名曲百選第四章(98) 流れるな涙 心で止まれ・・・涙を必死に堪えた若き あの日 あの時が蘇る | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

前回は近くの公園を広角で風景として撮った写真を載せましたが、今回は部分に焦点を当てた写真を載せてみました。

 

前回から一週間経ち紅葉もさらに進んでいます。

 

 

ドウダンツツジの葉も深紅に染まっています。

背景が淡い良い感じにボケてくれました。

 

 

この日も小春日和の良い天気でした。

 

 

池のカメは冬眠で姿が見えなくなりましたが、カモがたくさん集まってきています。

 

 

今年は色づくのが遅かったイチョウも綺麗に黄色に染まりました。

 

 

同じモミジでも種類が違うのか色の付き方が違うんですね。

 

 

自然と言うのは不思議ですよね。

緑だった葉が秋になると紅や黄に染まる。

それは あたかも化粧をするかのように・・・

 

化粧/中島みゆき

 

1978年にリリースされたアルバム 『愛していると云ってくれ』 に 収録されていた曲。

振られ歌の女王と言われていたの頃の傑作アルバムでした。

そのオリジナルのスタジオ録音のものは、ゆったりとしたロック風のサウンドが切なさを盛り上げ、さらに後半 泣き声になって歌われ ドラマチックかつ壮絶な一曲となってました。

 

今回 載せた動画は、それから約35年経ったもの。

アレンジも歌声も柔らかく穏やかになってます。

ですが、やはりこの歌の持っている切なさは変わらないです。

 

化粧/桜田淳子

 

この曲は、桜田淳子さんの カバーも有名ですね。

花の中三トリオで ブレークして、二十歳ぐらいから

中島みゆきさんの曲を歌われるようになり数曲リリースされました。

今 あらためて聴いてみると 桜田淳子さんて、けっこう歌が上手かったんですね。

なかなか良い雰囲気で歌ってられると思います。

 

化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど
せめて今夜だけでも きれいになりたい
今夜あたしは あんたに逢いにゆくから
最後の最後に 逢いにゆくから

 

自分を振った男に最後の別れに行くのに、綺麗になりたいというのは 振った男を見返してやりたいという女性のプライドでしょうか。

ひょっとしたらという淡い期待もあるのかもしれませんね。

 

あたしが出した 手紙の束を返してよ
誰かと二人で 読むのはやめてよ

 

このフレーズは、みゆきさんが高校の時の実体験が

基になってると思います。

好きな男性にラブレターを渡したら、その男性が友達と一緒にそれを見ながら笑ってたという過去が みゆきさんにはあります。

 

バカだね バカだね バカだねあたし
愛してほしいと 思ってたなんて
バカだね バカだね バカのくせに Ah
愛してもらえるつもりでいたなんて

 

このサビの 「バカだね」 三連発は 強烈と言うか 壮絶ですね。

聴く人の心に突き刺さる痛切なフレーズです。

 

 

化粧

化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど
せめて今夜だけでも きれいになりたい
今夜あたしは あんたに逢いにゆくから
最後の最後に 逢いにゆくから

あたしが出した 手紙の束を返してよ
誰かと二人で 読むのはやめてよ
放り出された昔を 胸に抱えたら
見慣れた夜道を 走って帰る

流れるな涙 心でとまれ
流れるな涙 バスが出るまで


バカだね バカだね バカだねあたし
愛してほしいと 思ってたなんて
バカだね バカだね バカのくせに Ah
愛してもらえるつもりでいたなんて

化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど
今夜死んでもいいから きれいになりたい
こんなことならあいつを捨てなきゃよかったと
最後の最後に あんたに思われたい


流れるな涙 心でとまれ
流れるな涙 バスが出るまで

流れるな涙 心でとまれ
流れるな涙 バスが出るまで

バカだね バカだね バカだねあたし
愛してほしいと 思ってたなんて
バカだね バカだね バカのくせに Ah
愛してもらえるつもりでいたなんて

 

今回は 中島みゆきさんと桜田淳子さんの『化粧』を

お届けいたしました。

切なく壮絶な歌ですが、誰かを本気で好きになると

こういう気持ちに なる事もあるのかもしれません。

 

 

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