛を
あなたと生きる瞬間を 覚えてる 覚えてる

悲しみさえも懐かしく やがて藻くずに還るとも
あなたと逢えた歓びを 忘れない 忘れない

 

今回は、松任谷由実さんの『シャンソン』を

お届けいたしました

 

ユーミンさんの近年の曲の中では、一番好きな曲です。

 

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