そこは我が弟子の生まれ育った場所。
島に対する熱い気持ちと彼のライフワークを見極めるために。
初日は今回の旅の目的となった岩へ出向いたが、まさかの対面出来ず。
前日まで降り続いた雨の影響でアプローチ敗退。
到着後もしばらくは雲が立ち込めていたが、海辺に着いた頃には少しづつ晴れ間が見え始めていた。
海の岩を探る。
問題は降り口。
過酷な崖を降りた先に丁度いい岩があるとは限らない。
丁度いいと書いたのは訳がある。
それは高さであったり岩の硬さであったり形状であったり…。
一先ず、過酷な崖に微かな踏み跡があったので、釣り人の残した切れそうなフィックスを頼りに降りる。
するとそこは広大な岩壁が広がっていた。
…が、岩壁の下に転がった優良な石ころを彼は無視して更に遠くの岩壁に走る。
灯台もと暗し…
早速登る準備。
この質は奇跡とも取れる。
完全なる一目惚れ。
Upに適当な課題をいくつか登り、その後登らせてもらった。
最後のランジは度胸がいる。
本来ならこの手は着地体制を作ることからはじめるのだが、今回はどうしても一目惚れからの1撃が欲しかった。
フットホールドが欠け、1撃は成らなかったがロケーションの壮大さに後押しされ、不思議な力で即撃した。
島乙女とする。
その後、
この島特有の課題を堪能し早めの撤収を。
想像以上の民家っぷりで家を改造して営んでいる。
少し緊張したがこの地の文化を知ることができ、ありがたかった。
人の良さがはっきりと受けて取れた。
夜、栗と合流し飯を食べた後、ジムで情報共有し一日を終えた。







