黄色い家 / 川上未映子 | Naoの五線譜

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川上未映子さんの「黄色い家」の評価が高かったので、買って読みました。 (3/5読了)

 

いろいろな賞を受賞し、今年の本屋大賞にもノミネートされています。

 

今回の本屋大賞のノミネート作品 10点(順不同)

私が読んだ5冊の中では「レーエンデ国物語」か、この「黄色い家」かな… ?

「星を編む」や、「成瀬は…」は続編も、とても面白かったのですが、どうでしょうか ?

「リカバリー・カバヒコ」も面白かったですが、ブログにはまだアップしていません。

「存在のすべてを」は買ったばかりで、まだ読んでいません。

受賞作の発表は4月10日です。

 

碌でもない親を持つ4人の女性が、危ない仕事をしながら一軒家で共同生活を営んでいくストーリー。

凄まじい小説で、クライムサスペンスというらしく、最後まで緊張が持続しました。

皆んな幸せになって欲しいと願いつつ、 何度も先を読み進めるのが怖くなりました。

ハラハラドキドキで、とても面白かったです。

ただ、細かい所ですが、東村山のアパートを何度も文化住宅と表現していますが、東京では文化住宅とは言わないですよね。でも、あえてそうしているのかな…

 

川上作品は初めて読みました。

川上さんは、高校卒業後は弟を大学に入れるため、昼間は本屋でアルバイト、夜は北新地のクラブでホステスとして働いたそうです。

その時も経験もこの小説に入っているのかな …?

 

 

↓ 川上さんからのPR動画です。

 

川上さんは、次回の直木賞から選考委員になるそうですね。

次作を期待しています。

ありがとうございました。