ブレイディみかこ氏の「私労働小説」を読みました。(2/10読了)
ブレイディさんの「両手にトカレフ」を読んでとても面白かったので楽しみにしていました。
「shit job」とはクソのような仕事で、以前よく言われていた3Kは(きつい、汚い、危険) でしたね。
「きつい」は精神的な面と、肉体的な面のふたつがありますね。
フィクションですが、本当にあったことも若干混じっているそうです。
6編の短編から構成されていますが、舞台が日本だったり英国だったり、また、主人公は全部違います。
イギリスへ渡るために中洲でクラブのホステスと天神でガールズパプを掛け持ちしていた第一話をはじめ、全て実体験のような感じでとても面白かったです。
ブレイディさんの作品を通して、英国人の人種差別の酷い実態を初めて知りました。
ありがとうございました。
↓ 「両手にトカレフ」の感想
↓ 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の感想